蚊 撃退 (庭師が教える蚊の撃退法 今すぐ使えるテクニックや道具を解説)

お世話になります。

湿気が酷く過ごしづらいジメジメした日々をお過ごしかと思います。

私たちも不快な気持ちを持ちながら汗を垂らしてせっせ仕事に励んでいます。

この時期には暑さや湿気の他にも

嫌なものありますよね

ですね!

汗でネバネバした所に蚊の襲撃とあっては嫌になります。

私たちも蚊との戦いは日常茶飯事で気づけば身体中腫れ物だらけの時もありました。

そこで私たちが普段行っている蚊との向き合い方

蚊への対策を解説していければと思います。

これはご家庭でも使えると思いますのでぜひ参考にしてください!

蚊 撃退法

1.水辺を少なくする

蚊は少しでも水があるとそこに卵を産んで子供を増やしていきます。

水溜まりはもちろんですが水道付近のバケツや樹木や草につく水滴などにも産み付けます。

そのため梅雨時の今は絶好の産卵期となります。

気を付けるのは

いかに水を少なくするか

ですので水溜まりはともかくバケツに水を溜めておくのは避けてこまめに空にしておくことをオススメします。

水がたまりやすいところは砂利を敷いたり、軽く勾配をつけたりすることで解消できますが

手間がかかるという方は

粒状の除草剤を散布することをオススメします。

しかし、散布の際は近くの植物や樹木を枯らさないように気を付けるようにしてください。

蚊 対策へ

便利アイテムはこちらから↓

2.雑草を除去する 剪定をする

前述のとおり

草や樹木へ水滴がつくことで卵を産み付けることも原因のひとつですが

雑草や樹木が生い茂っていると蚊にとって最適なすみかになります。

雑草は除去して、樹木は風通しを良くすることでいくらかは改善されます。

雑草の除去方法や風通しを良くする剪定はこちらを参照してください↓

https://garden52.net/3787/

3.蚊除けグッズを積極的に使う

古典的な方法ですが

これが意外と有効なケースもあります。

蚊は意外と煙に弱いと言いますので蚊取り線香は特に有効です。

私たちも安全を考慮しつつ蚊取り線香は使ったりもします。(火の取り扱いには注意するので現場によって)

その他の蚊除けグッズはこちら↓


4.虫除けスプレー散布

一番基本的かもしれません。

備えあれば憂いなし❗

ですので屋外での作業時には必ず身体にスプレーを吹き掛けましょう!

敏感肌にも安心 虫除け


庭木種類(現役庭師が夏の樹木を徹底解説!)

お世話になっております。

湿度が多く過ごしづらい日々を過ごしていますが何とか頑張っております。

これからどんどん気温が上がって行く夏ですが夏には様々な樹木や花が見頃になります。

夏を彩る樹木

アジサイ

6月の代表的な樹木といえばアジサイです。青の花や紫の花など色とりどりで綺麗です。

アジサイの花の色は土が酸性かアルカリ性かで変わることはご存知ですか?

一般的にはアルカリ性に近い土壌は青の花になりやすく、酸性に近い土壌は紫の花を咲かせやすいとされています。

インターネットから引用
インターネットから引用

自宅に彩りを↓

こちらからお得な特典多数↓

・サルスベリ

サルも滑りやすいほど幹肌がつるつるなのがサルスベリの特徴です。

ちなみにサルは滑らずにスタコラ登っていきます(笑)

7月頃には鮮やかなピンクの花を多数つける樹木です。

サルスベリは非常に芽吹きが強く丸坊主にしても新しい枝が無数に伸びます。

その新しい枝に花を多くつけるため非常に鮮やかで綺麗です。

インターネットから引用

・キョウチクトウ

葉が竹に似ていて、花が桃に似ていることからこの名がつけられました。

開花時期はこの時期から9月頃までで比較的長く花を楽しめます。

排気ガスなどにも強いので街路樹などにも使われているケースがあります。

見た目とは裏腹に葉には毒を含んでいますので扱いには気を付けるようにしてください。

インターネットから引用

・シャラ

庭木にも人気の木です。

別名ナツツバキともいい、ツバキのような大輪の花を夏に咲かせることから名がつけられたと言われています。

インターネットから引用

ご自宅 職場に彩り添えませんか?↓

綺麗な花の植え方(花壇に花を植えましょう 綺麗な見せ方のコツを徹底解説)

お世話になります。

昨年に植えた花壇の花がボロボロになってしまったため植え替えを敢行しました❗

昨年はパンジーやビオラなどが中心でしたが今年はパンジーを始め、マリーゴールドなども追加して植えていきました。

今年植えた花たちです。

トラックに積んでいる状態でも色とりどりで綺麗です。

せっかく綺麗にするのであればより色々な人に綺麗だね!

と言われるような植えかたをしたいですよね。

恐らくご自宅でも庭木の管理は良く分からないけど花は好きだからプランターなどで育てているよ!

という方も多いと思います。

ご自宅を彩るための花をせっかく植えるのであればもっと美しく見せたいというご意見もあると思うので

綺麗な花の植えかたを解説していければなと思います。

早速どうしていくかという事なんですが、解説といった手前こんなことを言うのも何ですが

正直、綺麗だと思う見せ方は

個人差!

