庭師 剪定(チャボヒバ編 剪定したチャボヒバと刈り込んだチャボヒバを徹底比較)

お世話になっております🙇

庭木で人気のある樹木としてチャボヒバも挙げられています。

チャボヒバはヒノキの園芸品種でヒノキに比べると枝葉が短くて密生する性質があり、その様子を短足のチャボに例えて名付けられました。生長がゆっくりな樹木で初期の生育は特に遅いです。(1m伸びるのに5~6年かかると言われています)ヒノキ・サワラ類の中ではオーソドックスで庭木としてもっともよく使われているもののひとつです。庭の洋風和風を問わずに幅広くマッチし、きれいに仕立てられたチャボヒバは何となく気品があり高級な感じがします。

こんもりと茂って様々な形に仕立てることができます。

よくあるのは各枝ごとに玉造りになっている物です。

枝先に葉っぱが玉状に固まっており、刈り込むことで形を整えます。

チャボヒバです。

玉の1つを拡大してみます。

こんな感じになっています。

この玉をハサミで刈り込んでいきます。使用するハサミですが刈り込み鋏だと少し大きいためやりづらい場合があります。そのため片手で使える刈り込み鋏を使うと非常にやりやすいです。

無い場合は両手の刈り込み鋏でもオッケーです。コツとしてはあまり深く刈り込まず表面に出ている葉っぱを揃えるイメージです。

深く刈りすぎてしまうと枯れてしまう恐れがあります。

こんな感じになります。

近くで見ると不揃いにも見えますが問題ありません。

注意する点として

脇や裾を揃える

枯れ葉を落とす

この二つが大切です。

表面を刈り揃えても裾が汚いと全体的に汚く見えてしまいますので裾はしっかり刈り込みます。

枯れ葉は玉の中に溜まっているので両手で擦るようにすると綺麗に取れます。最初に玉を両手で擦り、刈り込むと効率よく綺麗に出来ます。

続いてチャボヒバの剪定です。

上記のように刈り込みで仕上げる庭がほとんどですが剪定で仕上げるケースもあります。

こちらもチャボヒバになりますが玉造りではないため枝先の細かい枝を残す剪定で仕上げたいと思います。

こちらも枝先の一部を拡大してみます。

こちらが拡大図です。

葉の集合体から輪郭よりも出ている枝(強い枝)を取り除き、細かく小さい枝を残すようにします。

このように枝先にパラッとした小枝や葉っぱを残すことで美しく仕上げることが出来ます。

コツとしては必要以上に切りすぎないことです。

極端に言えば太い枝を取った後は小枝はいじらなくてもある程度整ってしまいます。必要以上に小枝を触って薄くしすぎてしまうのも木にとって良くないので切りすぎないということを念頭に置いてください。

ただ内部は枝が混みやすいため多すぎる場合や方向の悪い枝は取り除いて内部まで日が当たるようにします。

剪定後のチャボヒバです。

このように小枝を残すことで刈り込みで仕上げるのとは一味違う感じにすることが出来ます。

どちらの仕上がりが好みかは人によりますがチャボヒバが綺麗になっていると庭が締まって見えるのでお手入れ必至です!

ただ、2通りのやり方があるけれど刈り込みの方が簡単だからそちらで仕上げたほうがいいのでは?

その通りです。刈り込みの方が難易度は低いため初心者でも綺麗に仕上げることが出来ます。

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刈り込みと剪定とではメリットとデメリットがあるのです。

刈り込み仕上げメリット

作業時間が早く、綺麗に仕上がる。

デメリット

内部の枝が枯れるので年々枯れ葉の除去が大変。

剪定仕上げメリット

内部にもよく日が当たり、枯れ葉が少なくなる。

デメリット

とにかく手間がかかる。

特性を理解しつつあったやり方で仕上げることをオススメします。

チェーンソー 使い方 (庭師が教える 伐採の方法と片付けのやり方を解説)

お世話になっております🙇

庭師の仕事は様々ですが、庭木を元から切ってしまう伐採という仕事も庭師の仕事としてよく依頼されます。伐採は形を整える剪定や刈り込みなどのお手入れとは違い、樹木を元から切って無くしてしまう作業です。

それは樹木の大きさに関わらず依頼されますが大きさによってやり方が異なってきますがそれは後程解説します。

まずは、伐採をおこなうに当たって必要となる道具を紹介していきます。

幹が細いものなどはノコギリを使って切ることも可能ですが、幹が太くなるとノコギリでの作業は手間がかかるし、何より腕がパンパンになります。

太い幹を伐採するときはチェーンソーという道具を使うことで効率化を図れます。

チェーンソーは、多数の小さな刃がついたソーチェーンを動力により回転させて、ノコギリと同様に対象物を切ることができる動力工具の一種です。主に林業などで使われます。日本語ではでは鎖鋸といいます。

