モチノキ 透かし剪定(小さくする剪定 庭師が解説)

お世話になります!

昨今庭木の代表としてよく見かけるモチノキという樹木があります。

中心の大きい木がモチノキです。

特徴としては一年中葉が落ちることのない常緑樹です。

葉っぱはさわるとスベスベしています。

このように生育が旺盛であっという間にこれくらいの高さにまで成長してしまいます。

そのため出来るだけ樹木自体を小さくしたいとのお客様からの要望を頂きました。

今までは刈り込みバサミを使うことによるお手入れで手入れを行い形を整えて来ましたが

刈り込みのコツはこちらを参考に↓

葉っぱを残すようにお手入れしていたので半年もするとこのように生い茂って圧迫感が出てきてしまいます。

そこで極限まで小さくするために枝抜きと葉っぱがなくなるくらいまでお手入れすることにしました。

今までは枝の大小に関わらず刈り込んで整えていました。

今度は枝の塊の中でも本当に小さい枝を残して太めの枝は抜いてしまうようにしました。

太い枝に比べて、細い枝の方が緩やかに成長して行くため伸びも抑えられるし、

適度に透けて見えるため見た目がよりきれいになり、庭が広く見えるようになります。

すなわち圧迫感がなくなるということです。

しかしこの剪定方法

仕上がりはスッキリとしますが

いくつか注意点があります。

1.寒い時期や暑い時期には行えない

このような剪定は木に大幅にダメージを与える剪定でもあります。

寒さが厳しい時期や暑さが厳しい時期に行うとたちまち木が弱り、枯れてしまえ恐れがあります。

そのためベストは3~4月の暖かくなり始めたかな~という時期がいいです。

正直この時期での施工はギリギリと言えるでしょう。

2.手間がかかる

剪定作業は刈り込み作業と比べて手間がかかる傾向にあります。

枝一つ一つを揃えていかなければならないからです。

モチノキは特に枝の数が多くこの木を仕上げるのに職人3人で木に登り半日を要しました。

仕上がったモチノキです。

刈り込みバサミで整えるモチノキも綺麗ですが

剪定で仕上げたモチノキもまた違った味を出しています。

プロの技を体験する

庭師の樹木図鑑(ヒイラギモクセイって何?お手入れ方法の解説や類似樹木も紹介)

お世話になっております🙇

庭木として人気のある樹木の1つとしてキンモクセイという樹木があります。

キンモクセイは知名度も高いと思いますが、秋に小降りなオレンジの花を着けて香りを漂わせる樹木です。

香りを嗅げばすぐ近くにキンモクセイがあると分かるような強い香りを放つのが特徴です。

そんなキンモクセイの仲間でヒイラギモクセイという樹木が存在します。

樹形や枝振り、葉のつきかたなどキンモクセイに非常に似ているのですが絶対的な違いとして葉の形がヒイラギのようにギザギザしているというのがあります。

ヒイラギのように葉に触れると物凄く痛いわけではないのですがヒイラギよりも細かくギザギザがついているのでチクチクするといった感覚のほうが強いです。

ヒイラギモクセイも秋頃に花を咲かせて香りを漂わせますが、キンモクセイのように強い香りではありませんし、花の色も白なのが特徴です。

そんなヒイラギモクセイですが、お手入れをせずに放置しておくとキンモクセイ同様、どんどん葉っぱが繁り、大きくなっていきます。そうなると手入れも大変になってくるので年に1回くらいはお手入れをしたいところです。

ヒイラギモクセイのお手入れ方法ですが、刈り込み作業によって刈り揃えるお手入れ方法と枝数を減らして透かして仕上げる剪定によって分かれます。

まずは刈り込みによって仕上げるパターンを解説していきます。

刈り込みによって仕上げるというのは刈り込み鋏といった刃が長い鋏で刈っていく方法と、ヘッジトリマーで刈り込んでいく方法です。

どちらもあらかじめ輪郭を決めてその位置まで刈り込みことが共通項です。輪郭は各々好きな位置で構いませんが出来るだけ木自体を小さくする場合は葉っぱが残るか残らないかの位置まで刈り込むことが多いです。

ここで注意するのは葉っぱがなくなるほど刈り込まないことです。

ヒイラギモクセイは常緑樹なため急に坊主のように強めの手入れをしてしまうのは適しません。時期を間違えると枯れてしまう恐れがあるためです。春先の芽吹きの時期であれば強めの手入れでも吹いてくる可能性がありますが他の時期は葉っぱが残るくらいまでに留めておくのが無難です。

刈り込みでのお手入れは仕上がりも綺麗になりますし、作業時間も早くすみます。あまり時間をかけずに綺麗にしたい場合にはオススメの方法になります。

続いて枝を抜いて透かす方法です。今回はこちらの方法で手入れさせてもらったのですが葉や幹、枝がちらとら見えて美しくなります。

剪定の方法は刈りこみの手入れと比べて手間がかかるというのが難点です。時間をかけてもより美しくしたい方にオススメです。

透かすことでどんなメリットがあるかと言いますと、翌年以降の木の伸びに影響します。

刈り込みで仕上げる場合は早く綺麗に整いますが翌年新しく強めの枝が伸びて樹形を乱します。

一方透かし剪定の方は枝数を適度に減らして養分を各枝に分散させることが出来るのであまり暴れるほど枝が伸びなくなります。うまくいけば翌年は手入れする必要がないほど樹形をキープすることができます。