です。

そりゃないよ…

そのご意見受け止めます。

言ってしまえばその花を扱う本人達が綺麗だと思えばそれが一番の正解だと思うのです。

そのため絶対にこうすれば綺麗だと言う正解のやり方は乱暴に言えばありません。

ここでは個人差があると言うことを踏まえて一般的にはこう植えれば綺麗に見えますよ!

と言うものを説明させて頂きますので参考程度に考えてもらえればと思います。

花の綺麗な植えかた

高さにメリハリをつける

どう言うことかといいますと高さの異なる花を分けて植えると言うことです。

花壇の場合は背丈の低い花を前目に植えて背丈の高い花は後ろに植えます。

こうすることでメリハリがついて綺麗に見えます。

また、日当たりも均等になります。

仮に背丈の高いものを前で背丈の低いものを後ろに植えると低いものが陰になり、日が当たらなくなり成長を阻害してしまいます。

列ごとに種類 色を極力統一する

例えば花壇の場合は横一列に同じ種類のものもしくはもう1種類くらいを統一して並べていくと綺麗に見えます。

マリーゴールドの列にはマリーゴールド

パンジーの列にはパンジーといったように種類を統一して植えていきます。

マリーゴールドの隣にパンジー、その隣はビオラなど違った物を植えるとごちゃごちゃ感が出てしまいます。

もちろん違った種類の花を楽しみたいからこの植えかたが良いという方もいると思いますので絶対とは言えません。

あくまで一般的にはです。

大きく言えばこの2点です。

こだわりを追求してしまえば無限にやり方はあると思うので各々お好みのお花の楽しみかたを見つけてみると良いと思います。

今後お花を楽しんでいくためには

植えかただけでなく注意していかなければいけないこともあります。

害虫や病気です。

今回、私たちが植えた花類でどういった害虫や病気の懸念があるかも

解説して行きます。

・パンジー、ビオラ

害虫

ヨトウムシ

アブラムシ

病気

灰色カビ病

モザイク病

ヨトウムシの被害

ヨトウガ(蛾)の幼虫で、日中は株の元や葉裏に隠れていて夜に活動します。

葉の縁や花びらを食害する害虫です。

見分け方としては黒いフンを葉に落とすためフンがあるか無いかで判断できます。

夜に見つけ次第に捕殺して駆除します。

閲覧注意!

インターネットから引用 ヨトウムシの食害

アブラムシの被害

葉の裏や茎、花に寄生して吸汁します。大量発生することで株の生育が衰えます。

ベランダや室内など雨のかからない場所で良く発生します。

反射光を嫌うため、株元にアルミ箔を敷くと防ぐことができます。

閲覧注意!

インターネットから引用 アブラムシの被害

灰色カビ病

花に白い斑点が発生し、のちに灰色のカビが密に生えて枯れていきます。

葉では縁から淡褐色の病斑が広がり、枯れて、多湿時には灰色のカビが生えてきます。

長雨が続くと多発すると言われています。

インターネットから引用

モザイク病

葉に緑色や黄色で濃淡のあるモザイク症状が発生します。

アブラムシは病原であるウイルスを媒介するため駆除が必要になります。

インターネットから引用

カビやウイルスの被害は

殺菌剤を散布するのが有効的です。

農薬の中ではベンレートやダコニールなどが有名どころで使い勝手も良いです。

・マリーゴールド

害虫

ハダニ

病気

青枯病

ハダニの被害

黄緑や赤のダニが葉裏について吸汁します。葉はかすり状に色が抜けます。

多発すると糸を張り、葉が褐色になり枯れてしまうことがあります。

高温乾燥を好むため葉を水で洗い流すように水やりをすることで発生を抑えることができます。

インターネットから引用 ハダニの被害

青枯病

根が褐色に腐敗し、茎葉は緑色のまま急激に萎れて株全体が枯れます。

土壌中の細菌が原因で夏に多発します。

発病した株は周囲の土とともに取り除いて焼きます。

こちらも殺菌剤を適度に散布して対策します。

虫などが苦手な方も多いと思いますが上手く付き合って花を楽しんでいければと思います。

ご自宅を花で彩るなら↓

庭師のお仕事(大きくなりすぎた樹木の高さを縮める 方法や時期などを徹底解説 アベリア ユキヤナギ レンギョウ コデマリ)

お世話になります。

皆様はご自宅や公園などで木を見かけたさいにはこう思ったことはありませんか?

枝が伸びすぎ 広がりすぎ お隣の敷地に入ってしまっている 大きくなりすぎて手入れがしにくい

こういった悩みや声を聞くのは非常に多いです。

植えたときは小さかったのに…

そうです!樹木は条件が良ければ想像を遥かに越えた生長をしていきます。

今回は私たちが行ったそんな樹木の高さを下げる方法やリスク、大きくなりやすい樹木を紹介していきたいと思います!

