お世話になります。
もうすぐお彼岸の時期で連休もありますので帰省するかたも多いのではないでしょうか。
帰省先の実家などには立派なお庭があり、樹木もたくさんあるよ というかたも多くいると思います。
私たちも仕事柄そういったお庭のあるお宅に庭木の手入れにいったりします。
庭師さんて、お盆前やお正月前は忙しいイメージだよね。
手入れする理由としては
1.お彼岸やお盆 お正月など人が集まるためキレイにしたい
2.単純に大きくなりすぎて短くしてほしい
等々ありますが
2のケースは非常に多く、最初は小さい木だったがどんどん大きくなってしまった。
そこで今回は庭木には植えないほうが良い樹木を解説していきたいと思います。
庭に植えないほうが良い樹木5選
1.シマトネリコ
シマトネリコは常緑が美しく特に洋風の庭に相性が良く人気の樹木です。
生育も旺盛で育てやすい樹木でもあります。
問題なのがこの生育の旺盛さで、枝葉の伸びが凄くあっという間に大きくなり手がつけられなくなります。
高さは悠々2階部分を越えていきます。
こうなると手入れをするのも骨が折れるのでこまめに手入れが出来ない方は植えないほうが良いでしょう。
除草剤をかけて枯らしても、また枝が出てくるほど生育旺盛だから、庭木で用いたいときはこまめに剪定をしよう!
2.ケヤキ
ケヤキは街路樹や公園などに良く使われていて雄大な樹姿で夏には緑光、秋には紅葉が楽しむことが出来ます。
皆様のイメージ通りでとてつもなく大木になる樹木で、敷地が限られている個人邸のお庭に植えるのは向かない樹木です。
幹も硬いため伐採するのも一苦労な樹木です。
数10mのケヤキが庭にあるのは確かにミスマッチだね!
街路樹や公園樹として使われるのがほとんどだからね‥
3.サクラ
日本の風情として代表的な樹木でピンクの花がとても美しい樹木です。
ただその美しい姿とは裏腹に非常に管理が難しい樹木になります。
まず放置するととても大きくなり、お庭のスペースを埋めてしまいます。
さらに害虫がつきやすい樹木であります。
代表的なのはアメリカシロヒトリというケムシで葉っぱを大群が食いつくし、木をダメにしてしまいます。
ポロポロ木からケムシが落下してきたりもするのでお庭にいたらいい気分はしないでしょう。
サクラ綺麗だけどケムシは嫌いだな!!
4.サルスベリ
サルスベリですが非常に丈夫な木で剪定にしてもぶつ切り剪定をしても切ったところから枝がどんどん出てくるように
枯らす方が難しい樹木です。
7月頃から長い期間ピンクや赤などの花をつけることで 百日紅 とも名付けられています。
一見庭木に良いのではと思われがちですが問題なのはその枝の伸び方です。
場所を問わず長い枝が多数出てくるため隣家に越境してしまったり、通るのに邪魔になったりと不具合が多くなります。
また、放置しておくとどんどん高くなって行く樹木でもあります。
また 名前に スベリ とつくことから受験や運気が滑ると通ずるため縁起が悪い木といわれています。
5.タイサンボク
公園などによく植栽される樹木で、大きな葉っぱと白い花が特徴です。
その事からごくたまに庭木に植栽されたりしているのですがあまりオススメしません。
理由はその成長力で放置しておくことで10メートルを超える高さになり手がつけられなくなります。
まとめ
ここまで庭木にオススメ出来ない樹木を解説していきました。
オススメしたい木は動画でまとめましたので、参考にしてください!
パート2はこちら↓