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庭木を植える・管理する仕事をしていると、
「日当たりが悪いけど、この木は大丈夫?」
「日向に植えるなら、どんな木がいい?」
といった相談をよく受けます。
実は庭木は大きく分けて、
「陰樹(いんじゅ)」と「陽樹(ようじゅ)」
という2つのタイプに分類されます。
この違いを知らずに植えてしまうと、
- 成長が悪くなる
- 枯れやすくなる
- 庭のバランスが崩れる
といったトラブルにつながることもあります。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、
陰樹と陽樹の違い・代表的な種類・剪定の注意点を庭師目線で解説します。
陰樹・陽樹とは?【まずは基本】
陽樹(ようじゅ)とは
陽樹とは、日光をたくさん必要とする樹木のことです。
生育に必要な光合成量が多く、日当たりの良い場所で本来の力を発揮します。
陽樹の特徴
- 日当たりの良い場所を好む
- 日陰では成長が悪くなりやすい
- 背丈が高くなる樹木が多い
- 強めの剪定にも比較的耐える
庭の正面・南側・日当たりの良い場所に植えられることが多いのが陽樹です。
陰樹(いんじゅ)とは
陰樹とは、少ない日光でも育つ樹木のことです。
光に対する要求が低く、半日陰や日陰でも比較的よく生育します。
陰樹の特徴
- 日陰・半日陰でも育ちやすい
- 高木の下や建物の影でも対応可能
- 常緑樹に多い
- 強い剪定には弱い傾向
庭の裏側・北側・高木の下など、
日が当たりにくい場所に適しているのが陰樹です。
陰樹の主な種類一覧
- アオキ
- アジサイ
- カシ
- ゲッケイジュ
- サカキ
- サザンカ
- シイ
- ジンチョウゲ
- スギ
- センリョウ
- ツバキ
- トチノキ
- ナンテン
- ヒイラギ
- ヒノキ
- ブナ
- マサキ
- モチノキ
- モッコク
- ヤツデ
関連記事:日陰でも育つおすすめ庭木10選
陽樹の主な種類一覧
- アカマツ
- イチョウ
- ウメ
- エニシダ
- オウバイ
- カキ
- カシワ
- カナメモチ
- カラマツ
- クリ
- クロマツ
- ケヤキ
- ザクロ
- サツキ
- サルスベリ
- シラカンバ
- ソメイヨシノ
- ツツジ
- ドウダンツツジ
- ネコヤナギ
- ボケ
- ボタン
- ポプラ
- ミカン
- ムクゲ
- モモ
陰樹と陽樹の違い【初心者向け】
- 陰樹:日陰・半日陰でも育つ樹木
- 陽樹:日向で元気に育つ樹木
※すべての樹木が完全に当てはまるわけではなく、例外もあります。
剪定のポイント|陰樹と陽樹の違い
陽樹の剪定
- 比較的、強剪定に耐えやすい
- 枝をしっかり切っても回復しやすい
- 樹形を作り込みやすい
※マツ類は例外で、剪定方法が特殊なので注意が必要です。
陰樹の剪定
- 葉を多めに残す
- 濃いめの樹形で管理する
- スカスカにしすぎない
陰樹を強く透かしてしまうと、
光合成ができず、樹勢が弱り、最悪枯れてしまうこともあります。
「日陰だからスッキリさせたい」ほど、切りすぎ注意です。
まとめ|陰樹と陽樹を知ると庭づくりが失敗しない
- 陰樹:日陰・半日陰向き(背丈低めが多い)
- 陽樹:日向向き(背丈が高くなるものが多い)
- 植える場所に合った樹木選びが超重要
- 剪定方法も陰樹・陽樹で変える
この考え方を知っておくだけで、
- 枯れにくい庭になる
- 管理が楽になる
- 庭全体のバランスが良くなる
といったメリットがあります。
これから庭木を植える方・管理する方は、
必ず「陰樹か?陽樹か?」を意識して選ぶようにしましょう。
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