□生育がよく枝が広がりやすい樹木

・アベリア

春から秋にかけて鐘形の小さく白く、香りの良い花を咲かせます。

その花には蝶や虫などが蜜を吸いに来るほどです。

インターネットから引用

少し赤みのかかった枝が無数に勢い良く飛び出して来るのが特徴で、2メートルを越える物もあります。

芽吹きが強く、葉も無数に生えていることからハサミやトリマーによる刈り込みで形を整えるのが一般的です。

・レンギョウ

花は黄色く美しく、花後も緑の葉っぱが鮮やかな樹木です。

生育も良く、病害虫も着きにくいので庭いじり初級者のにもお勧めです!

インターネットから引用

こちらも芽吹きがよく、無数の枝葉が繁るため刈り込みハサミやトリマーで形を整えます。

・ユキヤナギ

春に小さな白い花を咲かせることでこの名がつけられました。

大きくなると1.5mほどの高さになります。地面の際から枝が何本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつけます。花は、3月から5月にかけて、5弁で雪白の小さなものを枝全体につけます。

インターネットから引用

・コデマリ

高さは1.5mになり、枝は細く、先は枝垂れます。葉は互生し葉先は鋭い。春に白の小花を集団で咲かせ、この集団は小さな手鞠のように見え、これが名前の由来となっています。

インターネットから引用

どうしても葉っぱが残るところで刈り揃えたい心理が働くので年々高さは大きくなって行きます。

こうなってくるとお手入れも大変になってきますのである程度の大きさで高さを詰めてやることが大切です。

□高さの詰めかた

①トリマーを使って少しだけ下げる

この方法は高さは下げたいがあまり形が崩れるのは避けたいという方にお勧めです。

もちろんハサミでも代用できます。(時間はかかります!)

方法はいたってシンプルで

樹木の上部を葉っぱがなくなってもいいのでお好みの高さまで下げるように刈り込むです。

こうすると頭だけは葉っぱがなく枝のみの状態になりますがあまり形を崩すことなく高さを詰めることができます。

②形が崩れてもいいので半分もしくはその下まで下げたい。

この方法は太い枝を切るために使う道具を変える必要があります。

ホームセンターなどでも販売している太枝切りハサミとノコギリです。

枝はだんだん根元に行くに連れて太くなって行くのでトリマーやハサミでは切れなくなってきます。

そこで太枝ハサミやノコギリで詰めたい高さの位置で枝を切ります。

□高さを下げることでのリスク

一度に多くの枝葉を切るために木へのダメージが大きい。つまり枯れるリスクが生まれます。

そのため多くの枝を切る時は時期を選ぶ必要があるのです。

木の活動が活発になり始める芽吹きの時期である3~4月くらいの作業が一番木にとってダメージが少ないと言われています。

まとめ

枝葉が繁りやすい樹木

アベリア

レンギョウ

ユキヤナギ

コデマリ 他

施工方法

浅く小さくする方法

深く小さくする方法とある。

リスク

どちらも木にダメージを与えるので3~4月頃に施工する。それ以外の時期は枯れるリスクが高まる。

このようにただ小さくしたいというのでなく適した時期、タイミングを見計らって作業を行うことが大切になってきます。

庭師のお仕事(低木刈り込みと雑草除去 この時期に頭を悩ます チガヤ を徹底的に除去します )

お世話になります

公園管理の仕事を請け負っていますが一回目の低木刈り込み作業に従事していきます。

低木とは腰から下の高さの樹木で、公園ではツツジ系統が多いです。

こんな感じに点在しているんですが、暖かくなってきて樹木も生育が良く、勢い良く枝が伸びるため定期的にお手入れをしなくてはいけません。

刈り込み作業をする際の注意点やコツです。

①最初に刈る高さを決める

手を入れる前の玉物は枝が爆発するように上に伸びているものがほとんどです。

これを伸びる前の高さに刈り戻します。ちょうど葉っぱがすこし残るくらいの位置がいいでしょう。そこにハサミを当てて左手を固定して右手だけを動かします。

この時力を入れすぎると表面がガタガタになり見た目が悪くなるので軽くリズムよく刈り込むことを意識してください。

ハサミ全体をつかって刈り込むと効率よく仕上がります。

②塗り絵のように

例えば塗り絵をするときは端から塗り始めて徐々に広げて行きます。その要領で刈り込みも端から徐々に広げて行きます。

そうすることでムラなく刈り込めます。

③角は少しハサミを斜めに入れる

セオリー的には側面を刈ってから頭を刈っていくことが多いです。

そうすると縦と横からハサミやトリマーをいれるので角の部分は角刈りのように四角くなります。

こうなると何とも人工的で落ち着かない雰囲気といいますかそんな感じになります。そのため角は斜めにハサミを入れることで全体的に丸みを付けるように意識することで自然な感じがでます。

④裾の部分を真っ直ぐにする

※綺麗に見せるために一番大切なこと

上部を綺麗に刈っても下部の部分(裾といいます)が揃っていないと美しい仕上がりにならないので少しやりずらいですがハサミを入れて真っ直ぐに揃えるよう意識します。

これらのやり方を遂行していけば綺麗に仕上げることができます。

刈り込みのコツはこんな感じですが気になるのはツツジの中から生えている背丈の高い雑草ではないでしょうか?

