蚊 撃退 (庭師が教える蚊の撃退法 今すぐ使えるテクニックや道具を解説)

お世話になります。

湿気が酷く過ごしづらいジメジメした日々をお過ごしかと思います。

私たちも不快な気持ちを持ちながら汗を垂らしてせっせ仕事に励んでいます。

この時期には暑さや湿気の他にも

嫌なものありますよね

ですね!

汗でネバネバした所に蚊の襲撃とあっては嫌になります。

私たちも蚊との戦いは日常茶飯事で気づけば身体中腫れ物だらけの時もありました。

そこで私たちが普段行っている蚊との向き合い方

蚊への対策を解説していければと思います。

これはご家庭でも使えると思いますのでぜひ参考にしてください!

蚊 撃退法

1.水辺を少なくする

蚊は少しでも水があるとそこに卵を産んで子供を増やしていきます。

水溜まりはもちろんですが水道付近のバケツや樹木や草につく水滴などにも産み付けます。

そのため梅雨時の今は絶好の産卵期となります。

気を付けるのは

いかに水を少なくするか

ですので水溜まりはともかくバケツに水を溜めておくのは避けてこまめに空にしておくことをオススメします。

水がたまりやすいところは砂利を敷いたり、軽く勾配をつけたりすることで解消できますが

手間がかかるという方は

粒状の除草剤を散布することをオススメします。

しかし、散布の際は近くの植物や樹木を枯らさないように気を付けるようにしてください。

蚊 対策へ

便利アイテムはこちらから↓

2.雑草を除去する 剪定をする

前述のとおり

草や樹木へ水滴がつくことで卵を産み付けることも原因のひとつですが

雑草や樹木が生い茂っていると蚊にとって最適なすみかになります。

雑草は除去して、樹木は風通しを良くすることでいくらかは改善されます。

雑草の除去方法や風通しを良くする剪定はこちらを参照してください↓

https://garden52.net/3787/

3.蚊除けグッズを積極的に使う

古典的な方法ですが

これが意外と有効なケースもあります。

蚊は意外と煙に弱いと言いますので蚊取り線香は特に有効です。

私たちも安全を考慮しつつ蚊取り線香は使ったりもします。(火の取り扱いには注意するので現場によって)

その他の蚊除けグッズはこちら↓


4.虫除けスプレー散布

一番基本的かもしれません。

備えあれば憂いなし❗

ですので屋外での作業時には必ず身体にスプレーを吹き掛けましょう!

敏感肌にも安心 虫除け


庭師の樹木図鑑(ヒイラギモクセイって何?お手入れ方法の解説や類似樹木も紹介)

お世話になっております🙇

庭木として人気のある樹木の1つとしてキンモクセイという樹木があります。

キンモクセイは知名度も高いと思いますが、秋に小降りなオレンジの花を着けて香りを漂わせる樹木です。

香りを嗅げばすぐ近くにキンモクセイがあると分かるような強い香りを放つのが特徴です。

そんなキンモクセイの仲間でヒイラギモクセイという樹木が存在します。

樹形や枝振り、葉のつきかたなどキンモクセイに非常に似ているのですが絶対的な違いとして葉の形がヒイラギのようにギザギザしているというのがあります。

ヒイラギのように葉に触れると物凄く痛いわけではないのですがヒイラギよりも細かくギザギザがついているのでチクチクするといった感覚のほうが強いです。

ヒイラギモクセイも秋頃に花を咲かせて香りを漂わせますが、キンモクセイのように強い香りではありませんし、花の色も白なのが特徴です。

そんなヒイラギモクセイですが、お手入れをせずに放置しておくとキンモクセイ同様、どんどん葉っぱが繁り、大きくなっていきます。そうなると手入れも大変になってくるので年に1回くらいはお手入れをしたいところです。

