お世話になります。
皆様はご自宅や公園などで木を見かけたさいにはこう思ったことはありませんか?
枝が伸びすぎ 広がりすぎ お隣の敷地に入ってしまっている 大きくなりすぎて手入れがしにくい
こういった悩みや声を聞くのは非常に多いです。
植えたときは小さかったのに…
そうです!樹木は条件が良ければ想像を遥かに越えた生長をしていきます。
今回は私たちが行ったそんな樹木の高さを下げる方法やリスク、大きくなりやすい樹木を紹介していきたいと思います!
□生育がよく枝が広がりやすい樹木
・アベリア
春から秋にかけて鐘形の小さく白く、香りの良い花を咲かせます。
その花には蝶や虫などが蜜を吸いに来るほどです。
少し赤みのかかった枝が無数に勢い良く飛び出して来るのが特徴で、2メートルを越える物もあります。
芽吹きが強く、葉も無数に生えていることからハサミやトリマーによる刈り込みで形を整えるのが一般的です。
・レンギョウ
花は黄色く美しく、花後も緑の葉っぱが鮮やかな樹木です。
生育も良く、病害虫も着きにくいので庭いじり初級者のにもお勧めです!
こちらも芽吹きがよく、無数の枝葉が繁るため刈り込みハサミやトリマーで形を整えます。
・ユキヤナギ
春に小さな白い花を咲かせることでこの名がつけられました。
大きくなると1.5mほどの高さになります。地面の際から枝が何本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつけます。花は、3月から5月にかけて、5弁で雪白の小さなものを枝全体につけます。
・コデマリ
高さは1.5mになり、枝は細く、先は枝垂れます。葉は互生し葉先は鋭い。春に白の小花を集団で咲かせ、この集団は小さな手鞠のように見え、これが名前の由来となっています。
どうしても葉っぱが残るところで刈り揃えたい心理が働くので年々高さは大きくなって行きます。
こうなってくるとお手入れも大変になってきますのである程度の大きさで高さを詰めてやることが大切です。
□高さの詰めかた
①トリマーを使って少しだけ下げる
この方法は高さは下げたいがあまり形が崩れるのは避けたいという方にお勧めです。
もちろんハサミでも代用できます。(時間はかかります!)
方法はいたってシンプルで
樹木の上部を葉っぱがなくなってもいいのでお好みの高さまで下げるように刈り込むです。
こうすると頭だけは葉っぱがなく枝のみの状態になりますがあまり形を崩すことなく高さを詰めることができます。
②形が崩れてもいいので半分もしくはその下まで下げたい。
この方法は太い枝を切るために使う道具を変える必要があります。
ホームセンターなどでも販売している太枝切りハサミとノコギリです。
枝はだんだん根元に行くに連れて太くなって行くのでトリマーやハサミでは切れなくなってきます。
そこで太枝ハサミやノコギリで詰めたい高さの位置で枝を切ります。
□高さを下げることでのリスク
一度に多くの枝葉を切るために木へのダメージが大きい。つまり枯れるリスクが生まれます。
そのため多くの枝を切る時は時期を選ぶ必要があるのです。
木の活動が活発になり始める芽吹きの時期である3~4月くらいの作業が一番木にとってダメージが少ないと言われています。
まとめ
枝葉が繁りやすい樹木
アベリア
レンギョウ
ユキヤナギ
コデマリ 他
施工方法
浅く小さくする方法
深く小さくする方法とある。
リスク
どちらも木にダメージを与えるので3~4月頃に施工する。それ以外の時期は枯れるリスクが高まる。
このようにただ小さくしたいというのでなく適した時期、タイミングを見計らって作業を行うことが大切になってきます。