この雑草はチガヤと呼ばれる物です。

このようにススキみたいに中に無数に生えて、上に伸びていきます。

チガヤは日当たりのよい丘陵地、原野、草地、野山にごく普通に見られ、道端、畑、公園、空き地などどこでも生えますし、草刈りが良く行われる場所にも出現します。河原の土手などでは、一面に繁茂することがあります。

芽の先端が細く尖り、塩化ビニール製の蛇腹ホース程度なら下手すれば貫通します。

地下にしっかりした匍匐茎を伸ばすので、やっかいな雑草です。

ですが、尖った葉は、昔の日本で邪気を防ぐと信じられていて、魔除けとしても用いられたとも言われている一面もあります。

何にせよ厄介な雑草であることには変わりありません。

何でこんな除去しづらい雑草が増えたのか?生態系が変わったんですかね?

私たちは仕事の効率を考えて雑草の除去には除草剤を散布する場合が多いです。

この場合は厄介な事にツツジの中という最悪な場所に生えているので除草剤の散布は出来ない状況です。

ひたすら手と鎌を使って除去していきます。

あまり太くない物は強めに引っ張れば根っこごととれるので力に自信のある方は是非(笑)

しっかりしているものは引っ張っても取れない場合があるので鎌で元を切断します。

シンプルですがツツジの中に手を突っ込んでチガヤの塊をギュッと握り、元を一気に切断します。

以外と綺麗に取れるのでストレス発散になりますよ(笑)

鎌は刃の部分がノコギリのようになっているノコ鎌を使うことをオススメします。(普通の鎌でも新品やまたそれに近い物は切れ味が良いので切れます。)

勢いをつけすぎて自分の身体を傷つけないようにしてください!

そんなこんなで作業開始後30分。

ようやく切り終えました。

何で樹木の間から雑草が出てくるか不思議に思いませんか?

ハッキリとはわかっていませんが草の種が風などで飛ばされて樹木の間に入り込み、生えてくるといった説が私たち庭師の間では有力です。(何か新しいご意見あれば教えてください!)

ちなみに刈り込んで表面整えれば綺麗に見えますが またすぐに伸びてくるので根元の方で除去するようにします。

庭師のお手入れ(個人邸ビフォーアフター)

お世話になっております🙇

庭師の仕事として個人邸の管理がありますが元々木や草が伸びていたものを綺麗に手入れすることで見え方や感じかたが代わってくるのが庭師の醍醐味の1つといえます。

また綺麗になったときの達成感も格別なものがあります。

今回は実際行った個人邸のビフォーアフターを進め方や木の手入れ法を挟みながら解説します。

こちらが施工前です。

奥からサザンカ、ゴヨウマツ、サワラなどがあり手前にはシダレモミジ、クロマツ、イトヒバもあります。さらには下草の処理も依頼されました。中のツツジは花が最盛期なので触らないことにしました。

施工の手順としては最初に下草を処理します。理由は木を剪定してから下草を処理すると落ちた枝ゴミ等で、作業がやりづらくなったり、後の掃除で二度手間になるからです。

今回は肩掛け式の草刈り機を使って綺麗にしていきます。

この場合において注意しなくてはならないのは窓ガラスや車への配慮です。草刈り機で草刈りをすると小石が飛ぶためひどいときには窓が割れてしまったり、車には傷をつけてしまいます。

防止策としてコンパネやネットなどを設置して保護するようにします。

もちろんですがお隣さんへの声掛け等も忘れずに。

下草の処理を終えたら木の剪定に移っていきます。

サザンカは新しく伸びた枝を輪郭線上まで切り詰めて形を整えるようにします。

今回はチャドクガの被害はありませんでしたが見つけた場合は直ちに処理をしなくてはなりません。

5~6月と8~9月に発生するのでそろそろ一回目の発生があってもおかしくないです。前年などにチャドクガがついていたサザンカの葉の裏には卵を産み付けるためもし見つけた場合はその葉ごと処分します。

ただ中々見つけられなくて孵化してしまった場合は群れで集まって葉の裏についているため殺虫剤等を散布して早めに対処します。チャドクガは触ったり近くに行くと毛により被れてしまうので絶対に近寄らないようにします。

ちなみに私たちは殺虫剤としてトレボン乳剤をオススメします。

少ない希釈で効き目が抜群なため人への影響も少なく済みます。

駆除した毛虫にも触れないように気を付けてください。

ゴヨウマツは剪定の方法としてはほぼマツと同じで、根元の子芽、孫芽を残して枯れ葉や古い葉っぱは取り除きます。

枝が細かいため作業に時間を要するのが難点ではあります。

サワラは枝元の細かい小さいパラッとした枝を残すことでスッキリ仕上がります。大きい枝や葉っぱは切ってしまいます。

シダレモミジはあまり剪定しない方が人工的にならず自然に仕上がります。方向がおかしい枝や太すぎる枝を取る程度にします。パラッと仕上げることが美しく見せるコツです。

イトヒバはサワラと同じように細かな小さい枝を残します。細かい枝でも下に向きすぎている枝や弱々しい枝は取り除きます。

仕上がった庭です。

下草がないだけで広くなったように感じますし、樹木もスッキリとさせたことで風が通り抜けるような涼しげな印象がでました。

庭師の樹木図鑑(ヒイラギモクセイって何?お手入れ方法の解説や類似樹木も紹介)

