庭師の独り言(座右の銘) 仕事を進める上で大切にしている言葉

お世話になります。

独り言だと思って聞いてください。

人生において自分自身を奮い立たせる言葉といいますか大事にしている言葉ってあると思います。

小さい頃と今では自分自身そういう言葉は変わってきましたが皆さんはどうでしょうか?

現在の座右の銘

ちなみに今現在の自分の座右の銘といいますか大事にしている言葉は

やるべきことをやる

です。

私たち職人は現場を任されその現場の施工をし、完成させて始めて報酬が得られます。

私たち職人が利益を出して会社を成り立たせて行くためにはいかに効率よく現場を進めていくかにかかってくるため

そこは腕の見せ所になります。

現場を効率よく進めていくためには工程の段取りが最重要で

現場の代理人さんの意見を聞きつつ私たちが効率よく進めやすいように工夫しながら現場を進めます。

そのときに与えられた仕事をただやるのではなくどうすれば早く丁寧に進められるかを職人1人1人が考えることでもっと仕事が捗るようになります。

仕事に責任を持ち、1人1人がやるべきことをやることで結果に繋がることから

やるべきことをやる

この言葉を意識するようになりました。

この言葉は仕事が上手くいってないときにも響いてくる言葉であると思っていて

何で進捗がよくないか?何で上手くいっていないか?

などを考えて

どうすればいいか?今やるべきことは何か?

考えることで改善案が編み出されていきます。

いわば職人を思考停止させないための言葉でもあると思っています。

仕事は全体を見ながらゴールへ向けて進めていくのが理想的ですが、

今何をしていけばいい結果を得つつゴールへ向かえるか!

仕事を進める上でのベストな言葉だと思うので今現在の私自身の

座右の銘 とさせていただいています。

今は変わってしまいましたが

過去にここにくるまでで

自分自身で大切にしていた言葉もありました。

小学生~中学くらいまでの座右の銘

私自身は小学校低学年から高校卒業まで野球をしていて

日々 甲子園を目標に頑張ってきたつもりです。

なぜ甲子園を目標にすることになったかですが小さいときにTVで見た甲子園中継が影響していて

これほど広い場所で大歓声を浴びながら野球することはさぞ気持ちいいんだろうな!

最初はそういう気持ちでした。

しかし、野球をやり始めて徐々に理想と現実のギャップに気づかされてきます。

あの場所(甲子園)でプレーするのは簡単なことではなく

地方大会で優勝しないと甲子園に出ることも難しくまた勝ち抜くまでが大変だと

さらに試合に勝つために厳しい練習に耐えなくてはいけないという

たどり着くためには計り知れない修羅場を経験しないといけないことがわかりました。

当初練習についていけずもうやめてしまおうかと思いましたが

そこでコーチにかけられた言葉によって

自分を奮い立たせることができました。

努力

です。

何かを成し遂げるためには練習のほかに努力することが大切だと教えられました。

最初は嘘だろ?と

こんなに練習しても足りないの?

と思いましたが 練習のほかに努力出来れば他の人と差をつけることが出来る。

この言葉を聞いて

自分にも可能性があるかもしれない!と奮い立たせることができました。

小学生時代は 努力 の言葉を胸に

練習終わりにはほぼ毎日バットの素振りをすることを心がけ始めました。

嫌になるときもありましたが

試合に出たかったし、甲子園に行くためにやるしかないと奮い立たせながら頑張りました。

小学校高学年から試合に出させてもらうようになり公式戦でも打てるようになってきたことが嬉しく、

やはり努力は報われるんだなと思いました。

中学~高校

しかし、中学校 高校辺りから周りとの実力差に引け目を感じるようになってきます。

それでも小学校の成功体験を胸にどんなに疲れていても素振りをすることは欠かしませんでした。

ところが続けても実力差は埋まりませんでした。

周りも同じように努力(練習)するからです。

高校3年の春に母校が甲子園に出場することは出来ました。

そのため甲子園に行きたいという目標は結果的に達成できましたが

自分は試合にも出られないいわば補欠で

チームメイトに連れていってもらった結果でした。

この事から得た教訓は

強く願っていれば結果が出やすくなるしそういう環境に周りがなってくる。

努力は必ず報われるとは限らずやり方次第で結果は変わる。

この2つです。

努力でよい結果を得ている人はただ漠然と練習をするわけではなくしっかり自分がこうなりたいとイメージを持っていて

そのイメージに向けて模索し、試行錯誤を繰り返しながら少しずつゴールへ近づいて行く。

これを粘り強く続けていけるから

いい結果になるように環境が変わっていくんだろうなと

だから成功するんだろうなとそう感じます。

そのため私は努力が報われるかどうかは目的をしっかり持ちその目的にあったやり方を着実に遂行できたかどうかだと思います。

これは仕事にも直結してくると思うのです。

高校卒業~現在

冒頭の方で仕事は各々がやるべきことをやることで着実にゴールに向けて進むことが出来る と言ってきました。

それは言い換えれば目的(ゴール)に向かって自分の頭の中で何がベストかを考えて努力しているとなると思います。

高校生活で得た教訓からその事を意識し始めたお陰か仕事の技術はゆっくりながらも着実に身に付くようになり

ゴールに向けて進んでいくことが出来るようになってきたと思います。

ただここで満足して思考を止めてしまうとここで終わってしまうので

もっといいやり方はないのか?

など今でも考えて行動しているところです。

その行動が やるべきことをやる

さらに 努力 となってくると思います。

成長の段階で考え方が変わったかなと思っても実は繋がっていることに気づいた今日この頃でした。

明日以降も仕事頑張ります。

脱線してしまい失礼しました!