松の剪定方法完全ガイド|時期・やり方・初心者でも失敗しないコツ

松は日本庭園や庭木として人気の高い樹木ですが、放置すると枝葉が密集し、見た目が悪くなるだけでなく害虫や病気の原因になることもあります。

しかし松の剪定は少し特殊で、一般的な庭木と同じように切ってしまうと樹形が崩れてしまうことがあります。

この記事では庭木管理のプロの視点から

  • 松の剪定時期
  • 初心者でもできる剪定方法
  • 失敗しないコツ
  • 剪定費用の相場

を詳しく解説します。

自分で剪定する人も、業者に依頼する人もぜひ参考にしてください。


松の剪定が必要な理由

松は成長すると枝が密集しやすい特徴があります。

そのまま放置すると次のような問題が起こります。

  • 枝が混み合い風通しが悪くなる
  • 害虫が発生しやすくなる
  • 枝枯れが起こる
  • 樹形が崩れる

特に松は日本庭園では美しい樹形を維持することが重要です。

定期的な剪定を行うことで健康で美しい松を保つことができます。


松の剪定時期

松の剪定は主に年2回行います。

みどり摘み(春)

時期:4月〜5月

新しく伸びた芽(みどり)を摘み取る作業です。

これにより枝数が増え、松の形が整います。

もみあげ(秋)

時期:10月〜11月

古い葉を取り除く作業です。

風通しが良くなり、害虫予防にもなります。


初心者でもできる松の剪定方法

松の剪定は次の手順で行います。

①不要な枝を切る

まずは

  • 枯れ枝
  • 内向きの枝
  • 交差枝

など不要な枝を剪定します。

②芽を摘む

春に伸びる芽を手で摘みます。

長い芽は半分程度にするとバランスが良くなります。

③葉を間引く

葉が密集している部分を手で取り除きます。

風通しが良くなり松が健康になります。


写真で分かる松の剪定(施工事例向け)

剪定前
枝葉が混み合い、内部まで光が入らない状態

透かし剪定で不要な枝を整理

剪定後
風通しが良く、自然で美しい樹形に


松の剪定に必要な道具

松の剪定には次の道具が必要です。

  • 剪定ばさみ
  • 高枝切りばさみ
  • 脚立
  • 手袋

特に剪定ばさみは切れ味が重要です。

切れ味の悪いハサミを使うと枝が潰れてしまい、病気の原因になります。

  • 庭師御用達!初心者でも扱いやすい剪定バサミ一覧はこちら

  • 松の剪定で失敗しないコツ

    一度に切りすぎない

    松は一度に強剪定すると樹形が崩れます。

    少しずつ剪定することが大切です。

    枝の流れを意識する

    松は枝の流れを意識すると美しい樹形になります。

    自然な形を残すように剪定しましょう。

    上から下へ剪定する

    上の枝から剪定するとバランスを取りやすくなります。


    松の剪定費用の相場

    松の剪定を業者に依頼する場合の費用相場は次の通りです。

    木の高さ費用相場
    3m以下5,000〜10,000円
    3〜5m10,000〜20,000円
    5m以上20,000〜40,000円

    地域や木の状態によって費用は変わります。

  • 詳しいマツの剪定費用相場はこちら

  • 松の剪定を自分でやるメリット

    • 費用を節約できる
    • 好きなタイミングで剪定できる
    • 庭木の知識が増える

    ただし高木の場合は危険なため、無理せず業者に依頼するのがおすすめです。


    松の剪定を業者に依頼すべきケース

    • 木が高い
    • 枝が密集している
    • 剪定経験がない

    プロの庭師に依頼すると美しい樹形に仕上げてもらえます。

    松を美しく!プロへ依頼する

    価格.com くらしサポート 植木のお手入れ

    まとめ

    松の剪定は少し難しいですが、基本を覚えれば自分でも管理できます。

    ポイントは次の3つです。

    • 春と秋の剪定を行う
    • 枝を切りすぎない
    • 風通しを良くする

    適切に管理することで、美しい松を長く楽しむことができます。

      

    よくある質問(FAQ)

    松の剪定はいつするのがいいですか?

    春(4〜5月)のみどり摘みと秋(10〜11月)のもみあげが基本です。

    松の剪定は初心者でもできますか?

    小さい松であれば可能ですが、高木の場合は業者に依頼する方が安全です。

    松を強く剪定しても大丈夫ですか?

    強剪定は樹形を崩す原因になるため、少しずつ剪定するのが理想です。

    次に読むべきおすすめ記事

  • 綺麗な仕上がりに!透かし剪定のやり方
  • イトヒバの剪定方法と育て方|初心者でも美しく仕上げるコツを庭師が解説

    こんにちは。

    今回は人気の庭木のひとつであるイトヒバに関して解説していきます。

    イトヒバはヒノキやサワラなどヒバ系統の針葉樹になります。

    イトヒバの特徴

    イトヒバの特徴としては糸のようにしなやかに垂れる枝が特徴で綺麗に透かされたイトヒバは非常に美しいです。

    今回はお庭にもよく使われるイトヒバの管理や剪定方法に関して解説していければと思います。

    イトヒバの管理

    イトヒバはサワラの園芸品種であり、葉っぱが糸のように垂れていることからイトヒバと名付けられたと言います。

    正式にはヒヨクヒバ(比翼桧葉)とよぶそうで、比翼とは鳥のペアが仲良く枝に並んで翼を重ねている状態を表し、葉が重なり合う様子をそれに擬えたもの。ヒヨクヒバとイトヒバは異なるという説も聞くが、一般的には見分けがつかず、同一視されています。