ヒイラギモクセイのお手入れ方法ですが、刈り込み作業によって刈り揃えるお手入れ方法と枝数を減らして透かして仕上げる剪定によって分かれます。

まずは刈り込みによって仕上げるパターンを解説していきます。

刈り込みによって仕上げるというのは刈り込み鋏といった刃が長い鋏で刈っていく方法と、ヘッジトリマーで刈り込んでいく方法です。

どちらもあらかじめ輪郭を決めてその位置まで刈り込みことが共通項です。輪郭は各々好きな位置で構いませんが出来るだけ木自体を小さくする場合は葉っぱが残るか残らないかの位置まで刈り込むことが多いです。

ここで注意するのは葉っぱがなくなるほど刈り込まないことです。

ヒイラギモクセイは常緑樹なため急に坊主のように強めの手入れをしてしまうのは適しません。時期を間違えると枯れてしまう恐れがあるためです。春先の芽吹きの時期であれば強めの手入れでも吹いてくる可能性がありますが他の時期は葉っぱが残るくらいまでに留めておくのが無難です。

刈り込みでのお手入れは仕上がりも綺麗になりますし、作業時間も早くすみます。あまり時間をかけずに綺麗にしたい場合にはオススメの方法になります。

続いて枝を抜いて透かす方法です。今回はこちらの方法で手入れさせてもらったのですが葉や幹、枝がちらとら見えて美しくなります。

剪定の方法は刈りこみの手入れと比べて手間がかかるというのが難点です。時間をかけてもより美しくしたい方にオススメです。

透かすことでどんなメリットがあるかと言いますと、翌年以降の木の伸びに影響します。

刈り込みで仕上げる場合は早く綺麗に整いますが翌年新しく強めの枝が伸びて樹形を乱します。

一方透かし剪定の方は枝数を適度に減らして養分を各枝に分散させることが出来るのであまり暴れるほど枝が伸びなくなります。うまくいけば翌年は手入れする必要がないほど樹形をキープすることができます。

長い目で見たときには透かしたほうが良い場合があります。

ここで透かし剪定の方法を解説していきます。

刈りこみ同様輪郭を決めることが大切です。輪郭が決まってしまえばあとはその輪郭にあわせて枝先を揃えていけば良いです。

輪郭は出来るだけ小さくしたいので枝元に近い位置にある小さい葉っぱを残すと良いでしょう。ちょうど良い葉っぱがないときは徐々に枝先に向かっていって適度な大きさの葉っぱを残すようにします。

輪郭が決まったら後は必要のない枝を取っていきます。輪郭線よりも内側(枝元の方)に上に向いた枝や反対方向に向いた枝、隣とぶつかっている枝があるので取っていくようにします。輪郭よも中で残す枝は方向の良い枝のみにします。(中の方の枝を残すことで将来その位置まで切り詰める事ができる。)

それを各枝で繰り返していけば良いのです。聞いただけで途方もない作業となりますね。

注意点として必ず一ヶ所輪郭を決めることです。一ヶ所輪郭が決まってしまえばあとはその位置で合わせていけば良いのでガタガタな仕上がりになるのを防げます。

こちらが仕上がりになります。上記の方法を意識することで適度にチラチラした透かし剪定が完成します。

透かし剪定は確かに手間ですし、中々初心者がやることは難しいですが透かすことによるメリットは大きいです。

透かしたことで風通しが良くなりますので害虫や病気の被害も少なくなるのです。

ヒイラギモクセイをはじめとしてキンモクセイ系は害虫や病気が少ないと言われていますが発生することにより見た目が悪くなったりするのでどのような物があるか知っておく必要があります。

キンモクセイ系に発生する主な害虫

ハダニ類

ミカンハダニと呼ばれる赤い小さなダニの被害が見られます。葉の裏に寄生し吸汁することで吸汁痕が白い斑点になり、かすり状に色が抜け、葉全体が黄色っぽくなるのが特徴です。春から秋にかけて、高温で乾燥した状態で多発しますが、枯れることはないので安心できます。

ハダニ類を見かけた場合は専用の殺ダニ剤(よく使われるのはバロックフロアブルと呼ばれるもの)を10日おきに2~3回散布するとよいとされています。また食用に用いるデンプンを利用した薬剤もあるとされているので人体への影響を考えたら良いと思います。同じ薬剤ばかりを使うと抵抗性がついてしまうため、 同じ薬剤の連用は避けていくつかの薬剤を順番に散布するようにします。