ソーチェーンとは刃の部分のことでチェーンのようになっていることからそう呼ばれていて、ガイドバーと呼ばれるバーに取り付けて使用します。

インターネットから引用

一般的なチェーンソーです。先端の黒い部分がガイドバーとソーチェーンになります。

簡単な使い方ですがエンジンをかけて、アクセルを吹かせるとソーチェーンが高速回転し、木に当てると削るように木を切断して行きます。

背丈くらいの木を伐採すると仮定して解説します。

充分な広さがある場合は根元に刃を入れて一発で倒す方法もありますが、木の上部から少しずつ切っていく方法もあります。

どちらもメリットとデメリットはあります。

根元から一発で倒す方法

メリット

作業が早い

刃をいれる回数が少ないのでチェーンソーの負担が少ない

デメリット

倒した後に運びやすいように細かく切らなければならない

充分な広さがないと作業が行えない。

上から少しずつ切っていく

メリット

細かくなるので後の掃除がしやすい

狭い場所でも安全に作業ができる。

デメリット

少々時間がかかる

チェーンソーへの負担がかかる

このように分類されますが安全面を考慮するのであれば上から少しずつ切っていく方法が良いでしょう。根元から一発で倒す方法は上級者向けと言えます。

片付けの方法ですが枝や幹を積み込む車種によってやり方が変わってきます。今回はダンプカーを使った場合とパッカー車を使った場合で解説します。

ダンプカーの場合はダンプカーの幅ほどに木を切っていれば乗せることが出来ますし、枝や幹の太さ関係なく乗せられるのがメリットです。

ただ車高が高いため乗せるときに持ち上げなくてはいけなくて少々大変な作業になってしまいます。

またコンパネと呼ばれる木の板を車の横に設置するとその高さまで積むことが出来ますがかさばりやすく、それほど多い量を積むことが出来ないのがデメリットです。

インターネットから引用

コンパネを積んだトラックです。コンパネの高さまでゴミを積むことが出来ます。

続いてパッカー車です。

パッカー車はダンプカーと比べて積める枝ゴミの量が桁違いです。また、車高も低くゴミを持ち上げなくて良いため作業に関しては非常に楽と言えます。

ただあまりにも太い幹は積めないのがデメリットです。あまりに太い幹を積み込むと故障する恐れがあるので大体自分の腕よりも一回り大きいくらいの太さの物が限界だと思っていただければいいです。

太い幹はダンプカーに積むことになります。

ベストな車種の選定として枝ゴミが多いときはパッカー車とダンプカーを併用します。ほぼ幹のゴミであまり量がなければダンプカーのみで対応するようにします。

このように便利なチェーンソーを使った作業になりますが大変な作業なので機械もダメージが多いためメンテナンスは欠かせません。

販売店や修理店に依頼すれば、必要なメンテナンスを受けられます。簡単な点検、整備、部品交換などは使用者自身が行うこともできます。

清掃

木を切ったときに発生するおがくずや、飛び散ったオイル、泥などの汚れを清掃します。

カッターを研ぐ(目立て)

丸ヤスリでカッターを研ぎます。定期的な目立ては必須の作業であり、林業などでは休憩を兼ねて行うほど頻繁に行います。不適切に研がれたカッターは切れにくいばかりでなく、キックバック(作業中に意図せずチェーンソーが作業者向きに急激に跳ね上がる現象で、死亡事故につながる可能性も高い非常に危険な現象です)それにより燃料消費や振動を大きくするが、いくつものカッターをすべて適切に研ぐのは練習を積まなければ困難で、メーカーは補助工具を販売しています。

点検

破損や部品の脱落が発生していないか、摩耗したり劣化したりして交換を必要とする部品がないか点検します。

調整

アイドリング回転数やチェーンオイル吐出量が最適になるよう調節します。修理は破損、摩耗、劣化した部品を交換します。給油は燃料やチェーンオイルを給油します。

さらにチェーンソーはそれ自体が高速で駆動する刃物であり、さらに騒音、振動、木くずを発生させる。また、チェンソーを使って木を切るときは、切った木によって使用者が傷つけられる可能性もあります。これらの複合的な危険性から使用者を守るため、メーカーによって以下のような安全対策が提供されています。

個人用保護具の着用

ヘルメット:頭を保護します。森林内や斜面など、落下物や転落の恐れがある場所で着用します。

顔面保護具:飛散するおがくずから顔を保護します。顔を覆うメッシュ製のスクリーンになります。

保護めがね:スクリーンを通り抜ける細かい塵から目を保護します。

イヤーマフ:エンジンの騒音によって難聴になるのを防ぎます。

チェンソーズボン:カッターを脚に当てた時に瞬時にカッターを止める機能を持った、特殊繊維入りのズボンになります。

チェンソーブーツ:ズボンと同様に足を保護します。

機械自体の対策

エンジンを止めるほどではないが、短時間チェンソーを使わないときにチェーンの回転を止める「チェーンブレーキ」を備えています。チェンソーを使わないときにすぐにエンジンを止められるよう、スイッチを操作しやすい位置にレイアウトしています。各国の排気ガス規制に適合するようエンジンを改良していて、騒音を少なくするマフラーを備えています。キックバックが発生しにくいような形状のソーチェーンを開発しています。

例えば、ブレード先端を細くして同時に掛かるコマ数を少なくすることや、カバーを装着して先端のコマが対象物に当たらないようにしています。キックバックが発生した時に、前ハンドルを握っている手が自然にチェーンブレーキを作動させられるように、ブレーキレバーの形状を工夫しています。

上記の振動、騒音、排気ガスの内燃機関に起因する問題の対策として、電気式チェーンソーがあり、以前説明した充電式などはこれに当たります。

チェーンソーは便利ではありますが一歩間違えれば身体を傷つけて悪いときには亡くなってしまうこともあります。実際、現場での事故はチェーンソーが多いといわれています。

だからこそ正しい使い方をしっかりマスターして安全に作業が出来るようにしていかなければいけません。

草刈機 使いかた 庭師が機械の使用法や特徴、種類の違いを解説!