    イトヒバはもともとの原種であるサワラと比べて、成長が遅く年に何回もハサミを入れなくても良い樹木です。(1年に一回のお手入れが理想。)

    病虫害も少なく非常に育てやすいため庭木としてよく選ばれて使われています。

    日当たりがいい場所もしくは少し日陰な場所に植え付けるようにすると良いでしょう。

    あまりにも日が当たらない場所は葉の生育に良くないためできるだけ避けましょう。

    家の目隠しとして生垣のように植えるところもあるようですが、個人的にはお勧めしません。

    理由としては、一つの枝から多くの小枝が出てくるという枝の出方をするためで、さらに伸び方も緩やかなため生垣にするには空間がありすぎるからです。

    生垣として利用するのであれば、原種のサワラを推奨します。(枝の出方は似ているのですが、イトヒバよりも密になるため)

    サワラに関してはこちら↓

  • サワラの管理方法
  • インターネットから引用 (イトヒバ)
    インターネットから引用 (サワラ)

    イトヒバの剪定方法

    イトヒバの剪定に関しては、覚えると初心者にも簡単です。

    イトヒバを綺麗に剪定できると非常に美しい上品なお庭に見せることができるでしょう。

    剪定順序

    1.木の上部から剪定し始める

    これは切った枝が木に引っかかって残るかかり枝を防ぐためです。

    かかり枝があるとせっかく仕上げた木に枯れた枝が残り見た目が悪くなるためです。(かかり枝は時間がたつと枯れる)

    2.まず枝先を見る

    前述の通りイトヒバの枝葉の出方は枝先から無数に枝が出てくることで成り立っているのでまずは枝先に注目します。

    そのあとは枝先から出ている枝のうち

    長い枝 強い枝 木の幹の方向に向かっている枝 極端に上や下に向いている枝(角度が90℃に近いもの)をすべて切ります。

    残す枝は細かい小さい枝で尚且つ放射状に木の外側へ伸びるような枝です。

    3.後は各枝で2を繰りかえす

    剪定をしていくうえで大切なことは余計なことをしないという事です。

    2の項目で挙げた剪定方法を後は各枝ごとに繰り返していけばいいのです。

    ほかの箇所に移って違う切り方をする必要はありません。

    ただ純粋に2の剪定を繰り返してください。

    仮に違う切り方をしてしまうと樹形が一気に崩れてしまいカッコ悪くなります。

    枝ごとに出方の違いは多少あるため迷うこともありますがその時は基本に立ち返り、前述の方法を思い出してください。

    下図のようにパラッと垂れたイトヒバに仕上げることができます。

    剪定後のイトヒバ
  • 透かし剪定のやり方はこちら
  • イトヒバによく似た樹木

    ここまでイトヒバの管理や剪定に関して解説していきましたが、イトヒバに似た種類で派生していって庭木として広まった樹木があります。

    ヨーロッパゴールド

    ヨーロッパゴールドは種類としてはコニファーと呼ばれる部類になります。

    イトヒバは和風の庭園に合うのに対して、洋風の庭園によく合います。

    イトヒバとの違いはまずは葉の色です。イトヒバは緑が強く出るのに対しヨーロッパゴールドは黄色に近い葉の色をしています。

    また、ヨーロッパゴールドの別名がニオイヒバというため、葉から香りがするのも特徴です。

    インターネットから引用 (ヨーロッパゴールド)

    まとめ

    以上イトヒバの管理、剪定について解説していきました。

    イトヒバは比較的育てやすい樹木で、初心者にもおすすめできる樹木です。

    剪定は

    木の上部から剪定し始めます。

    これは枝を切ってからかかり枝をとりやすくするためです。

    そのあと枝先をみて、長い枝 強い枝 木の幹の方向に向かっている枝 極端に上や下に向いている枝(角度が90℃に近いもの)をすべて切ります。

    残すのは細かい小さい枝で尚且つ放射状に木の外側へ伸びるような枝です。

    後は各枝で上記を繰り返します。

    ちなみにイトヒバと似た種類のヨーロッパゴールドも枝の出方はイトヒバと同じため同じ方法で剪定することができます。

    イトヒバは和風な印象を、ヨーロッパゴールドは洋風に合いますので御自宅のイメージに合ったものを選んでください。

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  • 初心者向け失敗しない剪定バサミの選び方
  • <衝撃>厄介なヤブカラシ 枯らす 失くす方法

    お世話になります。

    残暑が厳しい季節ですがいかがお過ごしでしょうか?

    今時期は草やツルの伸びの最盛期で、草刈り三昧でございます。

    その中で少し厄介なツルの紹介をしていきます。

    ヤブカラシとは?