乾燥には強いハダニ類ですが水に弱いため木自体に水を散水すると被害が軽減できます。

発生を抑制するには冬場にキンモクセイの近くに植えてある落葉樹などにマシン油や石灰硫黄合剤を散布すると良いです。また肥料切れを起こすと被害が広がるので適度な肥料の管理をするようにすることも大切です。

アブラムシ類

春先に白い綿状の物質で覆われたヒイラギハマキワタムシと呼ばれるアブラムシの仲間が枝に発生することがありますが、特に大きな被害はないとされています。ですがアオバハゴロモと呼ばれる虫は夏から秋にかけて発生し、幼虫が群れで吸汁し、白い分泌物で枝や葉を汚し、美観を損ねます。

アブラムシは薬剤に弱いとされるので発見したら殺虫剤を散布すると効果があります。オルトランといった薬剤はホームセンターでも購入出来ますし、高い効果が期待できます。最近は抵抗性が着いたアブラムシも出てきているようなので殺虫剤を散布して効果が見られないときは違う殺虫剤を散布する必要があります。

ミノムシ類

キンモクセイ系に発生する害虫で一番被害があるとされる害虫です。

マエアカスカシノメイガと呼ばれる幼虫が厄介で、葉を吐き出した糸で綴って中に潜み、葉を食害します。新芽が食害されることもあり、芯の伸びが止まってしまいます。みの でぶら下がっている状態で発刊されることが多いので見つけ次第 葉ごと幼虫を捕殺します。

キンモクセイ系に発生する主な病気

褐斑病

葉先や葉縁に褐色~黄褐色の病斑が生じ、やがて灰褐色か灰白色になり、病斑部に小さな黒点が多数出てきます。

発生対策としては、殺菌剤を一週間おきに2~3回散布すると良いです。ダコニールやベンレートなどといったものがオススメです。

先葉枯病

葉先から付け根に向かって淡褐色の病斑が広がり、後に灰白色となり、発病後の初夏に落葉します。褐斑病と似ているが、落葉しないのが違いである。

褐斑病同様、殺菌剤を散布することで発生を抑制します。

こうやく病

幹や枝に塗り薬をベッタリと塗ったようにカビが密に生えます。カイガラムシ類やアブラムシ類の排泄物が原因とされています。この病気で木が枯れることはないですが美観が損なわれるのでカイガラムシやアブラムシを防除することが必要となります。そのため殺虫剤を巻くことで害虫の発生を押さえることが出来れば病気も防ぐことができます。

ここまででキンモクセイ系の害虫、病気について解説していきました。数が凄まじいので全部知るのは難しいと思います。

木にとって良いことをまとめると

1.適度に手入れして風通しをよくする

2.木を乾燥させすぎない

3.害虫が発生していたら殺虫剤を散布し、病気が見つかったら殺菌剤を散布する。

この3点を意識することで美観を損なわず樹木が楽しめると思います。

木に異常があっても慌てず、冷静に原因を探ることで解決できることがほとんどです。

不安なときは専門家を頼ってみるのもアリだと思います。

庭師が教える樹木(ナンジャモンジャとは?特徴と剪定方法)編

今回も公園樹木剪定になります。

前回は常緑樹の剪定をしましたので再び落葉樹を剪定していきたいと思います。

今回の樹木は

こちらの落葉樹です。

名をナンジャモンジャと呼びます。

なんじゃそれ?と疑問に思うかと思いますが列記としてそう呼ばれているのです。

ちなみに別名はヒトツバタゴと呼ばれます。

ナンジャモンジャは中国、台湾、朝鮮半島および日本などに分布形態をとります。但し植栽の樹木の実の種が野鳥に運ばれて着床して自生している自生の樹木を山林の中で観察することができます。成木で樹高は20mを超える大型の高木で、幹は灰褐色で縦に切れ目が入ります。