お世話になっております🙇

庭木として人気のある樹木の1つとしてキンモクセイという樹木があります。

キンモクセイは知名度も高いと思いますが、秋に小降りなオレンジの花を着けて香りを漂わせる樹木です。

香りを嗅げばすぐ近くにキンモクセイがあると分かるような強い香りを放つのが特徴です。

そんなキンモクセイの仲間でヒイラギモクセイという樹木が存在します。

樹形や枝振り、葉のつきかたなどキンモクセイに非常に似ているのですが絶対的な違いとして葉の形がヒイラギのようにギザギザしているというのがあります。

ヒイラギのように葉に触れると物凄く痛いわけではないのですがヒイラギよりも細かくギザギザがついているのでチクチクするといった感覚のほうが強いです。

ヒイラギモクセイも秋頃に花を咲かせて香りを漂わせますが、キンモクセイのように強い香りではありませんし、花の色も白なのが特徴です。

そんなヒイラギモクセイですが、お手入れをせずに放置しておくとキンモクセイ同様、どんどん葉っぱが繁り、大きくなっていきます。そうなると手入れも大変になってくるので年に1回くらいはお手入れをしたいところです。

ヒイラギモクセイのお手入れ方法ですが、刈り込み作業によって刈り揃えるお手入れ方法と枝数を減らして透かして仕上げる剪定によって分かれます。

まずは刈り込みによって仕上げるパターンを解説していきます。

刈り込みによって仕上げるというのは刈り込み鋏といった刃が長い鋏で刈っていく方法と、ヘッジトリマーで刈り込んでいく方法です。

どちらもあらかじめ輪郭を決めてその位置まで刈り込みことが共通項です。輪郭は各々好きな位置で構いませんが出来るだけ木自体を小さくする場合は葉っぱが残るか残らないかの位置まで刈り込むことが多いです。

ここで注意するのは葉っぱがなくなるほど刈り込まないことです。

ヒイラギモクセイは常緑樹なため急に坊主のように強めの手入れをしてしまうのは適しません。時期を間違えると枯れてしまう恐れがあるためです。春先の芽吹きの時期であれば強めの手入れでも吹いてくる可能性がありますが他の時期は葉っぱが残るくらいまでに留めておくのが無難です。

刈り込みでのお手入れは仕上がりも綺麗になりますし、作業時間も早くすみます。あまり時間をかけずに綺麗にしたい場合にはオススメの方法になります。

続いて枝を抜いて透かす方法です。今回はこちらの方法で手入れさせてもらったのですが葉や幹、枝がちらとら見えて美しくなります。

剪定の方法は刈りこみの手入れと比べて手間がかかるというのが難点です。時間をかけてもより美しくしたい方にオススメです。

透かすことでどんなメリットがあるかと言いますと、翌年以降の木の伸びに影響します。

刈り込みで仕上げる場合は早く綺麗に整いますが翌年新しく強めの枝が伸びて樹形を乱します。

一方透かし剪定の方は枝数を適度に減らして養分を各枝に分散させることが出来るのであまり暴れるほど枝が伸びなくなります。うまくいけば翌年は手入れする必要がないほど樹形をキープすることができます。

長い目で見たときには透かしたほうが良い場合があります。

ここで透かし剪定の方法を解説していきます。

刈りこみ同様輪郭を決めることが大切です。輪郭が決まってしまえばあとはその輪郭にあわせて枝先を揃えていけば良いです。

輪郭は出来るだけ小さくしたいので枝元に近い位置にある小さい葉っぱを残すと良いでしょう。ちょうど良い葉っぱがないときは徐々に枝先に向かっていって適度な大きさの葉っぱを残すようにします。

輪郭が決まったら後は必要のない枝を取っていきます。輪郭線よりも内側(枝元の方)に上に向いた枝や反対方向に向いた枝、隣とぶつかっている枝があるので取っていくようにします。輪郭よも中で残す枝は方向の良い枝のみにします。(中の方の枝を残すことで将来その位置まで切り詰める事ができる。)

それを各枝で繰り返していけば良いのです。聞いただけで途方もない作業となりますね。

注意点として必ず一ヶ所輪郭を決めることです。一ヶ所輪郭が決まってしまえばあとはその位置で合わせていけば良いのでガタガタな仕上がりになるのを防げます。

こちらが仕上がりになります。上記の方法を意識することで適度にチラチラした透かし剪定が完成します。

透かし剪定は確かに手間ですし、中々初心者がやることは難しいですが透かすことによるメリットは大きいです。

透かしたことで風通しが良くなりますので害虫や病気の被害も少なくなるのです。

ヒイラギモクセイをはじめとしてキンモクセイ系は害虫や病気が少ないと言われていますが発生することにより見た目が悪くなったりするのでどのような物があるか知っておく必要があります。

キンモクセイ系に発生する主な害虫

ハダニ類

ミカンハダニと呼ばれる赤い小さなダニの被害が見られます。葉の裏に寄生し吸汁することで吸汁痕が白い斑点になり、かすり状に色が抜け、葉全体が黄色っぽくなるのが特徴です。春から秋にかけて、高温で乾燥した状態で多発しますが、枯れることはないので安心できます。