    ヤブガラシともいい、藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示していることからそう呼ばれ、別名ビンボウカズラともいいます。

    その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住みかに生い茂る。

    あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されています。

    道端、林縁、荒れ地などに生え、市街地では公園のフェンスなどによく絡まっています。写真はオオムラサキツツジに絡まるヤブカラシ。

    ツルの長さは 2 ~ 3 メートルで、葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を茂らせます。

    ヤブカラシの取り方

    よくありがちなのが映えているヤブカラシをそのままぶちぶち手で引っ張ってとることですが あまりオススメしません。

    地面から生えて絡まる物ですのでぶちぶち上っ面を切るだけではまたすぐにいっぱいに覆われてしまいます。

    こちらはツツジに蔓延っていたヤブカラシを下におろしたところです。

    ぶちぶち切らずにこのように一度下に下げるようにしましょう。(ツルの出所が良く見えるため)

    矢印の方向にツルの出所があるので根を引っこ抜くか根元で切るようにします。

    ただ根は物凄く深く蔓延っているので全て引っこ抜くのは中々骨が折れる作業になりますので

    とりあえず根元で切るということを頭においてください。

    ヤブカラシの枯らしかた

    ヤブカラシを完全に失くすのは至難の技と言えます。地上部を抜き取っても土中に根茎を残すと春から夏にかけて盛んに芽を出し、地下茎は横に長く伸びるため、一度広がってしまうと、その土地から完全に取り除くのはほぼ不可能と言えます。

    ですが数を減らしたり、小さくすることは出来ます。

    除草剤の使用

    手取りの場合だと限界があるので除草剤との併用で対応します。

    ヤブカラシが生えている場所によって使える除草剤が変わるので注意します。

    フェンスなどに絡み付いているヤブカラシ

    フェンスやコンクリートなどに絡み付いている場合は根を根こそぎ枯らす除草剤を希釈濃いめで使用します。

    根元でヤブカラシを取り除いたらその根元に除草剤をたっぷり散布してしまいましょう。

    オススメ除草剤↓

    ラウンドアップ

    液状の除草剤で業者も良く使っていますし、テレビCMも放映されているポピュラーな除草剤です。

    https://www.roundupjp.com/products/maxload/

    お得に購入↓


    ネコソギ

    粒剤の除草剤で液状の除草剤よりも残こう性があって強力です。

    広い範囲に撒けないことが弱点です。

    https://www.rainbow-f.co.jp/nekosogidochi/



    樹木に絡み付いている場合

    この場合は前述通りの除草剤散布はあまりオススメ出来ません。

    ヤブカラシの根っこと一緒に樹木もダメージを受けてしまうからです。

    枯れても構わないということであれば問題ないのですがそうでない場合はやり方を考えます。

    除草剤を使わず根元で処理する

    前述通りでハサミ等で根元でツルを切り取ります。樹木へのダメージはほぼゼロですが、すぐに新しいツルが伸びてくるでしょう。

    除草剤を使うとすれば根まで枯らすものではないものを使う

    前述二つの除草剤は根まで枯らす除草剤なので使ってはいけません。

    根は枯らさないが表面状は枯らすことが出来る除草剤を根元に散布することで樹木へのダメージを少なくします。

    オススメ除草剤↓

    バスタ

    液状の除草剤で作物の周りにも安心してお使い頂けます。

    https://basta.jp/


    ヤブカラシの管理

    上記の通りヤブカラシの完全除去はほぼ期待できません。

    そのためこまめな管理が必要になります。

    ヤブカラシが生えてきて確認できたら小さい段階で前述の方法を使うことで徐々に数を減らし、小さくし目立たなくすることが出来ます。

    1ヶ月単位で管理すればある程度荒らさず綺麗に保てますので

    とにかく 放置しない

    ということを念頭においてヤブカラシと向き合いましょう。

    芝刈りで虎刈りにならない方法|プロが教える失敗しない芝刈りのコツ

    芝生をきれいに保つために欠かせない芝刈りですが、 「芝刈りしたら虎刈りになってしまった…」という経験はありませんか?