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今時期は冬場でほとんどの草木は休眠機に入って枯れ草状態になっております。

後 2ヶ月程して暖かくなってくるとそれに比例して草の活動も活発になってきます。

そうなってくると草が繁るのはあっという間で一面が草で埋まってしまいます。

こちらは昨年の7月に入った現場ですが草丈の高い草が生い茂っていて地面が見えません。

そんなときにはどうするか?草を取り除く事で綺麗になります。ただこれだけの量を手でむしるのは正直日が暮れてしまいます。効率的ではありません。

そこで庭師はよく草刈り機を使用して作業します。

草刈り機というとくくりが大きくなるのでピンポイントでこのような現場で使う肩掛け式草刈り機の解説をしていきます。

インターネットから引用

こちらが肩掛け式の草刈り機になります。

簡単に使い方ですが、持ち手とエンジンの間に肩掛け用のバンドがついていてそれを肩にかけて持ち手を持ち、刃のついた部分を地面に平行において刈っていくという仕組みになります。

肩掛け式の草刈り機は先端のアタッチメントを替える事で用途によって使い分けることができます。写真は刃がついていると思いますがそれをナイロンコードと呼ばれるヒモのような物に替えることができます。

インターネットから引用(ナイロンコード)

それぞれの使い方は次のとおりです。

まずは先端のアタッチメントを刃にした場合です。

アタッチメントを刃に替えるときはどのような状況か?

1.草丈が高いとき

現場の草が高く伸びているときはある程度茎が太い場合が多く、ナイロンコードでは刈りきれない場合があります。その時に刃を使うとサクサク刈ることが出来ます。

2.地面が砂や砂利の時

地面が砂や砂利の場合は注意が必要です。肩掛け式の草刈り機は使っているとどうしても石が飛びやすい特徴があるのです。特にナイロンコードを使った時は物凄い量の石が飛びます。刃を使えば多少の石は飛びますがナイロンコードを使ったときよりも石の飛散量を減らすことが出来ます。

反対にナイロンコードを使う場合はどうするか?

先ほどデメリットをちらちら解説した形になりましたがナイロンコードのメリットももちろんあります。

1.草が小さいとき

刃を使う場合はある程度草丈が大きく量が多いときはざっと刈るのに効率よく便利ですが小さい草の時は全部刈りきれない事が多いです。そんな時はナイロンコードを使って刈ると綺麗になります。

2.地面の端や際を刈るとき

刃は円形になっていてその部分しか刈れないため形状が決まっている地面の端や際は刈ることが出来ません。そんな時はナイロンコードを使うことで端も際も綺麗に出来ます。素材がナイロンなので端や際にある障害物とうも傷つける心配が少ないのもメリットです。

このように刃とナイロンコードで違いがあり用途によって使い分ける必要があります。

では写真の現場ではどう作業するでしょうか?

現場の特徴ですが、

面積は50㎡ほどで草丈は高いもので背丈くらいになる。

地面は砂利が敷いてある箇所がある。

その特徴を踏まえ、手順を決めて作業をしていきます。

①大きい草を刃のアタッチメントで荒刈りする

まず草が生い茂っていて視界が悪いためある程度高い草を刈っていきます。ここで、刈り方のコツです。

刃は地面と平行になるようにします。そのためには肩掛け用のバンドの長さを調整して刃の角度を調節します。この角度が非常に大切でこの形が出来てしまえば後は横に体を回転させることで余計なをいれずに草刈り作業を進めることができます。

②刈った背丈の高い草をある程度片付ける

刈った草は結構重量があるので次の作業の妨げにならないように片付けてトラックに積んでしまいましょう。

③アタッチメントをナイロンコードに替えて仕上げる

ある程度大きい草を刈ったことで視界も良くなり小さい草が残りますので後はナイロンコードで仕上げです。地面にベッタリ付けるのではなく少し浮かせて刈るようにしてください。砂利がある箇所はそれよりも高くして、アクセルを弱めて慎重に作業を進めます。

④刈った草を熊手で集めて掃除する

ここまで来たら掃除して完全に綺麗にしましょう。刈った草を熊手で集めてトラックに積みます。細かいゴミのみになったらブロワーを使って仕上げます。コンクリートの上とかに飛散した草が散らばっていますが残っていると汚く見えるのでブロワーで吹いて綺麗にします。

ブロワーで集めたらホウキでゴミを集めてトラックに乗せて完了になります。

作業完了後です。

あれだけ生い茂っていても道具を工夫して使うことでここまで綺麗にすることができます。

今年も草がこのようになると思うので場所や状況に応じた対応をしていければと思います。

ブロワーとは?用途と使い方を解説!きれいなお庭の仕上げ方や掃除のコツも伝授)

お世話になっております🙇

庭師の仕事で一番大切ことはなんでしょうか?綺麗に手入れが出来ることでしょうか?それともお客様とのコミュニケーションでしょうか?

