お世話になります。
最初植えたときには小さく可愛かった木もそのままにしておくとあっという間に大きくなり手がつけられなくなります。
そうなるとどうしても管理が億劫になり放置しがちになります。
今回は放置しすぎた木はどうなっていくのか?
解説していきたいと思います。
木を放置しすぎると…
1.枝葉が密集し風通しが悪くなる
まず切らずに放置した木はどうなるかですが枝葉が密集して隙間 空間がなくなり風通しが悪くなります。
目安としては幹が見えずに枝葉で埋もれていれば密集しているといえます。
木の内部にカメラを当ててみましたがこのように枝葉で何がなんだか分からなくなります。
風通しが悪くなることで次の事項に繋がってきます。
2.害虫が発生しやすくなる
前項の風通しが悪くなることにより害虫がの発生を助長します。
理由として枝葉が密集していることにより虫にとって隠れる場所が出来て人に見つかりにくいからだとされています。
例えばハチなどの危険生物が巣を作るのはまさにこういう空間で
見つけにくいため気付かず近くを通り被害に遭うというケースも多々あるのです。
危険なハチを一網打尽!↓
さらに蛾が卵を産み付けやすい環境でもあるため毛虫が大量に発生しやすくなります。(木によって)
人に無害な毛虫だとまだ良いのですがチャドクガのように被害をもたらすものもいるため注意が必要です。
ケムシの駆除に↓
3.近所に迷惑をかける
これは場所によってですが例えば隣家との境界付近に木があったとして
その木を放置している場合間違いなく伸びた枝が隣家の敷地をまたぎます。
人によっては伸びた枝が原因でトラブルになるケースもあるのです。
4.剪定が大変
枝葉を伸ばしすぎているということはその分枝葉が大きくなっているということです。
そうなると普通なら剪定ばさみで切れる枝もノコギリを使って切らなくてはならなくなります。間違いなく手間がかかり大変になります。
切った枝ゴミの量も莫大になってくるので労力がかかります。
5.犯罪を助長する
極論に近くなりますが泥棒や空き巣などは心理的にどちらの家に侵入しやすいでしょうか?
こまめに手入れされている家
木を放置しすぎて鬱蒼とした家
恐らく心理的には 鬱蒼 としたほうが侵入しやすいのではないかと思います。
外からよく見えるのと見づらいのでは周りから気づかれる度合いが変わってくるため
鬱蒼としている家のほうが分かりにくいのではないかと思います。
もちろんプライバシーの関係であまり外から覗かれたくなかったり見られたくない場所などもあるため全部キレイにするのも考えものの時がありますが
きちんと庭にまで手がかけられているということは周りを気にかけているとも捉えられますので犯罪を起こそうとしているものからしたら少しは抑制にはなるのかなと感じます。
管理方法
一番よいのはやはりこまめな剪定です。
4の項目で伸ばしすぎは剪定の手間になると言いましたがそうならないために2年に1回もしくは1年に1回は手入れをした方が良いでしょう。
こまめに剪定をしていけば徐々に枝が暴れなくなるため管理が楽になっていきます。
木の放置は様々な弊害を引き起こすのである程度木があるお庭をお持ちのかたはこまめな手入れをオススメします。
面倒な庭の手入れも↓