    芝生がまだらに見える状態を虎刈りと呼びます。 せっかく芝刈りをしても見た目が悪く、庭の印象も大きく下がってしまいます。

    実は虎刈りは芝刈りの方法を少し変えるだけで防ぐことができます。

    この記事では、庭管理の現場でも実践されている

    • 芝刈りで虎刈りになる原因
    • 虎刈りにならない芝刈りの方法
    • 芝刈り機の正しい使い方
    • 芝をきれいに仕上げるプロのコツ

    を詳しく解説します。 初心者でも実践できる方法なので、ぜひ参考にしてください。


    芝刈りで虎刈りになる原因

    まず芝刈りが虎刈りになる原因を理解しておきましょう。 原因を知らないまま作業すると、何度芝刈りをしても同じ失敗を繰り返します。

    虎刈りの芝生

    ① 芝刈り機の高さがバラバラ

    芝刈り機の高さ設定が合っていないと、場所によって刈れる高さが変わり虎刈りになります。

    特に多いのが

    • 芝刈り機のタイヤの高さがずれている
    • 地面の凸凹に刃が当たる

    というケースです。

    ② 一方向だけで芝刈りしている

    芝刈りを同じ方向だけで行うと、刈り残しが発生します。

    芝は寝る性質があるため、刈る方向が同じだと芝が倒れて刃に当たらないことがあります。

    ③ 芝が伸びすぎている

    芝が長く伸びすぎていると、一度の芝刈りでは均一に刈れません。

    その結果、部分的に長い芝が残り虎刈りのような見た目になります。

    ④ 芝刈り機の刃が切れない

    芝刈り機の刃が鈍っていると芝がきれいに切れません。

    芝が引きちぎられるような状態になるため、仕上がりがまだらになります。


    虎刈りにならない芝刈りの方法

    ここからは、虎刈りを防ぐための具体的な芝刈り方法を紹介します。

    ① 芝は少しずつ刈る

    芝刈りで最も重要なのは一度に刈りすぎないことです。

    基本の目安は

    • 芝の高さの1/3以内を刈る

    です。

    例えば芝が9cm伸びているなら、6cm程度まで刈るのが理想です。

    伸びすぎた芝を一気に刈ると虎刈りの原因になります。

    ② 芝刈りは2方向で行う

    プロがよく行う方法がクロス芝刈りです。

    これは

    • 縦方向に芝刈り
    • 横方向に芝刈り

    というように、方向を変えて芝刈りを行う方法です。

    芝の倒れ方が変わるため、刈り残しが減りきれいに仕上がります。

    ③ 芝刈り前に芝を立たせる

    芝が寝ている状態で刈ると虎刈りになります。

    そのため芝刈り前に

    • 熊手で軽く芝を起こす
    • ほうきで芝を立たせる

    という作業をすると仕上がりが格段に良くなります。

    ④ 芝刈り機の刃をメンテナンスする

    芝刈り機の刃は定期的に研ぐことが大切です。

    目安として

    • シーズンに1回
    • 切れ味が悪くなったら

    メンテナンスを行いましょう。

    • プロ御用達おすすめの芝刈り機

    • 芝をきれいに仕上げるプロの芝刈りテクニック

      さらに芝を美しく見せるためのプロのコツを紹介します。

      芝刈りは晴れた日に行う

      芝が濡れている状態で芝刈りをすると

      • 芝が寝る
      • 刈りムラが出る

      という問題が起きます。

      芝刈りは晴れて芝が乾いている日に行いましょう。

      芝刈りは定期的に行う

      芝刈りは伸びすぎる前に行うのが重要です。

      目安は

      • 春〜初夏:2週間に1回
      • 夏:1週間に1回
      • 秋:2〜3週間に1回

      この頻度で芝刈りを行うと、虎刈りになりにくくなります。

      芝刈りの向きを毎回変える

      芝刈りの向きを毎回変えると芝が均一に育ちます。

      例えば

      • 1回目:縦方向
      • 2回目:横方向
      • 3回目:斜め

      というように刈る方向を変えると芝がきれいに整います。

      キレイな芝生

      芝刈り機を使うときの注意点

      芝刈り機を使う際にはいくつか注意点があります。

      • 小石を取り除く
      • 地面の凸凹を確認する
      • 芝刈り機の高さを調整する

      特に石があると芝刈り機の刃が傷み、 虎刈りの原因になることがあります。


      まとめ|芝刈りはコツを知れば虎刈りにならない

      芝刈りで虎刈りにならないためには、いくつかのポイントがあります。

      • 芝は一度に刈りすぎない
      • 芝刈りは2方向で行う
      • 芝を立たせてから刈る
      • 芝刈り機の刃をメンテナンスする

      このポイントを意識するだけで、芝刈りの仕上がりは大きく変わります。


      肩掛け式草刈機で虎刈りにならない刈り方

      広い庭や雑草が多い場所では、芝刈り機ではなく 肩掛け式草刈機(刈払機)を使うことも多いでしょう。

      しかし草刈機は使い方を間違えると

      • 芝の高さがバラバラになる
      • 深く刈りすぎる
      • 虎刈りになる

      という失敗が起こりやすい道具でもあります。

      ここでは肩掛け式草刈機で芝をきれいに刈るコツを解説します。

    • プロが選ぶオススメ草刈機
    • ① 刈る高さを一定に保つ

      草刈機で虎刈りになる最大の原因は刃の高さが安定しないことです。

      草刈機は腕で支えるため、高さが上下しやすい特徴があります。

      そのため芝刈りでは

      • 地面すれすれまで下げない
      • 常に同じ高さを意識する
      • 円盤が地面と平行になるようにする

      この3点を意識すると仕上がりがきれいになります。

      ② 右から左へ刈る

      草刈機の基本は右から左へ振る動きです。

      刈払機は刃が反時計回りに回転しているため、

      • 右 → 左

      の方向で刈ると効率よく草が刈れます。

      逆方向に振ると刈りムラが出やすく、虎刈りの原因になります。

      ③ 半円を描くように刈る

      草刈機は大きく振ると刈り高さが安定しません。

      コツは半円を描くように小さく振ることです。

      イメージとしては

      • ゆっくり扇形に振る
      • 刈った幅の半分を重ねて刈る

      この方法だと刈り残しが減り、均一な仕上がりになります。

      ④ 同じ場所を2回刈る

      芝や雑草が密集している場所では、1回の草刈りではきれいに刈れないことがあります。

      その場合は

      • 軽く1回刈る
      • もう一度同じ場所を刈る

      という2回刈りをすると虎刈りを防げます。

      ⑤ 体ごと動かして刈る