葉は長楕円形で4cm~10cm程度となり、長い葉柄を持ち対生します。花期は5月頃で、新枝の枝先に10cm程度円錐形のものをつけ、秋に直径1cm程度の楕円形の果実をつけ黒く熟します。

高木になるので公園木にはちょくちょく使われているようです。

ナンジャモンジャと名付けられる植物の樹種は、ヒトツバタゴのほか、ニレ、イヌザクラ、ボダイジュなど様々です。

ナンジャモンジャと称される理由について、民俗学では、元々は占いや神事に利用されていたもので、植物名で直接呼ぶことが憚られたものではないか、とみる説などがあります。

一説では、神木の前を通りかかった水戸黄門が この木はなんじゃ? と聞いたところ、地元の人が聞き取れず「ナンジャモンジャ」と返答して、木の名前だと勘違いして広まったという話がある用です。

剪定ですが落葉樹なのである程度強めに剪定をしていきます。

枝数が多く新しい枝が伸びていて見た目が悪いです。ボサボサ枝を多くだしている枝を元から取って枝数を少なくして、残した枝の枝先の小枝を生かして行きます。

枝先は切り詰めてしまって構いません。

剪定完了です。

枝数を少なくして残した枝の先端に細かい枝を残しました。

むさ苦しい感じがなくなり、まとまりが出たかなと思います。

ナンジャモンジャは夏期にはアメリカシロヒトリがついたりする樹木なので発生しだい殺虫剤を散布することで駆除が可能です。

オススメの殺虫剤はトレボンの乳剤です。非常に強力で幅広い害虫に効くので扱いやすいです。

また5月に咲く花は雪のようで非常に美しいです。

見る機会があれば是非見てみてください。

インターネットから引用

ツバキの剪定(ツバキの透かし剪定 小さくするやり方を解説)

お世話になっております🙇

今回は先週からお手入れに入らせてもらっている個人邸のお手入れにてツバキを剪定してきました。

もう何年も手入れをしていなく、放置されていたのでできるだけ小さくしてほしいとの事でした。

本来は花芽が付いているため強めの剪定はあまりしないのですが花芽は構わないとの事なので思い切り小さく透かします。

作業前です。

見るからにもっさりしていかにも放置してました感がすごいです。

こうなってくるとどこまで切り詰めて良いか迷うところですが樹木の頭から幹に近い所にある小さな枝を残すようにします。その周辺にある明らかに勢いの強い枝は元から取ってしまいます。

この状態になると明らかに枝数が多いので強い枝は取ってしまうようにして枝数を減らしで中の小枝を多く残すようにします。

小枝を残すとある程度輪郭が整ってくるので後は明らかに濃い場所の小枝を調整します。その中でも方向の悪い枝や長い枝を抜きます。長さ調整で長めの小枝を切り詰めても良いです。

大まかな剪定順序

1 樹木の頭から幹元に近い所の小枝を残す。

2 その周辺にある作りたい輪郭から明らかに強く長い枝は元から取る。

3 ある程度強い枝を取ると細かい枝の輪郭が出てくるので方向の悪い小枝、長い小枝をとったり切り詰めたりする。

これらを頭から順々に行っていくことで樹木自体がコンパクトに透けてくると思います。

説明では中々難しいですが慣れるためにはとにかく切ってみることだけだと思っています。

剪定後です。

もっさりしていたものを中の小枝を残すことを意識したことでコンパクトに透かすことができました。

ツバキは萌芽力があるため刈り込みでも形を整えられますが透かしたほうが枝が暴れにくくなりますし風通しも良くなり害虫の発生も防ぐ事ができます。ちなみに剪定している際に害虫がいた形跡を発見しました。

