カイガラムシは、庭木や植木に発生しやすい代表的な害虫です。 「白い粒がびっしり付いている」「ベタベタして黒いカビが出てきた」 この症状が出ている場合、高確率でカイガラムシ被害です。
この記事では、庭師の現場経験をもとに カイガラムシの正しい駆除方法・本当に効く薬剤・再発防止策 を初心者向けに分かりやすく解説します。
カイガラムシとは?発生する原因
カイガラムシは、枝や幹に張り付いて樹液を吸う害虫です。 殻に覆われているため、通常の殺虫剤が効きにくいのが最大の特徴です。

- 発生時期:5月〜9月
- 冬は卵で越冬
- 風通しが悪い木に多発
- 剪定不足で発生しやすい
放置するとすす病(黒いカビ)を引き起こし、最悪の場合は木が枯れることもあります。
カイガラムシの駆除方法【基本は3ステップ】
① まずは物理的にこそぎ落とす(最重要)
殻に守られているため、いきなり薬剤を散布しても効果は薄いです。 まずは歯ブラシやヘラで物理的にこそぎ落とすことが重要です。
- 歯ブラシ
- 竹串・割り箸
- ヘラ
この工程をやるだけで駆除効果が大きく変わります。
② 冬はマシン油乳剤で窒息させる
12月〜2月の休眠期にマシン油乳剤を散布すると、 卵や幼虫を窒息させることができます。
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③ 幼虫期(6〜7月)に殺虫剤を散布
殻がない幼虫期が最大のチャンスです。 この時期に薬剤を使うと効果が高まります。
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やってはいけないNG対策
- 木酢液だけに頼る
- 重曹スプレーのみ
- 放置する
一時的に減っても、ほぼ確実に再発します。
カイガラムシを予防する方法
① 透かし剪定で風通し改善
枝が混み合うと発生リスクが高まります。 定期的な剪定が最大の予防策です。
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② 冬の防除を習慣化する
毎年1回、休眠期にマシン油乳剤を散布するだけで、 翌年の発生率が大きく下がります。
③ 株元に粒剤を使う(予防)
予防目的で使うならオルトランDX粒剤が有効です。
業者に依頼すべきケース
- 幹全体にびっしり付着
- 高木で作業が危険
- 毎年繰り返す
重度の場合は、早めに専門業者に依頼した方が 結果的に安く安全に済むケースもあります。
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まとめ
カイガラムシ駆除のポイントは 「物理除去+適期防除+剪定管理」です。 薬だけに頼るのではなく、正しい順番で対策を行いましょう。
早めの対処が、庭木を守る最大のコツです。
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