      初心者によくある失敗が腕だけで草刈機を振ることです。

      腕だけで動かすと刃の高さが安定せず、虎刈りになりやすくなります。

      正しい刈り方は

      • 腰を軸に体ごと動かす
      • ゆっくり横に移動する

      という動きです。

      この方法だと刃の高さが安定し、きれいに刈れます。


      芝刈りにおすすめの草刈機の刃

      肩掛け式草刈機で芝を刈る場合、刃の種類も重要です。

      おすすめは

      • チップソー(一般的な丸刃)
      • ナイロンコード

      です。

      特に庭の芝刈りではナイロンコードを使うと地面を削りにくく、虎刈りを防ぎやすくなります。

      虎刈りでない 草刈り後

      肩掛け式草刈機で芝をきれいに刈るポイント

      最後に重要なポイントをまとめます。

      • 刃の高さを一定に保つ
      • 右から左へ刈る
      • 小さく振る
      • 刈り幅を重ねる
      • 体ごと動かす

      これらを意識するだけで、草刈機でも虎刈りにならずきれいな仕上がりになります。

      きれいな芝生は庭の印象を大きく良くしてくれます。 ぜひ今回紹介した方法を実践して、虎刈りのない美しい芝生を目指してください。

      関連記事

    【庭師が解説】プロと素人の違い|失敗しない植木屋・剪定業者の選び方

    お世話になっております。

    年の瀬になると、剪定や庭木のお手入れの依頼が一気に増え、どこの植木屋さんも大忙しの時期になります。

    ご近所で庭仕事をしているのを見て、こんな疑問を持ったことはありませんか?

    • プロの庭師と素人(経験の浅い業者)の違いって何?
    • 料金が高いのはなぜ?
    • 安い業者に頼んでも大丈夫?

    この記事では、現役庭師の視点から「プロと素人の決定的な違い」を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

    結論:プロと素人の違い【一覧表】

    項目プロの庭師素人・経験が浅い業者
    仕上がり非常に綺麗ムラが出やすい
    作業スピード早くて丁寧遅めなことが多い
    掃除隅々まで綺麗やや甘い場合あり
    対応できる木高木・マツもOKできない木がある
    料金やや高め安価
    作業の丁寧さ

    プロの庭師の特徴

    1. 仕上がりが圧倒的に綺麗

    プロの庭師は、長年の下積みと厳しい指導を受けて技術を身につけています。

    • 枝の残し方
    • 樹形のバランス
    • 来年以降の芽吹き

    これらを計算した剪定ができるため、見た目が美しく、木も弱らない仕上がりになります。

    2. 作業が早い(=無駄がない)

    プロは「早く・丁寧に・綺麗に」を徹底しています。

    作業が早く終われば、その分お客様の負担も減るケースがあります。

    3. 掃除がプロの真価

    庭仕事で一番印象に残るのは、実は最後の掃除です。

    • 落ち葉
    • 細かい枝
    • 飛び散ったゴミ

    本当に腕のある庭師ほど、玄関周りや境界まで徹底的に掃除します。

    4. 料金はやや高め

    一般的な目安として、1人1日15,000円前後+枝ゴミ処分費・諸経費がかかる場合が多いです。(※地域差あり)

    仕上がり・安全性・樹木の健康を考えると、結果的にコスパが良いことも多いです。

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    素人・経験が浅い業者の特徴

    1. 料金が安い

    シルバー人材センターや軽作業業者は、比較的安価に対応してくれることが多いです。

    2. 仕上がりにムラが出やすい

    細かい仕上がりまでは対応できないケースもあります。

    3. 高い木・マツなどは対応不可な場合も

    高木剪定やマツ剪定は、経験や安全管理が必要なため、断られるケースもあります。

    4. 作業は丁寧なことが多い

    時間をかけて丁寧に作業してくれる点は、大きなメリットです。

    失敗しない業者の選び方【初心者向け】

    とにかく綺麗にしたい・失敗したくない

    → プロの本職庭師・植木屋

    価格.com くらしサポート 植木のお手入れ

    できるだけ安く、最低限でOK

    → シルバー人材センター・軽作業業者

    まとめ|用途に合わせて選ぶのが正解

    プロと素人(経験が浅い業者)には、それぞれ良い点・悪い点があります。

    庭を本格的に綺麗にしたいならプロ、費用を抑えたいなら安価な業者など、目的に合わせて選ぶのがベストです。

    <目からウロコ>伐採 方法 特殊(庭師が教える家庭でも出来る伐採の方法)

    お世話になります。

    樹木の伐採作業をしてきましたが

    伐採場所が少々特殊な場所での作業になりました。

    始めに

    伐採場所は川の堤防です。

    堤防から生えてきた実生木の伐採作業を行いました。

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    実生木とは?

    本来植える場所ではない また、植えることが出来ないであろう場所から種などがこぼれて木が生えてくることを言います。

    木というものは不思議で種が発芽さえ出来ればどんな場所でも生えてきます。

    凄まじいですね!

    その実生木が大きくなりすぎてしまったので伐採してほしいとの依頼でした。

    堤防の伐採は普通の平地と比べて方法が少々異なります。

    まず普通の平地と違い木が生えている場所が斜面になります。

    そのため普通に切断すると川の中に落ちてしまいます。

    川に切った枝を落とすわけにはいかないので方法を手順を追って説明していきます。

    ※伐採はチェーンソーで行うものとする。

    チェーンソーの使い方 伐採方法

    1.脚立などを使って切れる範囲の川とは反対側の枝を切る

    これは少しでも木自体を軽くするためです。

    何故かは後で説明します。

    2.川の方向に向いている枝はロープを使って引っ張って切る。

    この作業で一番大切な作業です。

    ロープの縛る場所やロープの結び方が甘かったりすると川に枝が落ちてしまいます。

    1の作業で樹木を軽くしたのはロープで引っ張りやすくするためです。

    ロープの結ぶ場所は真ん中よりも上にするのがセオリーです。

    サルスベリで解説します↓

    ロープワーク図解説

    このサルスベリを根元で切る場合は

    赤丸の位置にロープを結びます。

    いわゆるテコの原理で力がかかる場所から離れた場所を作用点とすると少ない力で枝や幹が引っ張れます。

    ロープの結び方ですが

    力を加えても外れにくく、尚且つ切った後は外しやすい縛り方がいいです。

    縛り方の詳しい解説はこちらから↓

    動画解説(ロープワーク編)