長い目で見たときには透かしたほうが良い場合があります。

ここで透かし剪定の方法を解説していきます。

刈りこみ同様輪郭を決めることが大切です。輪郭が決まってしまえばあとはその輪郭にあわせて枝先を揃えていけば良いです。

輪郭は出来るだけ小さくしたいので枝元に近い位置にある小さい葉っぱを残すと良いでしょう。ちょうど良い葉っぱがないときは徐々に枝先に向かっていって適度な大きさの葉っぱを残すようにします。

輪郭が決まったら後は必要のない枝を取っていきます。輪郭線よりも内側(枝元の方)に上に向いた枝や反対方向に向いた枝、隣とぶつかっている枝があるので取っていくようにします。輪郭よも中で残す枝は方向の良い枝のみにします。(中の方の枝を残すことで将来その位置まで切り詰める事ができる。)

それを各枝で繰り返していけば良いのです。聞いただけで途方もない作業となりますね。

注意点として必ず一ヶ所輪郭を決めることです。一ヶ所輪郭が決まってしまえばあとはその位置で合わせていけば良いのでガタガタな仕上がりになるのを防げます。

こちらが仕上がりになります。上記の方法を意識することで適度にチラチラした透かし剪定が完成します。

透かし剪定は確かに手間ですし、中々初心者がやることは難しいですが透かすことによるメリットは大きいです。

透かしたことで風通しが良くなりますので害虫や病気の被害も少なくなるのです。

ヒイラギモクセイをはじめとしてキンモクセイ系は害虫や病気が少ないと言われていますが発生することにより見た目が悪くなったりするのでどのような物があるか知っておく必要があります。

キンモクセイ系に発生する主な害虫

ハダニ類

ミカンハダニと呼ばれる赤い小さなダニの被害が見られます。葉の裏に寄生し吸汁することで吸汁痕が白い斑点になり、かすり状に色が抜け、葉全体が黄色っぽくなるのが特徴です。春から秋にかけて、高温で乾燥した状態で多発しますが、枯れることはないので安心できます。

ハダニ類を見かけた場合は専用の殺ダニ剤(よく使われるのはバロックフロアブルと呼ばれるもの)を10日おきに2~3回散布するとよいとされています。また食用に用いるデンプンを利用した薬剤もあるとされているので人体への影響を考えたら良いと思います。同じ薬剤ばかりを使うと抵抗性がついてしまうため、 同じ薬剤の連用は避けていくつかの薬剤を順番に散布するようにします。

乾燥には強いハダニ類ですが水に弱いため木自体に水を散水すると被害が軽減できます。

発生を抑制するには冬場にキンモクセイの近くに植えてある落葉樹などにマシン油や石灰硫黄合剤を散布すると良いです。また肥料切れを起こすと被害が広がるので適度な肥料の管理をするようにすることも大切です。

アブラムシ類

春先に白い綿状の物質で覆われたヒイラギハマキワタムシと呼ばれるアブラムシの仲間が枝に発生することがありますが、特に大きな被害はないとされています。ですがアオバハゴロモと呼ばれる虫は夏から秋にかけて発生し、幼虫が群れで吸汁し、白い分泌物で枝や葉を汚し、美観を損ねます。

アブラムシは薬剤に弱いとされるので発見したら殺虫剤を散布すると効果があります。オルトランといった薬剤はホームセンターでも購入出来ますし、高い効果が期待できます。最近は抵抗性が着いたアブラムシも出てきているようなので殺虫剤を散布して効果が見られないときは違う殺虫剤を散布する必要があります。

ミノムシ類

キンモクセイ系に発生する害虫で一番被害があるとされる害虫です。

マエアカスカシノメイガと呼ばれる幼虫が厄介で、葉を吐き出した糸で綴って中に潜み、葉を食害します。新芽が食害されることもあり、芯の伸びが止まってしまいます。みの でぶら下がっている状態で発刊されることが多いので見つけ次第 葉ごと幼虫を捕殺します。

キンモクセイ系に発生する主な病気

褐斑病

葉先や葉縁に褐色~黄褐色の病斑が生じ、やがて灰褐色か灰白色になり、病斑部に小さな黒点が多数出てきます。

発生対策としては、殺菌剤を一週間おきに2~3回散布すると良いです。ダコニールやベンレートなどといったものがオススメです。

先葉枯病

葉先から付け根に向かって淡褐色の病斑が広がり、後に灰白色となり、発病後の初夏に落葉します。褐斑病と似ているが、落葉しないのが違いである。

褐斑病同様、殺菌剤を散布することで発生を抑制します。

こうやく病

幹や枝に塗り薬をベッタリと塗ったようにカビが密に生えます。カイガラムシ類やアブラムシ類の排泄物が原因とされています。この病気で木が枯れることはないですが美観が損なわれるのでカイガラムシやアブラムシを防除することが必要となります。そのため殺虫剤を巻くことで害虫の発生を押さえることが出来れば病気も防ぐことができます。