確かにどちらも大切なことで庭師の仕事をするに当たって欠かせないことです。

綺麗に手入れをして管理できる技術がなければお客様を満足させられませんし、コミュニケーションが取れなければお客様の望む出来映えに近づけることは出来ません。しかしこれらは経験等によるものなので数を多くこなすことで形になってきます。

それよりも庭仕事には大切なことがあります。それは最後の掃除です。

何でと思うかもしれませんがこの掃除の出来映えによっては全てが台無しになってしまいます。

仮にすべての木を完璧に綺麗に仕上げたとしても切った枝ゴミが残っていればお庭は綺麗に見えません。

枝ゴミを綺麗に掃除して庭にゴミひとつ落ちていない状態にすることがお庭手入れの完成形になります。

よく庭師初心者は掃除を任されます。

理由としては、単純作業で特別な技術は必要ないからです。しかし単純なこの作業ほど仕事において一番大切になります。逆にいえば掃除が雑だと他の手入れやお客様との会話にステージを上げることが出来ないと言えますし、掃除が綺麗に出来れば他の仕事も自信を持ってできるようになります。

今回は初心者でもよく分かるようにに基本的な掃除のやり方を伝授します。

普段の庭仕事にも活用できるので必見です。

枝ゴミは大きいゴミと小さいゴミとで分けることが出来ます。さらにそこから細かいゴミ、ちりゴミとなっていきます。大きいゴミとは簡単に言えば熊手で集めるには大変なゴミです。この大きなゴミは手運びでトラックなどに乗せるとよくはかどります。

小さいゴミは熊手で運べるだけのゴミである程度熊手を使って集めてテミと呼ばれるちり取りでトラックに乗せます。それよりも細かいゴミはホウキで集めることも出来ますが庭の木を切っている場合は同じ場所にゴミがあるとは限らず、いろいろな場所に木があり、その下に枝ゴミは落ちることとなります。

そのため一ヶ所ずつホウキで集めては非効率になります。

そこで便利になってくる道具がブロワーと呼ばれる道具になります。

ブロワーとは簡単に言いますと送風機のことです。

インターネットから引用

上のように機械前方の筒状の吹き出し口から風を出してゴミを一ヶ所に集めることができる道具です。

ブロワーは非常に便利で細かいゴミであれば風によって綺麗に仕上げることが出来ます。ホウキで掃くよりも綺麗になるため非常に重宝します。

熊手で枝ゴミを運んで葉っぱのみになったらブロワーを使ってゴミを集めることができるのです。

そんな便利なブロワーですが使うときには注意点があります。

1.枝が残っていると風で飛ばない

ブロワーを使うのはあくまで最後の仕上げです。まだ枝が残っているときは風で飛ばないため逆に非効率になります。必ず葉っぱなどの軽いゴミのみになったときにブロワーは使います。

2.ホコリが舞いやすい

ブロワーは風を送り出す機械なので吹き出した風によって土ぼこりが舞う場合があります。思わぬ苦情がきたりもするので回りをしっかり確認して吹き出す風の強さを調節して土ぼこりの被害を最小限にします。ちなみに風の強さはアクセルによって調節可能です。

次にブロワーの使い方についてです。

上手く使いこなすには練習が必要ですが使いこなせると掃除がグッと楽になります。

1.風を吹き出してゴミを飛ばすときに進みすぎない

どういうことかといいますと、ブロワーは風を出してゴミを前に運んでいきますがその一点だけに集中しすぎて前にどんどん進んで行くことが多いです。ゴミはまず自分が立っている位置の前半径はその場所にとどまって前に送るようにします。一点だけに風を当てるのではなく半径を確認して半径分のゴミを前に送るということです。こうすることでゴミの吹き残しがなくなっていちいち戻らなくても良くなるので掃除効率が良くなります。

2.ゴミを集める箇所付近にきたら風の強さを弱くして飛びすぎないようにする

ブロワーはゴミを集める箇所まではアクセル全開で使うことがほとんどですが箇所付近にきたらゴミをそこに置かなくてはいけないので風の強さを弱くしてせっかく集めたゴミが飛んでいかないようにする必要があります。

ここまで来たら後は集めたゴミをホウキで収集して完了です。

ゴミの大きさによって使う道具を変えて効率化を図る。時間が勝負の庭師にとって非常に大切なことです。

ここまでで掃除の流れを解説しましたがまとめです。

大きい枝を集める

大きい枝→手運びか大きめの熊手で集める。

小さい枝を集める

小さい枝→熊手で集めてテミで回収する。

葉っぱや細かい枝を集める

ブロワーを使って一ヶ所に集める。

集めたゴミをホウキとテミを使って仕上げ

完了!

さらなる美しさのために応用編です。

切った木の下が何も障害物がないとやりやすいのですが低木があったり草花があったりするケースもあります。その場合、その障害物に切った枝が引っかかります。これをかかり枝というのですがこのかかり枝を放置するとどうなるか?

