こんにちわ。
ウメの花が咲き始め、春の訪れを感じる今日この頃ですが、上を見上げて鑑賞する花もあれば背丈くらいの小さい花木も楽しむことができます。
そこで今回はこれから美しい花を咲かせる低木を紹介していきたいと思います。
低木を紹介する理由としては目線より下の高さで直に楽しむことが出来るからです。
目線の高さで花を楽しめるのは嬉しいね! 庭木に人気のものが多いので参考にしてね!
美しい花を着ける低木
1.ジンチョウゲ(沈丁花)
春に咲く花の代表としてジンチョウゲを挙げさせていただきます。
ジンチョウゲは中国で栽培されていたものが日本にやって来たもので、キンモクセイとクチナシとともに三大芳香木と呼ばれるほど香りのよい樹木でもあります。
花は薄いピンクのような花を毛毬のように着けます。
葉はゲッケイジュの葉に似ていますが、ゲッケイジュよりも柔らかくツルツルしているのが特徴です。
庭木に人気の樹木ですが寒さに強くなく、移植も向かないので植え付け後はあまり動かさない方が木にとってはいいです。
木が痛むため剪定はほぼ必要ありませんので、手間いらずな樹木です。
花も綺麗で香りもいいオールラウンダーだね。 庭木に使うと庭の彩りが増すんだよ!
2.シャクナゲ
シャクナゲも春に綺麗な花を着ける代表種です。
葉よりも遥かに大きい花をつけることが特徴でその姿は気品さえ感じさせます。
色は白や赤などの系統が多いです。
しかし、シャクナゲは葉に痙攣毒を含んでいて間違って摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがあります。
人間はあまり口にする機会はないと思いますが、動物等を飼っている場合は注意して取り扱うようにしてください。
僕たち動物は葉に触れたり、噛んだりすることもあるからシャクナゲには近づけないようにしよう!
3.カルミア(アメリカシャクナゲ)
カルミアは別名がアメリカシャクナゲというように、シャクナゲのような綺麗な花をつけます。
花はシャクナゲと比べて遥かに小さいですが、金平糖のような小さい可愛らしい花をいくつかつけます。
カルミアは夏の日差しで葉が傷むため、半日陰で風当たりが強くない場所を選んで植え付けると良いです。
植え付けの適期は暖かくなり始める3~5月くらいが良いでしょう。
カルミアもシャクナゲ同様、葉に毒性を含んでいてその威力は羊を苦しませるほどと言われていますので前述同様誤って口に入れないようにしましょう。
カルミアの花がお菓子みたいで美味しそうだけど、絶対口に入れないと誓うよ!
4.ツツジ
当ブログでもツツジは育てやすさの観点から初心者にお勧めしている樹木です。
虫もつきにくく、強い萌芽力(芽吹く力)なので強い剪定にも耐えることで管理がしやすいのです。
花も小さな葉からは想像できないほど立派で綺麗な花をつけますし、お庭には必ず揃えたい樹木です。
種類も豊富で、季節によって開花時期も少しずつずれるため長い期間花を楽しむことができます。
低木は比較的育てやすい種類が多いけどツツジは特に育てやすいので是非育ててみてください。 植えてしまえば、ほぼ手間いらずです。
5.コデマリ
枝の先端に毬(まり)のような丸い花をつけることで名付けられた種ですが、主に白の花をつけるため季節外れの雪を連想させる美しい樹木です。
枝が枝垂れているのも特徴で雪の重みで枝がしなっているように見えるのもまた綺麗な樹木です。
枝が多く出るので少し場所を取りますが、刈込など強い剪定にも耐えますので、花が終わってから思い切り小さく刈り込んで大きさを調節することもできます。
雪みたいな花をあまりに多くつけるから、季節感がわかんなくなっちゃうよ(笑)
まとめ
ここまで綺麗な花を咲かせる春の低木を紹介させていただきました。
花も綺麗で香りもいいジンチョウゲ。
大輪をつけるシャクナゲと金平糖みたいで美味しそうな花のカルミア。
どちらも間違って葉を口に入れないでくださいね。
育てやすさがダントツのツツジ系。
季節外れの感覚が味わえるコデマリ。
などなど個性的な低木で、みなお庭に人気の樹木です。
冬の寒さが和らぐころに綺麗な花で癒されて、ガーデニングを楽しみましょう。