ここまででキンモクセイ系の害虫、病気について解説していきました。数が凄まじいので全部知るのは難しいと思います。

木にとって良いことをまとめると

1.適度に手入れして風通しをよくする

2.木を乾燥させすぎない

3.害虫が発生していたら殺虫剤を散布し、病気が見つかったら殺菌剤を散布する。

この3点を意識することで美観を損なわず樹木が楽しめると思います。

木に異常があっても慌てず、冷静に原因を探ることで解決できることがほとんどです。

不安なときは専門家を頼ってみるのもアリだと思います。

ニッコウヒバ(別名シノブヒバ)の特徴、育て方、剪定・刈り込みの方法を庭師目線で詳しく解説。初心者でも分かる樹木管理のポイントや失敗しない剪定テクニックも紹介

ニッコウヒバ(シノブヒバ)とは?特徴と基本情報

ニッコウヒバは常緑針葉樹の一種で、別名を「シノブヒバ」とも呼ばれます。庭園や生け垣として人気が高く、耐寒性がある一方で風に弱い性質を持っています。本記事では、庭師の視点からニッコウヒバの特徴や剪定・刈り込み方法を分かりやすく解説します。

ニッコウヒバの特徴

  • 常緑の針葉樹で一年中葉が落ちない
  • 寒さに比較的強いが、乾燥には弱い
  • 葉が固めで触るとチクチク感じる
  • 根が浅く風に弱い性質がある

これらの特徴を踏まえると、ニッコウヒバは適切な手入れを行うことで美しい緑を維持できる反面、放置すると枝葉の密度が高くなりすぎて景観を損なうことがあります。

画像の説明

庭や工場敷地でのニッコウヒバの役割

多くの庭園や工場敷地では、目隠しや防風林としてニッコウヒバが並植されています。このような環境では、定期的な剪定と刈り込みが重要です。適切な手入れを行うことで、美観の維持と植物自体の健康を保つことができます。

ニッコウヒバの刈り込み(剪定)方法

ニッコウヒバの刈り込みは、樹形を整えつつ健康な葉を残すことが重要です。葉が無くなるほど強く刈り込むと枝が枯れてしまうリスクがあるため、注意して行いましょう。

刈り込みの基本手順

  1. 刈り込みハサミや剪定鋏を用意する
  2. 全体のバランスを見ながら、葉が残る範囲で刈り込む
  3. 密集した部分は薄く切り、風通しを良くする
  4. 年に2回程度のメンテナンスを目安にする

刈り込みのタイミングとしては、春先と秋口に軽めの剪定を行うのが庭師の一般的な目安です。これにより古い枝葉が更新され、樹全体の見た目が整います。

刈り込み時の注意点

  • 葉が全て無くなるほど強く切らない
  • 内部まで日光が当たるように風通しを確保
  • 密集した部分は徐々に間引きする

特にニッコウヒバは密植された状態で育つと内部の葉が日光不足になりやすいため、刈り込みで風通しと光を確保することが大切です。

剪定による樹形美の維持と健康管理

剪定は単に形を整えるだけではなく、樹木の健康を保つための重要な作業です。特にニッコウヒバのような常緑針葉樹は葉が密集しやすいため、剪定を適切に行うことで:

  • 病害虫の発生を予防する
  • 日光が内部まで届くようにする
  • 風による倒伏リスクを低減する

これらのメリットは、定期的な剪定手入れを継続することで得られます。

  • 透かし剪定のやり方はこちら
  • 剪定に使う道具とその選び方

    ニッコウヒバの剪定に適した基本的な道具は以下の通りです:

    • 剪定鋏(小枝用)
    • 刈り込みバリカン(広い範囲用)
    • 手袋(怪我防止用)

    道具は常に清潔に保ち、切れ味の良い状態で使用することで、植物へのダメージを最小限にすることができます。

  • 刈り込みに便利!ヘッジトリマーおすすめ機種はこちら
  • 初心者向けおすすめ剪定バサミはこちら
  • ニッコウヒバの育て方と環境管理

    ニッコウヒバは比較的手入れが容易な樹種ですが、以下の環境条件を満たすことでより美しく育ちます:

    • 日当たりの良い場所
    • 適度な水はけの良い土壌
    • 過度な乾燥を避ける水やり
    • 強風が直接当たらない場所の確保

    これらの管理ポイントを意識することで、樹勢が安定し、刈り込み後の回復も早くなります。

    冬季の管理ポイント

    寒冷地では冬季の乾燥と寒風によるダメージが発生しやすいため、:

    • マルチングで根元の保温
    • 乾燥しすぎないよう定期的に水やり
    • 強風対策として防風ネットを活用

    これらの対策により冬季でも良好なコンディションを維持できます。

    まとめ|ニッコウヒバのお手入れ完全ガイド

    ニッコウヒバは庭や生け垣で人気の高い常緑樹ですが、その美しさを保つには定期的な刈り込みと剪定が不可欠です。適切な剪定手順、道具の選び方、環境管理を押さえることで、初めての方でも樹形美と健康を両立できます。

    庭師 剪定(チャボヒバ編 剪定したチャボヒバと刈り込んだチャボヒバを徹底比較)

