芝生の張り替えは、庭の見た目を大きく改善するだけでなく、管理のしやすさや耐久性にも直結する重要な作業です。 この記事では、庭師の実務経験をもとに、芝生の種類・張り替え方法・費用相場・失敗しないポイントまで、初心者にも分かりやすく解説します。
目次
芝生の張り替えが必要になるサイン
以下のような状態になったら、部分補修ではなく張り替えを検討しましょう。
- 芝がほとんど枯れている
- 雑草だらけになっている
- 地面が凸凹して水たまりができる
- 芝が踏み固められ回復しない
芝生は一度環境が悪化すると回復に時間がかかるため、 全面張り替えの方が結果的に早くきれいになることも多いです。
芝生の種類と特徴
高麗芝(こうらいしば)
- 日本の庭で最も一般的
- 暑さに強く丈夫
- 冬は休眠して茶色になる
姫高麗芝
- 葉が細かく見た目が美しい
- 管理はやや手間
- 景観重視の庭に向く
西洋芝(ベント・ケンタッキーなど)
- 一年中緑を保ちやすい
- 管理難易度が高い
- ゴルフ場などで使用
芝選びは張り替え成功の重要ポイントで、地域の気候・日当たり・用途を考えて選ぶことが大切です。
芝生の張り替え方法(DIY手順)
①既存芝の撤去
古い芝をスコップや芝生カッターで剥がし、根や石を取り除きます。 この工程を丁寧に行うことで、仕上がりが大きく変わります。
②下地づくり(整地・転圧)
土を均一にならし、転圧して締め固めます。 芝張りでは下地づくりが8割と言われるほど重要です。
③芝張り
芝同士の隙間ができないよう、互い違いに並べながら張ります。 隙間があると乾燥や雑草発生の原因になります。
④転圧・散水
芝を張った後は転圧し、たっぷり散水して土と密着させます。 張り替え後1〜2週間は乾燥させないことが重要です。
芝生の施行例はこちら
芝生張り替えの費用相場
DIYの場合
- 芝代:1㎡あたり 約500〜1,000円
- 土・資材:数千〜1万円程度
業者依頼の場合
- 1㎡あたり 約3,000〜6,000円
- 下地調整・処分費込みが一般的
面積が広い場合や仕上がりを重視する場合は、業者施工の方が結果的にコストパフォーマンスが良いケースもあります。
芝生張り替えで失敗しないポイント
- 芝の種類を気候に合わせる
- 下地をしっかり整地する
- 張り替え後の水やりを徹底する
- 張った直後は踏み込まない
特に下地調整と初期管理が、芝の定着率を大きく左右します。
まとめ|芝生の張り替えは準備で8割決まる
芝生の張り替えは単に芝を並べる作業ではなく、
- 芝の種類選び
- 下地づくり
- 張り替え後の管理
まで含めて成功が決まります。 事前準備をしっかり行えば、初心者でも美しい芝生を長く維持することができます。