    youtubeから引用

    木を川に落とさないことも大事ですが

    何より自分が落ちないように十分足元に注意するようにしてください。

    ここまで少し特殊なケースの伐採を解説してきました。

    中々このようなケースはご家庭ではないと思います。

    そこでここからはご家庭でも出来る伐採な方法を出来る限り解説していきます。

    ご家庭でも出来る伐採方法

    ご家庭の樹木を伐採する場合ですが、あまりにも高すぎる木はより危険が伴うため業者に依頼した方が良いです。

    自分の背丈くらいの物や少し脚立を登れば切れそうな物を切る体で解説していきます。

    一般的な伐採のイメージは根元からチェーンソーを入れて一気に倒すイメージをお持ちだと思います。

    これは倒す方向や周りに障害物がないか 人がいないか?

    など気を遣う箇所が多く危険度が増す仕事になります。

    そうではなく木の上部から細かく切り詰めていく方法をオススメします。

    そうすれば一回一回の大きさがそれほど大きくなく危険度も上記ほどではありません。

    またサルスベリで解説します↓

    このように赤で印をつけたところで細かく切っていくと比較的安全に作業できます。

    また、運びやすい大きさにあらかじめ切れるため後の掃除も楽になります。

    伐採は思いの外 重労働になるため、

    どうしても手がつけられないときは業者に相談してみてください!

    <役立つ>笹 笹刈り 笹の除去(笹の除去方法を解説)

    お世話になります。

    管理の一環として、河川の草刈りを請け負っていますが、草やツルはもちろんですが笹の伸びかたがすごかったです。

    右側に少し見えにくいですが柵とサイクリングロードがあります。

    川の方から笹が垂れてきて柵の上まで掛かってきています。

    笹の除去

    今回の場合はシンプルに

    肩掛け式の草刈り機を先端をチップソーにして刈っていきました。

    注意点としてはチップソーは必ず切れるもの(刃が飛んでおらずちゃんと着いているもの)を使うようにしてください!

    効率が大幅に変わってきます。

    肩掛け式草刈り機の使い方は

    ↓を参照

    肩掛け式の草刈り機の使い方

    チップソーとその種類

    チップソーで笹刈りをしていくんですがチップソーにも種類があって

    笹刈り用のチップソーがあるみたいです。

    笹刈り用は草刈り用のチップソーと比べて刃が多くきめ細かいのが特徴です。

    草刈り用チップソー

    インターネットから引用

    メリット

    ある程度土を切ってしまったとしても切れ味は鈍りにくい

    ある程度大きめな草でもサクサク切れる

    デメリット

    笹や竹なども切れるがサクサクは切れない

    笹刈り用チップソー

    インターネットから引用

    メリット

    笹や竹などサクサク切れる

    刃が多いので低木などもある程度の太さの枝は切れる。

    デメリット

    土を切ってしまった際に、切れ味が鈍りやすい。

    上記が2つチップソーを使ってみた感想になります。

    ある程度高刈りで良ければ笹用のチップソー

    地面すれすれで刈る場合は草刈り用のチップソー

    を使うと良い感じで仕事できます。

    お買い求めはこちらから↓


    まとめ

    この方法での施工の場合笹の丈は低くなって伸びを抑えられますが

    また時間が経つと伸びてきてしまいます。

    出来る限り長い期間根絶する方法はないものか?

    ご家庭でお困りのケースもあるかと思います。

    ここからご自宅で出来る笹の根絶方法を紹介していきます。

    笹、竹は根により繁殖するため、根まで枯らす除草剤が効果的です。

    笹や竹とは違い、幹への原液注入ができないため、ラウンドアップやサンフーロン(30倍希釈くらい)などの濃いめの希釈液の散布を行います。

    これらの除草剤は葉や幹から吸収されるため、表土に散布するのではなく植物自体に直接かかるように散布しましょう。

    除草剤を撒くときは必ず手袋やメガネを着用するようにします。

    特に希釈が濃い除草剤を使うため人体への影響を考慮して徹底します。

    ラウンドアップ

    https://www.roundupjp.com/


    サンフーロン

    http://sunfulon.jp/smarts/index/17/

    ちなみにサンフーロンの方が少しリーズナブルなためオススメです❗


    モチノキ 透かし剪定(小さくする剪定 庭師が解説)

    お世話になります!