    お世話になっております🙇

    庭木で人気のある樹木としてチャボヒバも挙げられています。

    チャボヒバはヒノキの園芸品種でヒノキに比べると枝葉が短くて密生する性質があり、その様子を短足のチャボに例えて名付けられました。生長がゆっくりな樹木で初期の生育は特に遅いです。(1m伸びるのに5~6年かかると言われています)ヒノキ・サワラ類の中ではオーソドックスで庭木としてもっともよく使われているもののひとつです。庭の洋風和風を問わずに幅広くマッチし、きれいに仕立てられたチャボヒバは何となく気品があり高級な感じがします。

    こんもりと茂って様々な形に仕立てることができます。

    よくあるのは各枝ごとに玉造りになっている物です。

    枝先に葉っぱが玉状に固まっており、刈り込むことで形を整えます。

    チャボヒバです。

    玉の1つを拡大してみます。

    こんな感じになっています。

    この玉をハサミで刈り込んでいきます。使用するハサミですが刈り込み鋏だと少し大きいためやりづらい場合があります。そのため片手で使える刈り込み鋏を使うと非常にやりやすいです。

    無い場合は両手の刈り込み鋏でもオッケーです。コツとしてはあまり深く刈り込まず表面に出ている葉っぱを揃えるイメージです。

    深く刈りすぎてしまうと枯れてしまう恐れがあります。

    こんな感じになります。

    近くで見ると不揃いにも見えますが問題ありません。

    注意する点として

    脇や裾を揃える

    枯れ葉を落とす

    この二つが大切です。

    表面を刈り揃えても裾が汚いと全体的に汚く見えてしまいますので裾はしっかり刈り込みます。

    枯れ葉は玉の中に溜まっているので両手で擦るようにすると綺麗に取れます。最初に玉を両手で擦り、刈り込むと効率よく綺麗に出来ます。

    続いてチャボヒバの剪定です。

    上記のように刈り込みで仕上げる庭がほとんどですが剪定で仕上げるケースもあります。

    こちらもチャボヒバになりますが玉造りではないため枝先の細かい枝を残す剪定で仕上げたいと思います。

    こちらも枝先の一部を拡大してみます。

    こちらが拡大図です。

    葉の集合体から輪郭よりも出ている枝(強い枝)を取り除き、細かく小さい枝を残すようにします。

    このように枝先にパラッとした小枝や葉っぱを残すことで美しく仕上げることが出来ます。

    コツとしては必要以上に切りすぎないことです。

    極端に言えば太い枝を取った後は小枝はいじらなくてもある程度整ってしまいます。必要以上に小枝を触って薄くしすぎてしまうのも木にとって良くないので切りすぎないということを念頭に置いてください。

    ただ内部は枝が混みやすいため多すぎる場合や方向の悪い枝は取り除いて内部まで日が当たるようにします。

    剪定後のチャボヒバです。

    このように小枝を残すことで刈り込みで仕上げるのとは一味違う感じにすることが出来ます。

    どちらの仕上がりが好みかは人によりますがチャボヒバが綺麗になっていると庭が締まって見えるのでお手入れ必至です!

    ただ、2通りのやり方があるけれど刈り込みの方が簡単だからそちらで仕上げたほうがいいのでは?

    その通りです。刈り込みの方が難易度は低いため初心者でも綺麗に仕上げることが出来ます。

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    刈り込みと剪定とではメリットとデメリットがあるのです。

    刈り込み仕上げメリット

    作業時間が早く、綺麗に仕上がる。

    デメリット

    内部の枝が枯れるので年々枯れ葉の除去が大変。

    剪定仕上げメリット

    内部にもよく日が当たり、枯れ葉が少なくなる。

    デメリット

    とにかく手間がかかる。

    特性を理解しつつあったやり方で仕上げることをオススメします。

    イヌシデの強剪定とは?庭師が実例で解説|チェーンソー剪定の安全な方法

    庭木の管理をしていると、 「大きくなりすぎて手に負えない」 「高くなりすぎて剪定できない」 というケースはよくあります。

    今回紹介するのはイヌシデ(ソネ)の強剪定です。

    通常の剪定ではなく、木のサイズを大きく下げる剪定であり、 庭管理では比較的難易度の高い作業になります。

    この記事では庭師の実際の現場をもとに

    • イヌシデの強剪定とは
    • チェーンソーを使う理由
    • 安全に作業するための注意点
    • 剪定後の木の回復

    を初心者にも分かりやすく解説します。

    イヌシデとは?庭木として人気の落葉樹

    イヌシデはカバノキ科の落葉樹で、 日本の庭や公園でもよく植えられている樹木です。

    • 成長が早い
    • 自然樹形が美しい
    • 剪定に比較的強い

    という特徴があり、庭木として人気があります。

    しかし放置すると高さ10m以上になることもあり、 管理しないと庭を圧迫してしまいます。

    今回の現場|3年放置されたイヌシデ

    今回剪定したイヌシデは 約3年間放置された状態でした。

    高さはおよそ5mほど。

    通常の剪定バサミやノコギリでは対応できない太さの枝が多く、 チェーンソーを使用した強剪定になりました。

    強剪定とは?

