<役に立つ>庭師が教える安価な雑草対策 落ち葉の有効活用

お世話になります。

この時期大変になってくるのは落葉樹の落ち葉の掃除です。

木に携わっている方たちは同様の悩みを共感していただけると思います。

落ち葉はその木の葉っぱは落ちきるまで次から次へと落ちてくるためキリがありません。

そこで今悩みの落ち葉の活用法を解説していければと思います。

落ち葉の悩み

庭を初め近くに落葉樹があると落ち葉の悩みは尽きません。

とってもとってもキリがないですよね。

こんな落ち葉をどうにかできないか?

対策を考えてみます。

落ち葉対策

大量に集めて焼き芋をする

集めた落ち葉はゴミに出すことがほとんどだと思いますが、この時期ならではの活用法として サツマイモ を使って焼き芋をしてみるのも良いでしょう。

インターネットから引用

落ち葉で焼き芋のやり方

サツマイモを用意し、水でよく洗う

水で濡らした新聞紙でサツマイモをくるむ

アルミホイルでくるむ(くるまないと丸焦げになります!)

落ち葉を出来るだけフワッとなるように集める

火をつけて1時間くらいかけてじっくり焼く(火をつける際には周囲に燃えるものがないか確認しましょう)

落ち葉が燃えきってもそのまま1時間が経つまでは待つ

焼いている間は棒などでひっくり返したりしながら満遍なく焼きましょう

竹串などで焼き加減を確認しながら1時間程で完成です

こちらが1つ目の落ち葉対策で秋の味覚を味わえて落ち葉も減らすことが出来て一石二鳥です。

⚠️充分広い場所で行い、バケツなどを用意して消火はすぐできるようにしておきましょう。

落ち葉を利用した雑草対策

今回の本題に入ります。

実は落ち葉を使って雑草対策ができるのはご存じでしょうか?

普通考えられる雑草対策は草刈や草むしり、除草剤を撒く、防草シートを敷くなどありますが

どれもお金と手間がかかります。

この方法は至って簡単で

草を生やしたくない場所に落ち葉を敷き詰めるだけです。

手間もお金もほぼゼロです。

実はこちらの方法はマルチングという手法になります。

マルチング

一般的には植物などの地表面(株元)をビニールなどで覆うことで、雑草の発生を防ぐほか、水分の蒸発や病害虫の発生を防ぐことができることです。

近年は、マルチング用のビニールのほか、腐葉土や落ち葉、ワラ、ウッドチップ、水ゴケなどさまざまな素材が使われています。

マルチングのメリット

1.雑草対策

土を落ち葉などで覆うことで雑草の発芽や繁殖を防ぐことができます。

2.急激な温度変化に対応

土を覆うことで急激な温度変化(上昇や低下)に対応することができます。

3.腐葉土になる

マルチングで落ち葉を使った場合は枯葉になってからは腐葉土として利用することができます。

前年の落ち葉を従来の土と混ぜてさらに落ち葉でマルチングするということも可能になります。

こうすることで土の状態もよくなり、植物の生育にも良い効果があります。

4.何より楽で安価

上記の通り、落ち葉を土の上に敷き詰めるだけなので特別材料を取り寄せたりする必要もなく簡単にできます。

少し見た目をキレイにしたい場合はウッドチップを敷く方法もあります。

ウッドチップはホームセンターなどで購入することができるため手頃です。


以上落ち葉の活用法を解説していきました。

ほとんどゴミとして出すことしか対策しようがなかった落ち葉ですが上記のように対策することができるので落ち葉を処理するのであれば是非試してみてください。

特に マルチング オススメです。