庭や駐車場、道路などでよく使われる除草剤ですが、「犬が舐めたら危険なのか?」と不安に思う方は非常に多いです。
結論から言うと、少量であれば重篤なケースは少ないものの、種類や量によっては中毒症状が出る可能性があります。
本記事では、庭師としての実体験と情報をもとに、以下をわかりやすく解説します。
- 犬が除草剤を舐めた場合の症状
- 危険な除草剤の種類
- すぐにやるべき対処法
- 犬がいても安全に使う方法
除草剤を犬が舐めたらどうなる?結論
犬が除草剤を舐めた場合、以下の症状が出る可能性があります。
- 嘔吐・下痢
- よだれが増える
- ふらつき・元気消失
- 血便・血尿
- 呼吸異常・けいれん
特に散布直後の液体除草剤は危険性が高く、症状が出やすい傾向があります。
実際に、犬の中毒症状としては嘔吐や下痢、脱水などが報告されているケースもあります。
除草剤の種類と犬への危険性
① グリホサート系(例:ラウンドアップ)

最も一般的な除草剤で、広範囲の雑草に効果があります。
- 根まで枯らす強力タイプ
- 散布直後は特に危険
微量であれば安全性は比較的高いとされていますが、直接舐めると体調不良を起こす可能性があります。
ペットフードに含まれる微量レベルでは安全とされていますが、これはあくまで極微量の場合です。
② グルホシネート系(例:バスタ)

- 速効性がある
- 作物近くでも使える
比較的安全性が配慮されていますが、舐めると神経症状が出る可能性もあります。
③ 粒剤タイプ(例:ネコソギ)

- 長期間効く
- 土に残留する
一見安全そうですが、長期間成分が残るため接触リスクが高いのが特徴です。
犬が除草剤を舐めたときの症状
症状は摂取量や犬の体格によって変わります。
軽度の症状
- よだれ
- 軽い嘔吐
- 元気がない
中度の症状
- 下痢(血便含む)
- 脱水
- 食欲不振
重度の症状
- けいれん
- 呼吸困難
- 意識障害
特に大量摂取した場合は命に関わる可能性もあります。
犬が舐めたときの正しい対処法
① すぐに口を洗う
水で軽く洗い流します。
② 水を飲ませる
体内の濃度を薄めるためです。
③ 症状があればすぐ病院へ
以下の症状が出たら即受診してください。
- 嘔吐が止まらない
- ぐったりしている
- けいれん
散歩中に注意すべきポイント
除草剤が使われる時期
- 3月〜10月(特に6〜9月)
雑草の成長期は除草剤の使用頻度が高くなります。
危険な場所
- 道路の縁石
- 公園の草むら
- 枯れている雑草エリア
不自然に枯れている草は要注意です。
犬がいる家庭での安全な除草対策
① 散布後は乾くまで立ち入り禁止
最低でも半日〜1日は避ける
② 薄めて使う
リスク軽減には有効
③ 手作業除草(最も安全)
最も確実なのは手で抜くことです。
おすすめ:ペットに優しい除草対策
- 熱湯除草
- 防草シート
- 砂利施工
- 天然成分除草剤
除草剤を使わない自分でできる防草対策
特に小さい子犬がいる場合は、薬剤を使わない方法が最も安全です。
まとめ
犬が除草剤を舐めた場合、軽度で済むこともありますが、中毒症状が出るリスクはゼロではありません。
- 散布直後は特に危険
- 症状が出たら即病院
- 予防が最も重要
愛犬を守るためにも、除草剤の使い方と散歩ルートには十分注意しましょう。