    強剪定とは 木の高さや枝量を大きく減らす剪定です。

    通常の剪定では

    • 枝抜き
    • 透かし剪定

    が中心ですが、 強剪定では太い枝や幹を切る作業になります。

    強剪定が必要になるケース

    • 木が大きくなりすぎた
    • 隣地に枝が越境している
    • 電線に接触している
    • 庭の日当たりを改善したい

    このような場合に行われます。

    なぜチェーンソーが必要なのか

    太い枝を剪定する場合、 手ノコでは作業が非常に大変です。

    そのため庭師の現場では チェーンソーを使用することが多いです。

    チェーンソーは

    • 太い枝を短時間で切れる
    • 体力消耗が少ない
    • 作業効率が高い

    というメリットがあります。

    ただし危険性も高いため、 正しい使い方が重要です。

    チェーンソーの詳しい使い方はこちらの記事で解説しています。
    チェーンソーの安全な使い方はこちら

    木に登ってのチェーンソー作業の危険性

    今回の作業は 木に登っての剪定作業でした。

    この作業で最も怖いのが 落下事故です。

    実際、造園業では高所作業による事故も多く、 慎重な作業が求められます。

    安全対策① 足場を確保する

    木の上で作業する場合、 まず安定した足場を確保します。

    • 太い枝を選ぶ
    • 滑りにくい場所に立つ
    • 安全帯を使う

    この基本が非常に重要です。

    安全対策② エンジンをかけっぱなしにしない

    枝を落とす際は 必ずエンジンを止めるようにします。

    チェーンソーは アクセルが触れると突然刃が回転するため 非常に危険です。

    作業しないときは必ず停止させます。

    安全対策③ 枝の落下方向を確認

    枝を切る際は必ず

    • 人がいないか
    • 車がないか
    • 建物がないか

    を確認します。

    太い枝は非常に重く、 落下すると危険です。

    ↓危険作業をプロに依頼する

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    剪定前と剪定後の違い

    今回のイヌシデは チェーンソーを使い高さを大きく落としました。

    剪定前は5m以上ありましたが、 強剪定後は大幅にコンパクトになりました。

    落葉樹は芽吹きが強いため、 このような剪定が可能です。

    常緑樹では強剪定が難しい理由

    常緑樹は強剪定すると

    • 芽が出ない
    • 枯れ込む
    • 樹形が崩れる

    可能性があります。

    そのため 強剪定は落葉樹向きの剪定方法です。

    伐採して分かった枯れの原因

    後日、このイヌシデの一本が 枯れてしまい伐採しました。

    幹を確認すると 無数の穴がありました。

    これは テッポウムシ(カミキリムシ幼虫) の被害です。

    テッポウムシは幹の内部を食害し、 木を弱らせてしまう害虫です。

    被害が進むと幹がスカスカになり、 最終的には枯れてしまいます。

    テッポウムシ対策はこちらを参照

  • テッポウムシ対策完全ガイド
  • 庭木を放置するとどうなる?

    庭木を放置すると

    • 巨大化する
    • 害虫が発生する
    • 日当たりが悪くなる
    • 近隣トラブルになる

    など様々な問題が起こります。

    庭木は年1回程度の剪定が理想です。

    まとめ|強剪定は正しい知識が重要

    今回のポイントをまとめます。

    • イヌシデは強剪定が可能な落葉樹
    • 太い枝はチェーンソーで剪定
    • 高所作業は安全対策が必須
    • 庭木は定期管理が重要

    特にチェーンソーは便利ですが 非常に危険な工具です。

    正しい使い方を理解してから 使用するようにしましょう。

    チェーンソーの選び方や安全な使い方は こちらの記事で詳しく解説しています。

    初心者向けチェーンソー完全ガイドはこちら

    次に読むべきおすすめ記事

  • 初心者向けオススメチェーンソー5選
  • テッポウムシに効くおすすめ薬剤
  • 【完全ガイド】サワラの剪定方法|失敗しないコツと業者依頼の判断基準まで徹底解説

    サワラの剪定で悩んでいませんか?

