<絶景!>庭師が薦める オススメ街路樹スポット5選

こんにちは。

ふと街を見渡してみると道路沿いに立ち並ぶ無数の街路樹。

無意識で中々じっくりと見る機会はあまりないと思いますが様々な種類の街路樹が植えられています。

中にはおすすめしたい絶景な街路樹スポットがあるので解説していきたいと思います。

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街路樹ってよく見るけど、そんな絶景ポイントあったっけ?

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もちろん。思わずため息が出るような綺麗な景色を楽しめる場所があるよ!

街路樹とは?

街路樹とは、その名の通り街路に沿って植えられた木のことを指します。

主に高い木のことを示しますが背丈の低い低木のことを指すこともあります。

街路樹を植える目的としては、都市の美観の向上や、道路環境の保全。

歩行者の方たちに日陰を提供するなどの目的があります。

車の排気ガスや騒音の緩和や、強風の抑制などにも一役買っています。

オススメ街路樹スポット

ここからはそんな街路樹を美しく楽しむことができる絶景スポットを紹介していきます。

1.明治神宮外苑のイチョウ並木(東京都)

まず始めは都内で絶景が見えるスポットである明治神宮外苑です。

インターネットから引用(紅葉)

雑誌やテレビでも取り上げられているように紅葉するイチョウ並木が本当に美しいです。

植えられているイチョウの数はなんと146本。

もう圧巻の一言です。

また、葉っぱが同じタイミングで落ちるため黄色の絨毯のようになるのも綺麗ですし、まるでランウェイをするような気持ちにさせてくれます。

青空とのコントラストも美しいです。

また、夏場は葉っぱが緑になり日の光とのコントラスト 緑光が非常に美しいです。

また、高木なため木陰にもなるため、比較的涼しい空間になるので散歩にも休憩にもオススメです。

インターネットから引用(夏の緑光)

2.表参道のケヤキ並木(東京都)

またしても東京の絶景 表参道のケヤキ並木です。

ケヤキは物凄く大きく成長する木で20mを超えるような巨木にもなります。

そんな雄大なケヤキが表参道に並んでいるのですがこれがまた圧巻。

夏は緑と日の光のコントラストが美しく木陰も作ります。

カフェの多い表参道にはベストなシチュエーションです。

秋には葉が紅葉し、これまた美しく圧巻です。

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お茶しながら紅葉見れるとか最高だね!

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そうだね!夏も葉っぱが生い茂って木陰にもなるし、緑光も綺麗だよ!

落葉期には葉っぱがたくさん落ちて地面を埋め尽くしますが滑りやすくなるため歩行には気を付けてください。

インターネットから引用

3.メタセコイヤ並木道(滋賀県)

滋賀県の高島市というところにある並木道がランクインです。

約2.4キロの並木道に500本程のメタセコイヤが植えられています。

メタセコイヤはあまり馴染みがないかも知れませんが、ヒノキなどの仲間の針葉樹という樹種に分類されます。

高さは20mを超え、直径は1.5mと巨木になるのがほとんどです。

そのため、並木道の圧倒的な威圧感には感動すら覚えます。

個人的に針葉樹のイメージとして常緑なため、紅葉とかのイメージはありませんがメタセコイヤは見事に紅葉しますし、夏は新緑の緑光が美しいです。

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メタセコイヤはマツとかと同じ仲間にもなるんだね

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そうだね!針葉樹には珍しく落葉するのも特徴だよ。

インターネットから引用

4.足利市内の県道・市道のハナミズキ(栃木県)

栃木県足利市にも街路樹の絶景スポットがあります。

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足利市はあしかがフラワーパークで有名なところだね。

足利市内の各県道、市道には現在で約940本のハナミズキが植樹されているようです。

インターネットから引用

日本における植栽は、明治時代末期に当時の東京市長であった尾崎幸雄氏が、アメリカの首都であるワシントンにソメイヨシノを贈った際、大正時代初期の1915年にそのお返しとしてワシントンから東京に贈呈されたのが始まりとされていて、別名アメリカヤマボウシと言います。

足利市では40年前くらいから市が植樹活動に乗り出しており、例年4,5月頃には花が満開になり非常に美しい風景を眺めることができます。

歌の通り薄紅色の可愛い花をつけますが、白や濃いめのピンクの花をつける種類もあります。

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ハナミズキは、樹高もそこまで高くならないから管理もしやすいんだよ!

5.日光いろは坂(栃木県)

少し街路樹と呼ぶには規模が違うかもしれませんが、モミジの紅葉シーズンでの美しさは圧巻なものがありますので紹介させていただきます。

インターネットから引用

一度行ったことがある方はわかるかと思いますが栃木県の日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ観光道路となっていまして、下り専用の第一いろは坂と上り専用の第二いろは坂の二つの坂があります。

合計すると48か所もの急カーブがあることから「いろは48文字」にたとえてこの名がついたと言われています。

車酔いをしやすい方は酔い止めの服用や、エチケット袋の持参を推奨します。(私も苦い経験がありますので…)

カーブごとに「い」「ろ」「は」・・・の看板が表示される急坂が続き、標高差は440mにも及びます。

秋には日光で最も紅葉の美しいスポットとしても知られ、絶景のドライブコースのため、大渋滞となるほどの人気で、通常上るのに20分ほどの道路ですが、渋滞時は2~3時間かかることが多々あります。

紅葉シーズン中は余裕をもってお出かけすることをオススメします。

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確かにそんなにカーブがあったら、車に酔いやすい人にはキツイかもね…

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それでも紅葉シーズンは一度は見たほうがいいと思わせるような絶景だから思い切って挑戦してもらいたいかな!

現在の街路樹事情

こんな感じで絶景を楽しむことができる街路樹で、今後は街路樹を見かけた際の感じ方も変わってくるのではないかと思っておりますが、昨今は街路樹自体を伐採(根元からすべて切ってしまうこと)する機会も多くなってきています。

理由としては

1.木の老朽化による倒木防止

2.道路拡張のため必要なくなった

などが挙げられます。

1に関しては、もし木が枯れて風などで道路に倒れてしまっては事故の危険があったり、歩行者などにぶつかったりするなどの被害が考えられるためです。

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木が倒れて車に当たったりしたら大変だもんね!管理も大変だね!

本来は前述の通りで、木陰になったり、騒音、排気ガスの緩和など役割が多い街路樹ですが、それが人の暮らしの妨げになっては本末転倒なので、致し方ないのかなとも感じております。

2に関しては便利になればなるほどに起きる弊害です。

ただ、条件や場所によっては道路拡張後に改めて植樹することも考えられますので悲観するほどでは無いように感じます。

まとめ

ここまで街路樹の絶景スポットを解説していきました。

いかがでいたでしょうが?

東京では明治神宮外苑のイチョウ並木、表参道のケヤキ並木。

滋賀のメタセコイヤ並木道。

栃木では南の足利県道、市道のハナミズキ、北では日光いろは坂。

以上5か所を紹介させていただきました。