ツバキの代表的な害虫と言えばチャドクガですね。

葉を食害し人が近くに行ってしまうと毒針で皮膚がかぶれ、痒みが出ます。

これまた厄介でもし被れた患部を掻くようなら毒針が広がりさらにかぶれが広がってしまいます。

対処法として

出来るだけチャドクガに近づかないこと

もし痒みを感じたら50度くらいのお湯で患部を洗い流す。

毒針(毛)は熱湯によって溶けるためひたすら患部は洗い流します。

酷いときは医療機関を利用する。

このように害虫の被害を防ぐためにも透かすことは大切なことと言えます。

ただ、刈り込みに比べて時間がかかるのもまた難点でお客様と相談して金額面なども調整していく必要があります。

【衝撃】コブシが突然枯れる原因|犯人はテッポウムシだった

お世話になっております🙇

先日行ったお客様宅での作業で、前年は多くの蕾をつけていたコブシが、無惨にも枯れてしまっている現場に遭遇しました。

毎年、花芽を多く残すために徒長枝のみを切る軽めの剪定を行っていたため、剪定が原因とは考えにくく、非常に不可解な枯れ方でした。

最終的に安全面を考慮し、伐採を行うことになりました。


枯れ木伐採の様子

樹木全体に枯れが入っていたため、木に登っての作業は危険と判断。

脚立を使用し、上部から少しずつ切り分けていく方法で伐採を進めました。

この方法は、枝の重量を分散させながら作業できるため、安全性が高くなります。

枝をすべて落とした後は、幹の伐採へ。

幹は太く重量もあるため、倒す方向や荷重に注意しながら慎重に作業を進めました。

無事に切り終えた後、衝撃の光景が待っていました。


コブシが枯れた原因

幹の断面を見ると、中央に大きな穴が空いていました。

この空洞化こそが、今回コブシが枯れてしまった最大の原因です。


犯人はテッポウムシ(カミキリムシ幼虫)

コブシを枯らした犯人は、害虫であるテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)である可能性が非常に高いと判断しました。

テッポウムシとは、カミキリムシの幼虫のことで、幹の中を食害しながらトンネル状の穴を作ります。

幹に鉄砲が通ったような細長い穴を開けることから「テッポウムシ」と呼ばれています。

テッポウムシの生態

  • 発生時期:6月〜10月頃
  • 産卵場所:幹の地際部分
  • 幼虫期間:翌年5月頃まで幹の中を食害
  • 成虫になるまで:1〜2年かかる場合もあり

幼虫は白く、少し平べったい頭でっかちな形をしています。

幹の根元におがくず状のフンが落ちている場合は、テッポウムシ被害を強く疑う必要があります。

葉を食べる害虫と違い、テッポウムシは幹の内部を食害するため、発見が遅れると致命的です。

たった1匹でも幹の中を食い荒らされることで、樹木が水分や養分を運べなくなり、最終的に枯死してしまいます。

今回のケースでは、おがくずが確認できなかったため、発見が遅れてしまいました。

なお、テッポウムシはコブシだけでなく、モミジ・サクラ・ウメなどにも被害が出ることがあります。


テッポウムシの駆除方法

テッポウムシの駆除には、専用の駆除剤が市販されています。

基本的な駆除手順

  1. テッポウムシの開けた穴を探す
  2. 細長いノズルを穴の奥まで差し込む
  3. 薬剤をしっかり噴射する
  4. 園芸用パテや木工用ボンドで穴を塞ぐ

穴を塞がずに放置すると、アリや菌が侵入し、さらに樹木が弱る原因になります。

10日ほど経過後、株元に再び木くずが出ていないかを確認し、出ていなければ駆除成功です。


原因不明の枯れは害虫を疑う

剪定の失敗や土壌不良が考えにくい場合、害虫被害を疑うことで原因が特定できるケースは非常に多いです。

特にテッポウムシは発見が遅れやすく、気づいた時には手遅れになることもあります。

幹の根元におがくずがないか、定期的にチェックすることが、大切な庭木を守るポイントです。

庭木の異変に気づいた場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。

支柱の目的とは?庭師が教える支柱の種類と正しいやり方

お世話になっております🙇
現役庭師が、庭木の支柱の目的・種類・正しいやり方を初心者の方にもわかりやすく解説します。

「なぜ支柱を立てるの?」「どんな支柱があるの?」「やらないとどうなる?」といった疑問を、この記事で全て解決します。

支柱の目的とは?なぜ必要なのか

支柱の最大の目的は、植栽直後の樹木を安定させ、根付くまで倒れないようにすることです。

  • 強風による倒木防止
  • 根の活着(根付き)を助ける
  • 幹が傾くのを防ぐ
  • 樹形をきれいに保つ

特に植えたばかりの木は、根がまだ十分に張っていないため、風で簡単にグラつきます。 その状態が続くと、根が切れたり、最悪の場合は枯れてしまう原因になります。

支柱をしないとどうなる?

