お世話になります。
お庭や公園によく見られる芝生ですが土と違い寝そべったり出来て気持ちいいですよね!
また緑であることから何かと落ち着く雰囲気も出してくれます。
ただ、芝生の管理において大変なのが芝刈りや雑草の問題だと思います。
芝生は生き物なので月日が経てば成長していくものです。
そのため放置しておけばどんどん伸びていきます。
また、芝生には種類があることはご存知でしょうか?
荒い芝生細かい芝生様々ですがそれぞれで芝生の刈り方が変わってきます。
今回は公園、庭で多く使われる芝生を種類ごとに分けて刈りかたの違いを解説して管理の仕方を知っていただければと思います。
代表的なものを抜粋して説明します。
目次
主な芝生の種類
公園などに使われる ノシバ
公園などに多く使われているのはノシバという種類の芝生です。
特徴としては芝の芽が粗めに生えてくる種類であります。
日本で生育されている一般的な芝生で
踏みつけや病気にも強い種類で生育も旺盛です。
お手入れ方法
前述の通り生育が非常に旺盛なため放置しておくとあっという間にボサボサに生えてきます。
私たちがノシバを管理するときには
肩掛け式の草刈り機か手押しの芝刈機を使って芝刈りを行います。
敷地が広い場合には芝刈機の方が圧倒的に効率が良いです。
私たちが使っている芝刈機はロータリー式と言って機械の中で一本の刃が回転することで芝生を刈っていきます。
芽が荒いノシバは芝丈にもよりますが比較的刃に絡まらずスムーズに刈ることができます。
お庭などに使うことが多い コウライシバ
お庭で人気のコウライシバですがノシバとの違いについて
芽の粗さがあげられます
ノシバに対し芽が細かく密集して成長していきます。
生育は旺盛ですがノシバほど物凄く伸びるわけではなく緩やかに伸びていくのが特徴です。
お手入れ方法
コウライシバのお手入れはノシバ同様肩掛け式の草刈り機やロータリー式の芝刈機で芝刈りを行います。
ただ少しコツがいります。
コウライシバはノシバと比べて芝丈の伸び自体は少ないのですが
いかんせん芽が細かいためロータリー式の芝刈機を使うとあまり芝丈が高くなくても刃に芝生が絡まり機械がスムーズに動かない場合があるのです。
そのため刈り方を工夫して芝刈りすることが大事です。
1.刈り高を高くして刈る
ロータリー式の芝刈り機は高さを調節して刈ることが出来る優れものです。
機種によって5段階(5ミリ~1ミリ)や7段階(7ミリ~1ミリ)くらいに調整することができます。
今後の伸びを考えると出来るだけ低くして刈りたいところです。(3ミリくらい)
しかし最初から刈り高を低くすると前述の通り深く刃をいれなくてはいけないため刃に芝が絡まり止まってしまいます。
こうなると効率が非常に悪いですし、作業ストレスも半端ではありません。
そのため一度機械の刈り高を高くして刈ってから低くして刈り直す 2度刈り を推奨します。
こうすることで芝丈が低い状態で機械を動かせるのでスムーズにかつキレイに刈ることが出来るのです。
ただ1つ2度刈るということは手間が倍になるということなので早く作業を終わらせたい人には向いていません。
2度刈り
仕上がり ☆☆☆☆☆
手間 ☆☆
2.肩掛け式の草刈り機と芝刈り機を併用する
もう1つの方法は肩掛け式の草刈り機とロータリー式の芝刈り機を併用して芝刈りをする方法です。
この方法は最初の方法より手間をかけることなく芝を仕上げることができます。
やり方ですが
まず肩掛け式の草刈り機で芝生をある程度の高さで刈って
その後芝刈り機で仕上げます。
この際 肩掛け式の草刈り機のアタッチメント(機械の先につける)はナイロンコードでもチップソーでも構いません。
刈りやすさ的にはチップソーの方が楽です。
芝生をある程度の高さまで刈ってその際に出た刈りゴミをまず片付けます。(虎刈りでも構いません)
ある程度片付けたら芝刈機を好みの高さに調節して修正するように刈ります。
この方法は手間が少なくオススメですが
キレイに仕上げるにはある程度技術がいります。
ポイントとしては最初の草刈り機使用時に深刈り(低く刈りすぎること)しすぎないこと
あくまで芝丈を少し短くして芝刈機の補助をするということを意識付けます。
草刈り機 芝刈機 併用
仕上がり ☆☆☆☆
手間 ☆☆☆☆
まとめ
芝の種類ごとの芝刈りの方法を解説していきました。
芝生はキレイに保つことで非常に美しい姿で私たちを楽しませてくれます。
そのために放置しすぎずこまめな手入れを心がけていきたいものです。