最初のうちは目立たないのですが切った枝なので徐々に枯れて茶色くなります。そうなると見た目がすごく悪くなり、せっかく綺麗に剪定したのに台無しです。

落ちた枝を片付ける前に障害物があるときはかかり枝がかかっていないか確認してあれば取り除きます。見にくい場合は熊手などでその障害物を軽く叩くと隠れていたかかり枝がでてきます。

手順を加えるとしたら大きな枝を集める前にかかり枝を徹底的に除去します。ここまでやってお庭の仕上げが完成します。

正直手間だなと思うかもしれませんが大切なんです。お金を出して植木屋さんを頼んでいるのですからそこまでやってこそ商売として成立すると思います。初心者でも出来るいわゆる基礎の作業ですが突き詰めれば基礎が一番大切だということに気づかされます。

それは庭仕事だけでなくあらゆるジャンルでも該当すると思います。経験を詰めば技術はどんどん身に付いてきますので天狗にならず常に基礎が大事だと言い聞かせて今後も仕事できると良いですね。

ちなみに先ほど紹介したブロワーですが、私たち庭師はエンジン式の物を多用しています。他にも充電式の物などいろいろな種類があるのですがそれぞれに利点、欠点があります。

少し紹介したいと思います。

エンジン式のブロワー

利点

馬力が強いため風力も強い。そのためある程度のゴミを風で飛ばすことができる。

欠点

燃料が必要で燃料代がかかる。音が少しうるさく、騒音が気になる。

充電式のブロワー

利点

バッテリーを充電して使用するため燃料代がかからない。

音が静かで騒音が気にならない。

欠点

エンジンの物よりも風力が弱い場合があり、本当に細かいゴミしか集められない。

バッテリーが切れたら使えない。予備の準備は必須。

このようにエンジンと充電のもので違いがありますがこれも場所や用途に応じて使うと便利です。

例えば家の中などを掃除する際は充電式の物を掃除機と併用したりすると便利かもしれません。音も静かですし、バッテリーが切れたらすぐに充電もできます。

最近は車の中でも使えるブロワーも販売されているみたいですね!今度見に行きたいと思います!

庭師のお仕事 (イヌシデ〈ソネ〉の強剪定とは?その特徴も解説)編

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公園剪定真っ只中です。今回は毎年手をつけるわけではなく、実に3年程放置をしてしまったイヌシデ(ソネ)を思い切り小さくします。

とてもノコギリだけでは枝が太すぎるためチェーンソーを使っての手入れになります。

大体高さは5メートルくらいなので上部は脚立では届かないため登っての作業となります。

木に登ってのチェーンソー使用となるため注意しなくては行けないことがあります。

1.誤って落下しないよう足場を確保し、安全帯を使用する。

木に登っての作業で一番気を付けなくては行けないことは木から落下することです。落下することにより大怪我をしたり、酷いときには死に至ることもあります。それを防ぐために、まずは両足が必ず枝に乗っているかどうか。理想は両足と背中と三点で支えられていればベストです。それプラス安全帯の使用です。木に巻き付ける事で誤って落下したときに巻き付けた木に宙吊りになるので地面に激突するのを防ぐことが出来ます。安全帯は腰に巻き付けますが正しい位置に身に付けないと吊られたときに内蔵を圧迫してしまいます。特にお腹に近い位置に身に付けるのは危険です。また、腰の下の方に着けてもスルッと外れて落下しますので必ず骨盤の上らへんに身につけます。

最近ではその安全帯よりも多くの支点で体を支えるハーネスの着用を義務付けてきています。使用には講習を受けなくては行けませんが安全帯よりもさらに安全かつ体への負担が少ない構造になっています。少し動きづらいのが難点ですが安全面ではかなり信頼が持てます。

2.チェーンソーのエンジンをかけっぱなしにしない。

次に怖いのが誤って体をチェーンソーの刃で切ってしまうことです。枝を切ったら地面に落下させるのですがそのときには必ずエンジンを切って落とすようにします。普通アイドリング時には刃は止まっていますが誤ってアクセルに枝などが触れたりする恐れがあります。また安全レバー(レバーを押すことでアクセルを吹かしても刃が回らなくなる)というものも着いていますので枝を切る作業の時以外は必ず刃を回らない状態にします。

3.枝を落下させる際は必ず安全を確保する。

枝を落下させるときには下に人や物がないかを確認してから落とすようにします。枝も中々の重さなので物に当たったら壊れますし、人に当たったらそれこそ大怪我をしてしまいます。必ず回りへの配慮を心がけます。

チェーンソーの剪定後と剪定前になります。

手前はチェーンソー剪定後です。後ろの剪定前と見比べて見ると大分高さを落としていることがわかります。

これは休眠期に入っていて芽吹きが比較的強い落葉樹だから出来ることで常緑樹では中々出来ないことです。

これだけ切ってもまた葉が繁り、あっという間に大きくなってしまうので木の成長が力はすさまじいですね!