ハダニ類を見かけた場合は専用の殺ダニ剤(よく使われるのはバロックフロアブルと呼ばれるもの)を10日おきに2~3回散布するとよいとされています。また食用に用いるデンプンを利用した薬剤もあるとされているので人体への影響を考えたら良いと思います。同じ薬剤ばかりを使うと抵抗性がついてしまうため、 同じ薬剤の連用は避けていくつかの薬剤を順番に散布するようにします。

乾燥には強いハダニ類ですが水に弱いため木自体に水を散水すると被害が軽減できます。

発生を抑制するには冬場にキンモクセイの近くに植えてある落葉樹などにマシン油や石灰硫黄合剤を散布すると良いです。また肥料切れを起こすと被害が広がるので適度な肥料の管理をするようにすることも大切です。

アブラムシ類

春先に白い綿状の物質で覆われたヒイラギハマキワタムシと呼ばれるアブラムシの仲間が枝に発生することがありますが、特に大きな被害はないとされています。ですがアオバハゴロモと呼ばれる虫は夏から秋にかけて発生し、幼虫が群れで吸汁し、白い分泌物で枝や葉を汚し、美観を損ねます。

アブラムシは薬剤に弱いとされるので発見したら殺虫剤を散布すると効果があります。オルトランといった薬剤はホームセンターでも購入出来ますし、高い効果が期待できます。最近は抵抗性が着いたアブラムシも出てきているようなので殺虫剤を散布して効果が見られないときは違う殺虫剤を散布する必要があります。

ミノムシ類

キンモクセイ系に発生する害虫で一番被害があるとされる害虫です。

マエアカスカシノメイガと呼ばれる幼虫が厄介で、葉を吐き出した糸で綴って中に潜み、葉を食害します。新芽が食害されることもあり、芯の伸びが止まってしまいます。みの でぶら下がっている状態で発刊されることが多いので見つけ次第 葉ごと幼虫を捕殺します。

キンモクセイ系に発生する主な病気

褐斑病

葉先や葉縁に褐色~黄褐色の病斑が生じ、やがて灰褐色か灰白色になり、病斑部に小さな黒点が多数出てきます。

発生対策としては、殺菌剤を一週間おきに2~3回散布すると良いです。ダコニールやベンレートなどといったものがオススメです。

先葉枯病

葉先から付け根に向かって淡褐色の病斑が広がり、後に灰白色となり、発病後の初夏に落葉します。褐斑病と似ているが、落葉しないのが違いである。

褐斑病同様、殺菌剤を散布することで発生を抑制します。

こうやく病

幹や枝に塗り薬をベッタリと塗ったようにカビが密に生えます。カイガラムシ類やアブラムシ類の排泄物が原因とされています。この病気で木が枯れることはないですが美観が損なわれるのでカイガラムシやアブラムシを防除することが必要となります。そのため殺虫剤を巻くことで害虫の発生を押さえることが出来れば病気も防ぐことができます。

ここまででキンモクセイ系の害虫、病気について解説していきました。数が凄まじいので全部知るのは難しいと思います。

木にとって良いことをまとめると

1.適度に手入れして風通しをよくする

2.木を乾燥させすぎない

3.害虫が発生していたら殺虫剤を散布し、病気が見つかったら殺菌剤を散布する。

この3点を意識することで美観を損なわず樹木が楽しめると思います。

木に異常があっても慌てず、冷静に原因を探ることで解決できることがほとんどです。

不安なときは専門家を頼ってみるのもアリだと思います。

庭師の樹木図鑑(ニッコウヒバの特徴と剪定 刈り込みの方法を解説!)

お世話になっております🙇

庭師の仕事として工場内の樹木管理をする場合とあります。

知ってる限り大体の工場では敷地の周りに背丈の高い樹木が列植されていて目隠し代わりにしています。私のイメージでは針葉樹が植えられているイメージで、カイヅカイブキやヒマラヤスギ、サワラやヒノキの行った種類のものを見かけます。

今回はニッコウヒバを列植している工場の手入れに入ったのでその手入れの方法や特徴などを紹介していければと思います。

ニッコウヒバはサワラによく似ているが、葉がサワラよりパサパサしていたり、寒い時期には茶色くなったりする特徴があります。

ニッコウヒバは別名シノブヒバとも言います。

普通のヒバ系との違いとしては

私の感覚ですが少々葉っぱが固めでチリチリしてるかなといった印象です。

なので正直肌に触れるとチクチクします。

日陰、病害虫に強く、萌芽力があり、生け垣として利用することも可能です。

根が浅いことや葉が密生していることもあり、やや風に弱いため、大木になりすぎて風で倒れてしまうこともあります。

乾燥にも弱いとされています。

手入れの方法として剪定か刈り込みがあります。まず刈り込みでの手入れを解説していきます。

年々大きくなっていくのでできるだけ小さく縮めたいところですが、葉を残すように手入れをしないと枝が枯れるため、葉が残るくらいの薄さで刈り込むことが大切です。

部分的にも枯れこみが起きますが、これを防ぐには最低でも年に2回は手入れする必要があります。これは葉が繁りすぎて日が当たらない部分が出てくるためです。また、ニッコウヒバは枝が上向きに育ちやすいため、シュロ縄などを使って枝を誘引し、樹形を維持することもあります。