    昨今庭木の代表としてよく見かけるモチノキという樹木があります。

    中心の大きい木がモチノキです。

    特徴としては一年中葉が落ちることのない常緑樹です。

    葉っぱはさわるとスベスベしています。

    このように生育が旺盛であっという間にこれくらいの高さにまで成長してしまいます。

    そのため出来るだけ樹木自体を小さくしたいとのお客様からの要望を頂きました。

    今までは刈り込みバサミを使うことによるお手入れで手入れを行い形を整えて来ましたが

    刈り込みのコツはこちらを参考に↓

    葉っぱを残すようにお手入れしていたので半年もするとこのように生い茂って圧迫感が出てきてしまいます。

    そこで極限まで小さくするために枝抜きと葉っぱがなくなるくらいまでお手入れすることにしました。

    今までは枝の大小に関わらず刈り込んで整えていました。

    今度は枝の塊の中でも本当に小さい枝を残して太めの枝は抜いてしまうようにしました。

    太い枝に比べて、細い枝の方が緩やかに成長して行くため伸びも抑えられるし、

    適度に透けて見えるため見た目がよりきれいになり、庭が広く見えるようになります。

    すなわち圧迫感がなくなるということです。

    しかしこの剪定方法

    仕上がりはスッキリとしますが

    いくつか注意点があります。

    1.寒い時期や暑い時期には行えない

    このような剪定は木に大幅にダメージを与える剪定でもあります。

    寒さが厳しい時期や暑さが厳しい時期に行うとたちまち木が弱り、枯れてしまえ恐れがあります。

    そのためベストは3~4月の暖かくなり始めたかな~という時期がいいです。

    正直この時期での施工はギリギリと言えるでしょう。

    2.手間がかかる

    剪定作業は刈り込み作業と比べて手間がかかる傾向にあります。

    枝一つ一つを揃えていかなければならないからです。

    モチノキは特に枝の数が多くこの木を仕上げるのに職人3人で木に登り半日を要しました。

    仕上がったモチノキです。

    刈り込みバサミで整えるモチノキも綺麗ですが

    剪定で仕上げたモチノキもまた違った味を出しています。

    プロの技を体験する

    庭師 剪定(チャボヒバ編 剪定したチャボヒバと刈り込んだチャボヒバを徹底比較)

    お世話になっております🙇

    庭木で人気のある樹木としてチャボヒバも挙げられています。

    チャボヒバはヒノキの園芸品種でヒノキに比べると枝葉が短くて密生する性質があり、その様子を短足のチャボに例えて名付けられました。生長がゆっくりな樹木で初期の生育は特に遅いです。(1m伸びるのに5~6年かかると言われています)ヒノキ・サワラ類の中ではオーソドックスで庭木としてもっともよく使われているもののひとつです。庭の洋風和風を問わずに幅広くマッチし、きれいに仕立てられたチャボヒバは何となく気品があり高級な感じがします。

    こんもりと茂って様々な形に仕立てることができます。

    よくあるのは各枝ごとに玉造りになっている物です。

    枝先に葉っぱが玉状に固まっており、刈り込むことで形を整えます。

    チャボヒバです。

    玉の1つを拡大してみます。

    こんな感じになっています。

    この玉をハサミで刈り込んでいきます。使用するハサミですが刈り込み鋏だと少し大きいためやりづらい場合があります。そのため片手で使える刈り込み鋏を使うと非常にやりやすいです。

    無い場合は両手の刈り込み鋏でもオッケーです。コツとしてはあまり深く刈り込まず表面に出ている葉っぱを揃えるイメージです。

    深く刈りすぎてしまうと枯れてしまう恐れがあります。

    こんな感じになります。

    近くで見ると不揃いにも見えますが問題ありません。

    注意する点として

    脇や裾を揃える

    枯れ葉を落とす

    この二つが大切です。

    表面を刈り揃えても裾が汚いと全体的に汚く見えてしまいますので裾はしっかり刈り込みます。

    枯れ葉は玉の中に溜まっているので両手で擦るようにすると綺麗に取れます。最初に玉を両手で擦り、刈り込むと効率よく綺麗に出来ます。

    続いてチャボヒバの剪定です。

    上記のように刈り込みで仕上げる庭がほとんどですが剪定で仕上げるケースもあります。

    こちらもチャボヒバになりますが玉造りではないため枝先の細かい枝を残す剪定で仕上げたいと思います。

    こちらも枝先の一部を拡大してみます。

    こちらが拡大図です。

    葉の集合体から輪郭よりも出ている枝(強い枝)を取り除き、細かく小さい枝を残すようにします。

    このように枝先にパラッとした小枝や葉っぱを残すことで美しく仕上げることが出来ます。

    コツとしては必要以上に切りすぎないことです。

    極端に言えば太い枝を取った後は小枝はいじらなくてもある程度整ってしまいます。必要以上に小枝を触って薄くしすぎてしまうのも木にとって良くないので切りすぎないということを念頭に置いてください。

    ただ内部は枝が混みやすいため多すぎる場合や方向の悪い枝は取り除いて内部まで日が当たるようにします。

    剪定後のチャボヒバです。

    このように小枝を残すことで刈り込みで仕上げるのとは一味違う感じにすることが出来ます。

    どちらの仕上がりが好みかは人によりますがチャボヒバが綺麗になっていると庭が締まって見えるのでお手入れ必至です!

    ただ、2通りのやり方があるけれど刈り込みの方が簡単だからそちらで仕上げたほうがいいのでは?