最近、依頼があったのですが

イヌシデが一本枯れてしまったとの事で伐採を行いました。

上部の写真がイヌシデの切り株で下部がチェーンソーで切った幹になります。

伐採してみて何で枯れてしまったかがわかりました。

恐らく、伐採した幹に無数の穴が空いていることからテッポウムシ(カミキリ虫)の被害を疑います。

テッポウムシはモミジなどに多く入りやすい害虫で

木に穴を空けて侵入し、根っこから幹内部を食害しスカスカにしてしまいます。

もうスカスカになると手遅れで徐々に枯れが入ります。

テッポウムシは厄介で中々存在に気づきにくいのが被害拡大の大きな原因です。

こちらにも詳しく記載しているので参考にしてください。↓

【庭師監修】ヒマラヤスギの剪定方法|時期・コツ・失敗例を初心者向けに解説

ヒマラヤスギは見た目が美しく、公園や広いお庭によく植えられている常緑針葉樹です。
しかし、成長が早く放置すると大きくなりすぎてしまうため、正しい剪定がとても重要です。

この記事では、現役庭師の視点から
・ヒマラヤスギの特徴
・剪定に適した時期
・失敗しない剪定方法とコツ
を、初心者にもわかりやすく解説します。

ヒマラヤスギとは?特徴と注意点

ヒマラヤスギは、一般的なスギとは異なり、針のような細長い葉(約5〜7cm)を持つ常緑樹です。

  • 明るい緑色の針葉
  • 成長すると非常に大きくなる
  • 公園・学校・大きな庭園によく植えられる
  • 寒冷地(-25℃以下)には弱い
  • ヤニが出やすく、剪定時に手や服が汚れやすい

葉は柔らかいですが針状のため、素手で触るとチクチクします。
剪定時は必ず手袋・長袖を着用しましょう。

ヒマラヤスギ剪定の基本的な考え方

ヒマラヤスギ剪定で大切なのは、強い枝を残しすぎず、やわらかい枝を活かすことです。

  • 下に垂れ下がる柔らかい枝を活かす
  • 木と逆方向に伸びる枝は整理する
  • ゴチャついた内部の枝を間引く

残す枝・切る枝の見分け方

残すべき枝

  • 弧を描くように放射状に広がる枝
  • 自然なカーブを描く下向きの枝

切るべき枝

  • 木の内側に向かう枝
  • 真下にストンと垂れすぎている枝
  • 幹と逆方向に出ている枝
  • 強く伸びすぎている太い枝

自然なシルエットを意識することが、仕上がりを良くする最大のコツです。

ヒマラヤスギの剪定手順【初心者向け】

① 内部の不要枝を整理する

  • 忌み枝(逆方向・内向き)
  • 強すぎる枝
  • 混み合った小枝
  • 下に向きすぎている枝

② 放射状に広がる枝を残す

弧を描くように広がる細い枝を残し、自然な形を作ります。
真下に落ちる枝ではなく、カーブする枝が基準です。

③ 枝先を揃えて仕上げる

飛び出している枝やバランスの悪い枝を軽く整えます。
ぶつ切り剪定は避け、将来の管理が楽になるよう枝を残すのがポイントです。

ヒマラヤスギの剪定に適した時期はいつ?

◎ 軽い剪定(形を整える)

5月〜7月頃

  • 新芽が伸びきった後
  • 樹木への負担が少ない
  • 見た目をキレイに保ちやすい

◎ しっかり剪定(枝数を減らす)

10月〜12月頃

  • 成長が落ち着く時期
  • 内部の整理・間引きに最適

△ 避けたい時期

  • 真夏(8月):弱りやすい
  • 厳冬期(1〜2月):回復が遅れる

透かし剪定の詳しい方法はこちら。
👉 透かし剪定のやり方

ヒマラヤスギと一般的なスギの違い

項目 ヒマラヤスギ 一般的なスギ
針状で長い 短く密
明るい緑 濃い緑
花粉 少なめ 非常に多い

ヒマラヤスギは高木になりやすく、脚立・高所作業・電線・建物との干渉など、個人での作業は非常に危険です。

  • 木の高さが3m以上
  • 電線・屋根・フェンスに近い
  • 太い枝を切る必要がある
  • 複数本ある

こうした場合は、無理をせず地域の剪定業者・造園業者へ相談することで、安全かつキレイに仕上がります。

まとめ|ヒマラヤスギ剪定で失敗しないコツ

  • 内部の不要枝を整理する
  • 弧を描く自然な枝を残す
  • 真下に垂れる枝は控えめに
  • 強く切りすぎない

ヒマラヤスギは、毎年軽く・定期的に整えることで、美しい樹形を長く保つことができます。

よくあるトラブルと注意点

  • 脚立作業中の転落事故
  • 切った枝が屋根・フェンス・隣家に当たる
  • 電線に枝が引っかかる
  • 強く切りすぎて枯れ込む

ヒマラヤスギは見た目以上に作業リスクが高い樹木です。
安全・仕上がり・将来の管理を考えると、
専門業者への依頼が結果的に安心・安全・コスト面でも有利なケースが多くなります。

【衝撃】コブシが突然枯れる原因|犯人はテッポウムシだった

お世話になっております🙇

先日行ったお客様宅での作業で、前年は多くの蕾をつけていたコブシが、無惨にも枯れてしまっている現場に遭遇しました。

毎年、花芽を多く残すために徒長枝のみを切る軽めの剪定を行っていたため、剪定が原因とは考えにくく、非常に不可解な枯れ方でした。

最終的に安全面を考慮し、伐採を行うことになりました。


枯れ木伐採の様子

樹木全体に枯れが入っていたため、木に登っての作業は危険と判断。

脚立を使用し、上部から少しずつ切り分けていく方法で伐採を進めました。

この方法は、枝の重量を分散させながら作業できるため、安全性が高くなります。

枝をすべて落とした後は、幹の伐採へ。

幹は太く重量もあるため、倒す方向や荷重に注意しながら慎重に作業を進めました。

無事に切り終えた後、衝撃の光景が待っていました。


コブシが枯れた原因

幹の断面を見ると、中央に大きな穴が空いていました。

この空洞化こそが、今回コブシが枯れてしまった最大の原因です。


犯人はテッポウムシ(カミキリムシ幼虫)