    「枝が伸びすぎて形が崩れてきた」「どこまで切っていいかわからない」「失敗して枯らしたらどうしよう」 このような不安を感じている方は多いです。

    サワラはヒノキ科の針葉樹で、繊細な葉と美しい樹形が特徴ですが、剪定方法を間違えると回復しにくい樹木でもあります。

    この記事では、庭師目線で

    • サワラの正しい剪定時期
    • 具体的な剪定手順
    • やってはいけないNG例
    • 業者に依頼すべきケース

    をわかりやすく解説します。


    サワラ剪定が必要な理由

    サワラは成長が比較的早く、放置すると以下のような問題が起こります。

    • 枝が混み合い風通しが悪くなる
    • 内部が蒸れて病害虫が発生する
    • 日当たりが悪くなり下枝が枯れる
    • 隣家や電線に干渉する

    特に針葉樹は強剪定に弱いため、「伸びたからバッサリ切る」は危険です。 正しい知識が必要になります。


    サワラの剪定に適した時期

    最適な時期

    • 2月〜3月(休眠期)
    • 軽い整枝なら6月頃も可能

    休眠期は樹木へのダメージが少なく、切り口の回復も安定します。 真夏や真冬の強剪定は避けましょう。


    サワラ剪定の基本手順

    ① 全体のバランスを確認

    まずは少し離れて全体を見ます。どこが伸びすぎているか、左右差はないかを確認します。

    ② 不要枝の除去

    • 内側に向かって伸びる枝
    • 交差している枝
    • 枯れ枝

    を優先的に切ります。

    ③ 長く伸びた枝を途中で止める

    枝の途中にある葉がついた部分を残して切るのがポイントです。 幹近くまで切ると芽が出にくくなります。

    ④ 透かし剪定で風通しを確保

    枝を間引くことで内部まで光が入るようにします。 「切る」より「抜く」意識が大切です。

    透かし剪定のやり方完全解説

    よくある失敗例

    × 丸刈りにしてしまう

    刈込バサミで表面だけ整えると内部が蒸れます。 サワラは基本的に透かし剪定向きです。

    × 強く切りすぎる

    針葉樹は古い枝から芽吹きにくいため、切りすぎるとスカスカになります。


    高さが3m以上ある場合は要注意

    高木の剪定は非常に危険です。

    • 脚立作業による転落事故
    • チェーンソー使用による怪我
    • 落枝による隣家トラブル

    特に住宅街では安全配慮が必須です。


    業者に依頼したほうがいいケース

    • 高さ3m以上ある
    • 電線に近い
    • 樹形を美しく仕立てたい
    • 時間がない
    • 剪定ゴミを処分できない

    プロは木の状態を見ながら最適な剪定を行います。 仕上がりの美しさや安全性は大きな差になります。


    剪定費用の目安

    樹木の高さ相場
    〜3m未満3,000〜8,000円
    3〜5m8,000〜20,000円
    5m以上20,000円以上

    ※地域や作業内容により変動します。


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    まとめ

    サワラの剪定は「強く切らない」「透かす」が基本です。 適切な時期と方法で行えば、美しい樹形を長く維持できます。

    ただし、高木や本数が多い場合は無理せずプロに依頼するのが安全で確実です。

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    庭木は正しく管理すれば資産になります。 安全第一で、美しい庭づくりをしていきましょう。

    次に読むべきおすすめ記事

    剪定ばさみおすすめ5選

    ナンジャモンジャの木とは?特徴・剪定方法・育て方を庭師が解説【ヒトツバタゴ】

    ナンジャモンジャの木をご存じでしょうか? 春になると雪のような白い花を咲かせる、美しい落葉樹です。

    正式名称はヒトツバタゴですが、日本では昔から「ナンジャモンジャの木」と呼ばれることでも知られています。

    この記事では庭師の視点から

    • ナンジャモンジャの特徴
    • 名前の由来
    • 剪定方法
    • 育て方
    • 害虫対策

    について詳しく解説します。


    ナンジャモンジャの木とは?(ヒトツバタゴ)

    ナンジャモンジャの木の正式名称はヒトツバタゴと呼ばれる落葉高木です。 日本・中国・朝鮮半島・台湾などに分布しており、公園樹や街路樹として植えられることもあります。

    ナンジャモンジャの基本情報

    名前ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)
    分類モクセイ科
    樹高10〜20m
    花期5月頃
    特徴雪のような白い花

    成長すると20m近くになる大型の落葉樹で、幹は灰褐色で縦に裂け目が入るのが特徴です。


    ナンジャモンジャの葉・花・実の特徴

    葉の特徴

    葉は長楕円形で4〜10cm程度。 枝には対生(左右に向かい合って生える)します。

    花の特徴

    ナンジャモンジャの最大の魅力は白い花です。

    5月頃になると枝先に円錐形の花をつけ、まるで雪が降り積もったような美しい姿になります。

    この花の美しさから、庭木や公園樹として人気があります。

    果実

    秋になると直径1cmほどの楕円形の果実がなり、熟すと黒くなります。


    ナンジャモンジャの名前の由来

    「ナンジャモンジャ」という少し変わった名前にはいくつかの説があります。

    水戸黄門説

    有名な説として、水戸黄門がこの木を見て

    「この木はなんじゃ?」

    と聞いたことが名前の由来になったという話があります。

    神木説

    民俗学では、神聖な木で名前を直接呼ぶことを避けたため、

    「なんじゃもんじゃの木」

    と呼ばれるようになったという説もあります。


    ナンジャモンジャの剪定方法

    ナンジャモンジャは落葉樹なので比較的強めの剪定が可能です。

    剪定時期

    • 冬(12〜2月)
    • 落葉期

    葉が落ちている時期は樹形が分かりやすく、剪定に適しています。

    剪定のポイント

    • 混み合った枝を間引く
    • ボサボサ枝を元から除去
    • 不要枝を減らす

    枝数を減らすことで風通しが良くなり病害虫予防にもつながります。

    剪定手順

    1. 不要な枝を確認
    2. 込み合った枝を元から剪定
    3. 樹形を整える
    4. 枝先の小枝を活かす

    枝先はある程度切り詰めても問題ありません。

    透かし剪定のやり方完全解説

    ナンジャモンジャにつく害虫

    ナンジャモンジャには以下の害虫がつくことがあります。

    • アメリカシロヒトリ
    • 毛虫
    • カイガラムシ

    特にアメリカシロヒトリは発生すると葉を食い荒らすため注意が必要です。

    アメリカシロヒトリの駆除方法

    害虫対策

    • 早期発見
    • 殺虫剤散布
    • 剪定で風通し改善

    庭師の現場ではトレボン乳剤などの殺虫剤がよく使われます。

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    ナンジャモンジャは庭木としておすすめ?