    その通りです。刈り込みの方が難易度は低いため初心者でも綺麗に仕上げることが出来ます。

    ご家庭にお好みの一本をここから↓

    専門サイトからならよりお得に

    刈り込みと剪定とではメリットとデメリットがあるのです。

    刈り込み仕上げメリット

    作業時間が早く、綺麗に仕上がる。

    デメリット

    内部の枝が枯れるので年々枯れ葉の除去が大変。

    剪定仕上げメリット

    内部にもよく日が当たり、枯れ葉が少なくなる。

    デメリット

    とにかく手間がかかる。

    特性を理解しつつあったやり方で仕上げることをオススメします。

    【初心者向け】チェーンソーの使い方完全ガイド|安全な使い方・切り方・メンテナンスまで解説

    チェーンソーは、庭木の剪定・薪作り・伐採作業などで非常に便利な道具です。しかし、使い方を間違えると大きな事故につながる危険性もあります。

    この記事ではチェーンソー初心者でも安全に使えるように、基本的な使い方から安全対策、正しい切り方、メンテナンス方法まで詳しく解説します。

    • チェーンソーの基本構造
    • 安全な使い方
    • 木の正しい切り方
    • 事故を防ぐポイント
    • 長持ちさせるメンテナンス方法

    これからチェーンソーを使う人は、ぜひ最後まで読んで安全な作業を心がけましょう。


    チェーンソーとは?基本構造を理解しよう

    チェーンソーとは、チェーン状の刃を高速回転させて木材を切断する工具です。エンジン式・電動式・バッテリー式などの種類があります。

    主なパーツ

    • ガイドバー(チェーンが回る部分)
    • ソーチェーン(切断する刃)
    • エンジンまたはモーター
    • チェーンブレーキ
    • スロットルレバー
    • オイルタンク

    これらの構造を理解しておくことで、安全に作業ができます。


    チェーンソーを使う前の安全準備

    チェーンソーは非常に強力な工具です。作業前には必ず安全装備を準備しましょう。

    必須の安全装備

    • 防護手袋
    • 安全靴
    • 防護ズボン
    • ヘルメット
    • 保護メガネ
    • イヤーマフ(騒音対策)

    特にチェーンソー用の防護ズボンは事故防止に非常に重要です。

    作業前チェック

    • チェーンの張り
    • チェーンオイルの量
    • 刃の切れ味
    • チェーンブレーキの作動
    • 周囲の安全確認

    このチェックを怠ると、作業中のトラブルにつながります。


    チェーンソーの基本的な使い方

    ①正しい持ち方

    チェーンソーは両手でしっかり持つことが基本です。

    • 右手:後ろのハンドル
    • 左手:前のハンドル

    片手での操作は非常に危険なので絶対にやめましょう。

    ②安定した姿勢をとる

    作業中は足を肩幅に開き、バランスを保つ姿勢が重要です。

    • 足場を安定させる
    • 滑りやすい場所では作業しない
    • 無理な体勢で切らない

    ③エンジン始動

    エンジン式チェーンソーの場合、地面に置いて始動するのが基本です。

    1. チェーンブレーキをかける
    2. 本体をしっかり固定する
    3. スターターロープを引く

    持ち上げた状態でエンジンをかけるのは危険です。

  • 初心者にも扱いやすいオススメチェーンソー5選

  • 木の正しい切り方

    チェーンソーの使い方で最も重要なのは正しい切り方です。

    丸太を切る方法

    丸太を切る場合は、木の下に台木を置きます。

    • 丸太を安定させる
    • ゆっくり刃を入れる
    • 押し付けずに切る

    チェーンソーは自重で切れる道具なので、強く押し付ける必要はありません。

    庭木の伐採方法

    木を倒す場合は「受け口」と「追い口」を作ります。

    受け口

    倒したい方向に三角形の切り込みを入れます。

    追い口

    反対側から水平に切り込み、木を倒します。

    この方法を使うことで、木の倒れる方向をコントロールできます。


    チェーンソー事故の多い原因

    チェーンソー事故の多くは、基本を守らないことが原因です。

    よくある事故原因

    • 片手作業
    • キックバック
    • 足場の不安定
    • 刃のメンテナンス不足
    • 無理な姿勢

    キックバックとは

    キックバックとは、チェーンソーの先端が木に当たった瞬間に刃が跳ね上がる現象です。

    顔や体に直撃すると非常に危険なので、先端部分は使わないようにしましょう。

  • キックバックの恐ろしさはこちら

  • チェーンソーを長持ちさせるメンテナンス

    チェーンソーは定期的なメンテナンスを行うことで、安全に長く使えます。

    チェーンの目立て

    チェーンは使っているうちに切れ味が落ちます。

    • 丸ヤスリで研ぐ
    • 角度を一定にする
    • 定期的に調整する
  • 目立ての詳しいやり方はこちら
  • チェーンオイル補充

    チェーンソーはチェーンオイルがないと焼き付きます。

    作業前には必ずオイル量を確認しましょう。

    使用後の掃除

    作業後は木くずやオイル汚れを掃除します。

    • エアダスターで清掃
    • チェーン周りの汚れ除去
    • ガイドバーの点検

    この作業だけでも故障を大幅に減らせます。


    初心者におすすめのチェーンソー

    初めて使う人にはバッテリー式チェーンソーがおすすめです。

    • 軽い
    • 音が静か
    • エンジン不要
    • メンテナンスが簡単

    庭木の剪定や薪作りなら、バッテリー式で十分なパワーがあります。

  • 初心者向けオススメチェーンソーはこちら

  • チェーンソーの使い方まとめ

    チェーンソーは正しく使えば非常に便利な工具です。

    • 安全装備を必ず着用する
    • 作業前チェックを行う
    • 両手で持つ
    • 無理な姿勢で作業しない
    • 定期メンテナンスをする

    安全に注意して作業すれば、庭木の管理や薪作りが効率よく進みます。

    チェーンソーを使う予定の方は、この記事を参考に安全な作業を行ってください。