支柱を立てないと、以下のようなトラブルが起きやすくなります。

  • 強風で倒れる
  • 根が切れて活着しない
  • 幹が曲がったまま育つ
  • 見た目が悪くなる

結果的に、せっかく植えた庭木が弱ったり、枯れてしまうこともあるため、支柱はとても重要な作業です。

支柱の種類一覧(代表的な支柱)

庭木の大きさ・幹周・用途によって、使う支柱の種類が変わります。

二脚鳥居支柱

今回ご紹介するのが、この二脚鳥居支柱です。

  • 幹周:9cm~29cm程度
  • 中低木〜中木向け
  • 見た目がきれい

二本の杭で鳥居の形を作り、樹木を前方向から支える支柱方法です。

三脚鳥居支柱

  • 幹周が太い樹木向け
  • 強風対策に強い
  • 大きな庭木・高木向け

添え木支柱

  • 小さな庭木
  • 軽い補助用
  • 低コストで施工可能

二脚鳥居支柱のやり方(基本手順)

ここからは、二脚鳥居支柱の基本的な施工手順を解説します。

① 杭を打つ

規定の長さにカットした杭を、左右にしっかり打ち込みます。
地上に出る部分は約950mm、埋設前は約1800mmが目安です。

② 横木を取り付ける

横木を取り付け、樹木が正しい位置に立つよう調整します。

③ 杉皮+シュロ縄で固定

幹に杉皮を巻き、その上からシュロ縄で綾掛けにします。

杉皮を巻く理由は、幹を傷つけないためです。 これをしないと、縛り部分が食い込んで木を傷めてしまいます。

④ 添え木の設置

必要に応じて添え木を設置し、幹・中・下の3点で固定します。

プロが使う支柱・資材(おすすめ)

現場でもよく使われる、信頼性の高い園芸資材をご紹介します。
DIYでもプロ品質で施工したい方は、以下を選ぶと失敗しにくいです。

おすすめ園芸用支柱(竹・鋼管)

  • タカショー 竹支柱(太さ16mm〜20mm)
  • 第一ビニール 鋼管支柱 イボ付タイプ

  • 👉 タカショー 竹支柱をチェック

    👉 第一ビニール 鋼管支柱 イボ付をチェック

    おすすめシュロ縄

    • タカショー シュロ縄 3mm
    • ユタカメイク シュロ縄 3mm(コスパ重視)
    👉 タカショー シュロ縄 3mmを見る

    👉 ユタカメイク シュロ縄 3mm

    おすすめ杉皮・幹保護材

    • 杉皮(幹当て用 園芸資材)
    • 幹保護テープ(代替品としても可)

    👉 杉皮(幹当て用)をチェック

    👉 幹保護テープ(代替品としても可)

    支柱で一番大事なポイント

    支柱作業で最も重要なのは、強すぎず・弱すぎず固定することです。

    • きつすぎ → 幹が傷む
    • ゆるすぎ → 支柱の意味がない

    また、結び方(イボ結び・綾掛け)も仕上がりの美しさに大きく影響します。

    文章だけではわかりにくいポイントも、動画なら一目で確認できます。

    まとめ:支柱は庭木を守る重要作業

    支柱は、ただ木を支えるだけでなく、庭木の健康と美しい樹形を守るための重要な作業です。

    • 植栽直後は必ず支柱を立てる
    • 樹木の大きさに合った支柱を選ぶ
    • 正しい縛り方で幹を守る

    見た目も美しく、しっかりと施工された支柱は、庭全体の完成度も高めてくれます。