ポイントをまとめると

小さくするときは刈り込みは葉が残るか残らないかギリギリで刈り込む。(葉がなくなると枝が枯れるため。)

部分的な枝枯れを防ぐため理想は年2回のお手入れをすること。

剪定をする場合

枝葉が繁るためスッキリさせるために枝先に出た枝の中でも長いものを取り除き細かい枝を残します。

あまり多く枝を抜く必要はなく、少し多めに残すくらいが良いです。

あまり少なくしてしまうと枝枯れに繋がります。

剪定の際は中の枯れ枝は必ず除去するようにします。それだけでも日の当たりかたがグンと変わってきます。

日が木全体に均一に当たるようになれば枝枯れも少なくなるし、より多く小枝が吹くのでいざ小さくするときに手入れがしやすくなります。

一般家庭で植えることは中々ありませんが、主に常緑樹と呼ばれる一年中常に葉を付けたままの樹木は坊主に近い状態にする剪定自体を好みません。

常緑樹を坊主に近い状態または坊主になるくらい強く剪定してしまうと枯れる可能性が高くなります。

葉っぱが残っていることで蒸散等のバランスを保っているためそのバランスが崩れてしまうからだと言われています。

そのため大きくなりすぎたからと言って好きな大きさまで構わずに切ってしまうのは頂けません。

常緑樹を小さくするときは葉っぱが残っている位置までで何年もかけて小さくしていくのが良いです。

大きくなりすぎて高さを詰めたい場合は

脇の枝から出ている葉っぱは残し、真ん中の太い幹(主幹)といいます。

をお好みの高さまで切り詰めることで高さを詰めることができます。

デメリットとして

樹形が円錐形のように綺麗にはならず

丸みを帯びてきます。

気にしないのであれば問題ないですが注意します。

庭師 剪定(チャボヒバ編 剪定したチャボヒバと刈り込んだチャボヒバを徹底比較)

お世話になっております🙇

庭木で人気のある樹木としてチャボヒバも挙げられています。

チャボヒバはヒノキの園芸品種でヒノキに比べると枝葉が短くて密生する性質があり、その様子を短足のチャボに例えて名付けられました。生長がゆっくりな樹木で初期の生育は特に遅いです。(1m伸びるのに5~6年かかると言われています)ヒノキ・サワラ類の中ではオーソドックスで庭木としてもっともよく使われているもののひとつです。庭の洋風和風を問わずに幅広くマッチし、きれいに仕立てられたチャボヒバは何となく気品があり高級な感じがします。

こんもりと茂って様々な形に仕立てることができます。

よくあるのは各枝ごとに玉造りになっている物です。

枝先に葉っぱが玉状に固まっており、刈り込むことで形を整えます。

チャボヒバです。

玉の1つを拡大してみます。

こんな感じになっています。

この玉をハサミで刈り込んでいきます。使用するハサミですが刈り込み鋏だと少し大きいためやりづらい場合があります。そのため片手で使える刈り込み鋏を使うと非常にやりやすいです。

無い場合は両手の刈り込み鋏でもオッケーです。コツとしてはあまり深く刈り込まず表面に出ている葉っぱを揃えるイメージです。

深く刈りすぎてしまうと枯れてしまう恐れがあります。

こんな感じになります。

近くで見ると不揃いにも見えますが問題ありません。

注意する点として

脇や裾を揃える

枯れ葉を落とす

この二つが大切です。

表面を刈り揃えても裾が汚いと全体的に汚く見えてしまいますので裾はしっかり刈り込みます。

枯れ葉は玉の中に溜まっているので両手で擦るようにすると綺麗に取れます。最初に玉を両手で擦り、刈り込むと効率よく綺麗に出来ます。

続いてチャボヒバの剪定です。

上記のように刈り込みで仕上げる庭がほとんどですが剪定で仕上げるケースもあります。

こちらもチャボヒバになりますが玉造りではないため枝先の細かい枝を残す剪定で仕上げたいと思います。

こちらも枝先の一部を拡大してみます。

こちらが拡大図です。

葉の集合体から輪郭よりも出ている枝(強い枝)を取り除き、細かく小さい枝を残すようにします。

このように枝先にパラッとした小枝や葉っぱを残すことで美しく仕上げることが出来ます。

コツとしては必要以上に切りすぎないことです。

極端に言えば太い枝を取った後は小枝はいじらなくてもある程度整ってしまいます。必要以上に小枝を触って薄くしすぎてしまうのも木にとって良くないので切りすぎないということを念頭に置いてください。

ただ内部は枝が混みやすいため多すぎる場合や方向の悪い枝は取り除いて内部まで日が当たるようにします。

剪定後のチャボヒバです。

このように小枝を残すことで刈り込みで仕上げるのとは一味違う感じにすることが出来ます。

どちらの仕上がりが好みかは人によりますがチャボヒバが綺麗になっていると庭が締まって見えるのでお手入れ必至です!