    ナンジャモンジャは以下の理由で人気の庭木です。

    • 花が非常に美しい
    • 病害虫が比較的少ない
    • シンボルツリーになる

    ただし大型樹木になるため、植える場所には注意が必要です。

    向いている場所

    • 公園
    • 広い庭
    • 街路樹

    まとめ

    ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)は春に美しい白い花を咲かせる人気の落葉樹です。

    • 雪のような白い花
    • 20mになる高木
    • 剪定は落葉期がおすすめ
    • アメリカシロヒトリに注意

    適切に管理すれば長く楽しめる魅力的な樹木なので、見かけた際はぜひ観察してみてください。

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    お世話になります。

    個人邸のお手入れに行きましたがキンモクセイの手入れをして来ました。

    キンモクセイですが大体は刈り込み作業によって形を整えるのが一般的な手入れになります。

    枝が密になるため刈り込みがしやすく形も整えやすいためです。

    しかし今回は枝同士をくっつけずに適度に離して樹木の中の枝を整理して中の幹がチラチラ見えるように透かしてくださいとのご要望でしたので透かし剪定をしました。

    キンモクセイの手入れ

    キンモクセイは大きく分けて3種類手入れの方法があります。

    ① 刈り込み剪定(最も一般的)

    特徴表面を刈り揃えて形を整える作業が早く低コスト初心者でも簡単

    デメリット

    内部の枝が増え続ける年々大きくなる蒸れて病害虫の原因になる見た目は整いますが、長期的には樹木が肥大化しやすい方法です。

    ② 刈り込み+透かし剪定(初心者におすすめ)

    最もバランスの良い方法です。手順先に刈り込みで輪郭を整える内部の不要な枝を剪定する

    メリット

    形を崩さずに透かせる切る枝が分かりやすい初心者でも失敗しにくい見た目が美しくなる不要な枝の例内側に伸びる枝逆方向に伸びる枝太すぎる徒長枝絡んでいる枝内部の枝を減らすことで、風通しと日当たりが改善します。

    ③ 透かし剪定のみ(プロ向け)

    刈り込みをせず、枝単位で剪定する方法です。特徴自然な樹形になる樹木の健康を維持できるサイズを抑えられるただし、難易度が高い枝の選別に経験が必要初心者は②の方法から始めるのがおすすめです。

    キンモクセイの透かし剪定の具体的なやり方

    基本は「良い枝を残し、不要な枝を抜く」ことです。

    手順① 輪郭をイメージする

    完成形のサイズを決めます。

    ② 残す枝を決める

    外側に向かって伸びている健康な枝を残します。

    ③ 不要な枝を剪定する

    剪定対象内向きの枝逆方向の枝徒長枝(勢いの強すぎる枝)混み合っている枝

    ④ 内部の枝を減らす

    幹が少し見える程度まで透かします。ポイント切りすぎないことが重要です。キンモクセイは萌芽力が強いため、適切に剪定すればすぐに回復します。

    透かし剪定の最大のメリット

    透かし剪定には多くのメリットがあります。

    メリット① 樹木が大きくなりにくい

    刈り込みのみの場合、外側に枝が増え続けます。透かし剪定は枝数を減らす成長をコントロールするため、サイズを維持できます。

    メリット② 風通しが良くなり病害虫予防になる

    枝が密になると害虫発生枝枯れ蒸れの原因になります。透かし剪定で健康な状態を保てます。

    メリット③ 見た目が自然で美しい

    透かし剪定は自然な樹形になるプロの仕上がりになるため、庭全体の見栄えが向上します。

    透かし剪定の基本はこちらで詳しく解説しています。 透かし剪定のやり方完全解説

    その他の方法(大きく切る)