コブシを枯らした犯人は、害虫であるテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)である可能性が非常に高いと判断しました。

テッポウムシとは、カミキリムシの幼虫のことで、幹の中を食害しながらトンネル状の穴を作ります。

幹に鉄砲が通ったような細長い穴を開けることから「テッポウムシ」と呼ばれています。

テッポウムシの生態

  • 発生時期:6月〜10月頃
  • 産卵場所:幹の地際部分
  • 幼虫期間:翌年5月頃まで幹の中を食害
  • 成虫になるまで:1〜2年かかる場合もあり

幼虫は白く、少し平べったい頭でっかちな形をしています。

幹の根元におがくず状のフンが落ちている場合は、テッポウムシ被害を強く疑う必要があります。

葉を食べる害虫と違い、テッポウムシは幹の内部を食害するため、発見が遅れると致命的です。

たった1匹でも幹の中を食い荒らされることで、樹木が水分や養分を運べなくなり、最終的に枯死してしまいます。

今回のケースでは、おがくずが確認できなかったため、発見が遅れてしまいました。

なお、テッポウムシはコブシだけでなく、モミジ・サクラ・ウメなどにも被害が出ることがあります。


テッポウムシの駆除方法

テッポウムシの駆除には、専用の駆除剤が市販されています。

基本的な駆除手順

  1. テッポウムシの開けた穴を探す
  2. 細長いノズルを穴の奥まで差し込む
  3. 薬剤をしっかり噴射する
  4. 園芸用パテや木工用ボンドで穴を塞ぐ

穴を塞がずに放置すると、アリや菌が侵入し、さらに樹木が弱る原因になります。

10日ほど経過後、株元に再び木くずが出ていないかを確認し、出ていなければ駆除成功です。


原因不明の枯れは害虫を疑う

剪定の失敗や土壌不良が考えにくい場合、害虫被害を疑うことで原因が特定できるケースは非常に多いです。

特にテッポウムシは発見が遅れやすく、気づいた時には手遅れになることもあります。

幹の根元におがくずがないか、定期的にチェックすることが、大切な庭木を守るポイントです。

庭木の異変に気づいた場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。

<超貴重>ゴルフ場の芝張り替え

お世話になっております🙇

先日の仕事ですがゴルフ場の芝張りに行って参りました!もっと厳密に言うとゴルフ場のグリーンの傷んだ芝生の張り替え作業でした。

グリーンの芝張り替えなんて始めてのことなので非常にわくわくしました。

お気づきかと思いますがゴルフ場では場所によって芝生の種類が違います!

場所ごとの芝生の違い

1.フェアウェイ

普通のフェアウェイでの芝生は主に高麗芝のようなものが使われています。高麗芝は日本性のもので一般的な野芝に比べて芝生の密度がきめ細かい特徴があります。

インターネットから引用

こちらが野芝。公園などに主に使われます。

インターネットから引用

こちらが高麗芝です。こちらの方が野芝より決め細やかなのが特徴です。洋風のお庭などに使うことが多いです。

2.グリーン

次にグリーンですがフェアウェイの高麗芝よりももっと細かい姫高麗というものや洋芝のベントグラスという種類のものが使われています!

インターネットから引用

姫高麗芝になります。

一般的には姫高麗のほうが高麗芝よりも決め細やかという認識ですが生育環境によっては高麗芝のほうが細かくなる可能性もあるので大差ない❗と思っていただいて大丈夫です。

インターネットから引用

こちらがベントグラスです。

高麗芝よりも遥かに決め細やかなのが一目瞭然ですね。

まるで人工芝なんじゃないかと思わせるような細やかさと綺麗さです。

このベントグラスは洋芝で寒地型の芝生になります。

ちなみに日本の野芝、高麗芝などは暖地型芝になります。

暖地型芝 寒地型芝

暖地型芝生は冬に地上部が枯れて休眠するのが特徴です。
暖地型芝生の生育適温は25~30℃で、ノシバやコウライシバは15℃前後で生育が緩慢になり、10℃以下になると休眠し、地上部が枯れた状態になります。春になって温度が高まると、再び芽が出て緑色になります。暑さ、乾燥にも強いです。

一方で寒地型芝は、寒さに強く、冬でも青い芝生で、関東より北に向いています。寒地型芝はすべて西洋芝と呼ばれるもので、ベントグラス類、ブルーグラス類、フェスク類、ライグラス類などがあり、種により生育させます。摂氏5℃前後から生育を開始し、生育適温は15~20℃です。22℃以上の平均気温が2ヶ月以上続くと夏枯れを起こしやすくなりますが、0℃以下でも枯れることなく寒さには非常に強いのが特徴です。