ただ、2通りのやり方があるけれど刈り込みの方が簡単だからそちらで仕上げたほうがいいのでは?

その通りです。刈り込みの方が難易度は低いため初心者でも綺麗に仕上げることが出来ます。

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刈り込みと剪定とではメリットとデメリットがあるのです。

刈り込み仕上げメリット

作業時間が早く、綺麗に仕上がる。

デメリット

内部の枝が枯れるので年々枯れ葉の除去が大変。

剪定仕上げメリット

内部にもよく日が当たり、枯れ葉が少なくなる。

デメリット

とにかく手間がかかる。

特性を理解しつつあったやり方で仕上げることをオススメします。

庭師の樹木図鑑(サンゴジュ編 サンゴジュの特徴と生け垣の手入れの方法と剪定方法)

お世話になっております🙇

庭の仕事を携わっているといろいろな種類の木を見かけます。それが見慣れているものだったり中々見ないものだったりと現場によって様々です。

今回はお客様宅で見かけたサンゴジュという樹木について紹介していきます。

サンゴジュは樹皮が灰褐色で皮目が多く、荒いのが特徴で葉は長楕円形で、縁に小さくまばらな鋸歯(葉の縁にあるギザギザのこと)があります。光沢と厚みのある革質で、枝から折り取ると白い綿毛が出ます。

何故サンゴジュというのかということですが、秋に真っ赤に熟す果実が柄まで赤く、この姿をサンゴに見立ててこの名がついたといわれています。

サンゴジュは庭木として単体で植えられるケースもあれば生け垣のように列植して植えることもあります。

というのも、サンゴジュは防火・防風・防音の機能を有する樹種(防火樹・防風樹・防音樹)としても知られていて、家を守る木として人気があるためこのような使われ方をします。

今回のお客様宅ではサンゴジュの生け垣を手入れしましたが、2年ぶりのため強く太い枝が伸びているなど荒れていました。

毎回お手入れ時には刈り込みで仕上げているのですが、このまま刈り込み鋏やヘッジトリマーを使うと枝が太すぎて刈り込む事が出来ません。

まずは太い枝をノコギリや太枝切り鋏などで取り除くことが重要となります。

仮にこのまま無理やり刈り込みを行うと鋏が欠けたり、トリマーが故障するので注意しましょう。

このように赤○で囲まれた枝が太い枝となります。この枝を元で抜くという作業が必要となります。

毎回刈り込みでの作業なのである程度の輪郭線は出ているのでそれよりも出ているので分かりやすいと思います。その枝を元までたどり、ノコギリや太枝切りで取り除きます。

何故太い枝を優先的に取るのか?

1.太い枝がなくなることで刈り込み作業がしやすい

太い枝が混ざっていると上記のとおりハサミもトリマーにも負荷がかかり、効率も悪くなります。細い枝のみになることで楽に刈り込み作業が出来るようになります。

2. 来年以降の木の伸びが押さえられる

太い枝はどんどん成長していく特性があり、残しておくとどんどん枝が大きくなっていきます。取り除くことで細かい枝が残るので太い枝を残したときよりも、養分が各枝に分散されるため伸びが緩やかになります。

太い枝を取り除いた後は刈り込み鋏とヘッジトリマーで刈り込み、整えていきます。

トリマーを使って仕上げる際には注意点があります。

1.高速で刃が動くので絶対に手などを近くに持ってこない

生け垣などを刈り込むときに角度などの関係で手の位置が刃に近かったりする場合がありますが絶対に刃から離してください

2.刈った後は切り口がちぎれたようになり見た目が汚い

トリマーは刃が高速で上下運動するため刈ったときに枝葉をちぎるような感じになります。そのため切り口が汚くなってしまいます。

赤○のように切り口が汚く残ってしまうのがトリマー刈り込みの難点になります。

この場合は切り口を剪定鋏で切って目立たなくします。

このように元の方で切ることで目立たなくなります。

特に側面はよく目立つので切り口を鋏で整えると綺麗に見えます。

刈り込みが完成しました。

ちなみにですが生け垣に適した木の条件として

常緑樹を使用する

常緑樹は、一年中葉っぱがついているため生垣に最適です。もしも、落葉樹を生垣に使ってしまうと、冬などの寒い時期に木が寒さや乾燥から身を守ろうとして葉っぱを落としてしまい、風や音、視界を遮ることができなくなってしまいます。

刈り込みに強い

剪定は枝を切って形を整えたり、風通しをよくしたりといった作業ですが、刈り込みとは単純に形を整える作業です。生垣は一般的に風や音、視界を遮る目的で植えているため、剪定ではなく刈り込みで形を整えます。ただし、一度に強く刈り込むため、刈り込みに強い品種の方が生垣に適しています。

病気・害虫に強い

生垣の場合、枝や葉っぱが密集していて風を通しにくくなっています。風通しが悪いと、病気や湿ったところを好む害虫が発生することが多くなります。そのため、病害虫に強い品種の方が生垣に向いているのです。

今回のサンゴジュは常緑樹で尚且つ刈り込みにも強いということで生け垣に適した樹木といえます。

まだまだたくさんあるので今度紹介していきたいと思います。