こんにちわ
春真っ盛りで花の季節ですね!
桜は散ってしまいましたが花は桜だけではありません。
キレイに花を咲かせる木や植物は多く、その彩りを楽しむことが出来ます。
そこで年中花木ばかり見て生きている樹木バカの庭師がオススメするキレイな花木を5つ紹介していきます。

春は桜だけじゃない!キレイな花が多くあるよ!!
1.シャクナゲ
シャクナゲは4月下旬から5月中旬にかけて開花する花木でまさに今が最盛期になります。
花色は豊富で、漏斗状の花を複数まとめて咲かせます。
常緑樹なので落ち葉の心配は無用です。

庭木として扱いやすいですが50cm程度の小ぶりなものから、5m以上に生長するものまでありますので放置しすぎるのはNGです。
耐寒性(寒さに耐える)はありますが、耐暑性(暑さに耐える)はやや弱いとされています。
あまり枝がゴチャゴチャする木ではないので剪定はあまり必要ありません。
強いて言えば古い葉っぱを落としたり、内部の枝を取ってあげるとスッキリ仕上がります。
注意点ならびにワンポイントとして
シャクナゲには有毒成分が含まれており、特に葉には毒性があるため、子供やペットのいる家庭では注意が必要です。

2.シバザクラ
シバザクラは4から5月頃にサクラに似た形の淡いピンク、赤、薄紫、白色の花を咲かせる多年草です。

葉の形や花の様子からシバザクラと名付けられたとされています。葉は1センチ程度と小さく硬めです。よく枝分かれし地面を覆い尽くすように密生します。耐寒性、耐暑性ともに優れ、乾燥に強く常緑のため芝生代わりに植えられていることもあります。
芝生のように放置してボサボサになることもないため非常に管理がしやすいとされています。

う⋯美しい⋯管理が楽なのも嬉しいね!
3.ジンチョウゲ
ジンチョウゲは開花時期が2月下旬から3月頃と早春に小さな白い花が球状に集まって咲き、可愛らしいコントラストが魅力的です。
その花は独特の香りを放ちます。

葉が一年中緑なので、庭木や生け垣としても人気があります。
三大香木の一つで春のジンチョウゲ、夏のクチナシ、秋のキンモクセイを合わせて日本三大香木と称されます。
4.ツツジ
ツツジは種類が豊富で低木から中木まで様々ですがサツキツツジやオオムラサキツツジはこれからが花の最盛期で葉が小ぶりな割に花数が多く一面花で埋め尽くされます。
その姿は圧巻で溜息が出るほどです。

低木でそれほど大きくなるわけではないので(オオムラサキツツジはそれなりに大きくなりますが)管理もしやすく虫も付きにくいためガーデニングにはオススメです。
強めの剪定にも耐えるので、花が終わる時期6月頃〜以降に葉っぱが残るギリギリまで刈り込み剪定してあげるとあまり大きくしすぎず尚且つ来年以降花を楽しむことができます。

葉が小ぶりな割に花が多くて圧巻! あまり大きくならないので育てやすさも〇

5.ハナズオウ
ハナズオウは
早春に枝に花芽を多くつけ、4〜5月ごろ葉に先立って開花します。
枝から直接に花がついているような状況です。

花の色は紅色から赤紫色ですが、品種によって白花もあります。
まとめ
ソメイヨシノなどサクラが主な春の花木ですが探してみるとまだまだありそうです。
今後また紹介していければと思います。