施工

私たちはこのベントグラスをグリーンに張っていきます。

ホームセンターで売っているような正方形の束になっている芝生ではなくロール状で1mくらいあるものを張っていきます。

芝の根が砂多めなので形が崩れやすいため力を入れすぎてちぎれないようにしないといけません。

芝生の据え付けは木の板を使って真っ直ぐに調整するようにします。

気持ちは120%つめる(ぎゅうぎゅうに)つもりで
横同士はぎゅうぎゅうに押しこみ、
縦同士もぎゅうぎゅうに押しこみますが

押し込みすぎると端が盛り上がってしまうのでその部分を木の板で叩いて平らに調整します。


1枚から2枚張ったら真っ直ぐかどうか

目視して、ずれがあれば板で調整します。

完成

こんな風に仕上がります。

しっかり張れば1ヶ月くらいで
根付きます。

しっかり根付いて1ヶ月後には誰もがラウンドで使えるようになったら良いですね!

支柱の目的とは?庭師が教える支柱の種類と正しいやり方

お世話になっております🙇
現役庭師が、庭木の支柱の目的・種類・正しいやり方を初心者の方にもわかりやすく解説します。

「なぜ支柱を立てるの?」「どんな支柱があるの?」「やらないとどうなる?」といった疑問を、この記事で全て解決します。

支柱の目的とは?なぜ必要なのか

支柱の最大の目的は、植栽直後の樹木を安定させ、根付くまで倒れないようにすることです。

  • 強風による倒木防止
  • 根の活着(根付き)を助ける
  • 幹が傾くのを防ぐ
  • 樹形をきれいに保つ

特に植えたばかりの木は、根がまだ十分に張っていないため、風で簡単にグラつきます。 その状態が続くと、根が切れたり、最悪の場合は枯れてしまう原因になります。

支柱をしないとどうなる?

支柱を立てないと、以下のようなトラブルが起きやすくなります。

  • 強風で倒れる
  • 根が切れて活着しない
  • 幹が曲がったまま育つ
  • 見た目が悪くなる

結果的に、せっかく植えた庭木が弱ったり、枯れてしまうこともあるため、支柱はとても重要な作業です。

支柱の種類一覧(代表的な支柱)

庭木の大きさ・幹周・用途によって、使う支柱の種類が変わります。

二脚鳥居支柱

今回ご紹介するのが、この二脚鳥居支柱です。

  • 幹周:9cm~29cm程度
  • 中低木〜中木向け
  • 見た目がきれい

二本の杭で鳥居の形を作り、樹木を前方向から支える支柱方法です。

三脚鳥居支柱

  • 幹周が太い樹木向け
  • 強風対策に強い
  • 大きな庭木・高木向け

添え木支柱

  • 小さな庭木
  • 軽い補助用
  • 低コストで施工可能

二脚鳥居支柱のやり方(基本手順)

ここからは、二脚鳥居支柱の基本的な施工手順を解説します。

① 杭を打つ

規定の長さにカットした杭を、左右にしっかり打ち込みます。
地上に出る部分は約950mm、埋設前は約1800mmが目安です。

② 横木を取り付ける

横木を取り付け、樹木が正しい位置に立つよう調整します。

③ 杉皮+シュロ縄で固定

幹に杉皮を巻き、その上からシュロ縄で綾掛けにします。

杉皮を巻く理由は、幹を傷つけないためです。 これをしないと、縛り部分が食い込んで木を傷めてしまいます。

④ 添え木の設置

必要に応じて添え木を設置し、幹・中・下の3点で固定します。

プロが使う支柱・資材(おすすめ)

現場でもよく使われる、信頼性の高い園芸資材をご紹介します。
DIYでもプロ品質で施工したい方は、以下を選ぶと失敗しにくいです。

おすすめ園芸用支柱(竹・鋼管)

  • タカショー 竹支柱(太さ16mm〜20mm)
  • 第一ビニール 鋼管支柱 イボ付タイプ

  • 👉 タカショー 竹支柱をチェック

    👉 第一ビニール 鋼管支柱 イボ付をチェック

    おすすめシュロ縄

    • タカショー シュロ縄 3mm
    • ユタカメイク シュロ縄 3mm(コスパ重視)
    👉 タカショー シュロ縄 3mmを見る

    👉 ユタカメイク シュロ縄 3mm

    おすすめ杉皮・幹保護材

    • 杉皮(幹当て用 園芸資材)
    • 幹保護テープ(代替品としても可)

    👉 杉皮(幹当て用)をチェック

    👉 幹保護テープ(代替品としても可)

    支柱で一番大事なポイント

    支柱作業で最も重要なのは、強すぎず・弱すぎず固定することです。

    • きつすぎ → 幹が傷む
    • ゆるすぎ → 支柱の意味がない

    また、結び方(イボ結び・綾掛け)も仕上がりの美しさに大きく影響します。

    文章だけではわかりにくいポイントも、動画なら一目で確認できます。

    まとめ:支柱は庭木を守る重要作業

    支柱は、ただ木を支えるだけでなく、庭木の健康と美しい樹形を守るための重要な作業です。

    • 植栽直後は必ず支柱を立てる
    • 樹木の大きさに合った支柱を選ぶ
    • 正しい縛り方で幹を守る

    見た目も美しく、しっかりと施工された支柱は、庭全体の完成度も高めてくれます。