    「大きくなりすぎたキンモクセイを小さくしたい」

    この場合は強剪定を行います。

    最適な時期は3月〜4月

    理由

    成長期に入る直前回復力が高いこの時期なら強く切っても回復しやすいです。

    小さくする具体的方法

    ①頭頂部を希望の高さまで切る

    ②側面は葉を残して剪定する

    重要ポイント

    葉を完全になくさないこと

    葉がないと光合成ができない回復できない枯れるリスクがある必ず葉を少し残してください。

    よくある失敗例

    NG① 毎年刈り込みだけする

    結果巨大化する内部が蒸れる見た目が悪くなる

    NG② 葉を全部切る

    最悪の場合枯れます。

    NG③ 間違った時期に強剪定する

    避けるべき時期真夏真冬

    初心者におすすめの剪定方法まとめ

    初心者は次の方法がおすすめです。

    おすすめ手順

    ① 軽く刈り込む

    ② 内部の不要枝を剪定する

    これだけで見た目が美しくなるサイズを維持できる健康な樹木になる透かし剪定は長期的に最も優れた手入れ方法刈り込みは手軽ですが、長期的には大型化管理困難になります。

    透かし剪定ならサイズ維持健康維持美観向上すべてを実現できます。

    初心者におすすめの剪定ばさみはこちらで紹介しています。 剪定ばさみおすすめ5選

    まとめ

    キンモクセイの剪定で最も重要なポイントは以下です。

    初心者は「刈り込み+透かし剪定」がおすすめ不要な枝を抜いて風通しを改善する

    小さくするなら3〜4月に強剪定葉を必ず残す正しい剪定を行えば、キンモクセイは美しく、長く楽しめる庭木になります。

    下記は透かし剪定によるキンモクセイです。濃さの参考にしてください。

    樹木の種類によって色々なやり方がありますがやり方を間違えると大切な樹木が大変なことになりますので必ず専門家に相談してから行動すると良いでしょう。

    剪定のご相談はこちら

    ツバキの剪定方法|大きくなりすぎたツバキを確実に小さくする方法【プロ庭師が解説】

    ツバキは美しい花を咲かせる人気の庭木ですが、放置すると枝が増えすぎて巨大化し、手に負えなくなることがあります。

    実際に現場でも、以下のような相談が非常に多いです。

    • ツバキが大きくなりすぎた
    • 自分で剪定したら余計に伸びた
    • 小さくしたいのに方法が分からない
    • 毎年剪定しているのに改善しない

    結論から言うと、ツバキは透かし剪定を正しく行えば確実に小さく維持できます。

    この記事では、プロ庭師が実際の現場で行っている「ツバキを小さくする剪定方法」を詳しく解説します。

    ※透かし剪定の基本はこちら 透かし剪定の基本解説


    剪定しないツバキは確実に巨大化します

    ツバキは非常に生命力が強く、剪定しないと以下の状態になります。

    • 高さ3〜5m以上になる
    • 枝が密集する
    • 内部が枯れ始める
    • 害虫が大量発生する

    特に多いのが「刈り込み剪定による失敗」です。

    刈り込みは一時的に小さくなりますが、枝数が増え、翌年さらに巨大化します。

    これは現場でも非常によく見る失敗例です。


    ツバキを確実に小さくする唯一の方法|透かし剪定

    ツバキを小さく維持するには、透かし剪定が必須です。

    透かし剪定のメリット

    • 確実に小さくできる
    • 枝が暴れない
    • 自然な見た目になる
    • 害虫予防になる
    • 管理が楽になる

    プロが実際に行うツバキ剪定手順

    ① 強い枝を元から切る

    まず、長く伸びた枝を付け根から切ります。

    途中で切ると枝が増える原因になります。

    ② 幹付近の小枝を残す

    ここが最も重要なポイントです。

    幹に近い小枝を残すことで、コンパクトな樹形を維持できます。

    逆に小枝を残さないと、再び巨大化します。

    ③ 不要な枝を間引く

    • 内向きの枝
    • 交差枝
    • 下向きの枝
    • 弱い枝

    これらを除去することで風通しが改善します。

    透かし剪定前
    透かし剪定後

    剪定で失敗する最大の原因は「道具」です

    切れないハサミを使うと、以下の問題が発生します。

    • 切り口が潰れる
    • 回復が遅れる
    • 病気になる
    • 枝が異常に増える

    これは非常に多い失敗例です。


    プロも使用するおすすめ剪定ばさみ

    実際の現場で使用している剪定ばさみはこちらです。

    ▶ プロ仕様の剪定ばさみを見る

    プロ用剪定ばさみのメリット

    • 軽い力で切れる
    • 切り口がきれい
    • 樹木へのダメージが少ない
    • 長期間使用可能

    安価なハサミとは耐久性と切れ味が全く違います。


    剪定の最適時期

    ツバキ剪定の最適時期:

    • 3月〜5月(花後)

    この時期は回復が早く安全です。


    害虫予防にも剪定は必須

    ツバキにはチャドクガが発生します。

    詳しくはこちら 庭木の害虫対策まとめ

    透かし剪定で発生を大幅に減らせます。


    実際の現場事例

    5m以上あったツバキを透かし剪定で2.5mまで小さくしました。

    その後3年以上、大きさを維持しています。

    正しい剪定をすれば確実に管理できます。


    まとめ|ツバキ剪定は透かし剪定が唯一の正解

    • 強い枝を元から切る
    • 小枝を残す
    • 枝数を減らす
    • 透かし剪定を行う

    これでツバキは確実に小さく維持できます。


    必須:プロ仕様の剪定ばさみ

    仕上がりと効率が大きく変わります。

    ▶ 今売れている剪定ばさみはこちら


    関連記事

    透かし剪定のやり方|初心者向けに分かりやすく解説

    庭木の手入れで最も重要なのが、透かし剪定(すかしせんてい)です。

    透かし剪定とは、枝を間引いて風通し・日当たりを良くする剪定方法です。

    透かし剪定とは?

    • 風通しが良くなる
    • 日当たりが良くなる
    • 害虫がつきにくくなる
    • 病気の予防になる

    透かし剪定が必要なサイン

    • 枝が混み合っている
    • 内側に日が入らない
    • 害虫がよく発生する

    初心者向け|透かし剪定の基本手順

    ① 内向きの枝を切る

    木の内側に向かって伸びている枝は、優先的に切ります。

    ② 重なっている枝を切る

    枝同士が重なっている場合、どちらか一方を間引きます。

    ③ 徒長枝(上に強く伸びる枝)を切る

    勢いよく真上に伸びる枝は、樹形を乱すため間引きます。

    ④ 枯れ枝・弱った枝を切る

    病気・害虫の原因になるため必ず除去します。

    剪定前 剪定後

    透かし剪定のメリット

    • 害虫予防になる
    • 病気になりにくい
    • 木が健康に育つ

    👉 害虫対策の基本はこちら:
    庭の害虫対策まとめ

    おすすめ剪定グッズ

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