<知って得する!>ツルの除去 枯らしかた

お世話になります!

暑さが酷く雑草の伸びも旺盛ななか同時にツルの悩みも出てきますよね

むしろ雑草よりもツルの方が厄介かもしれません。

厄介なツル

ツルが厄介な理由として

1.引っ張っても中々取れない

2.柵などに絡み付く

3.樹木に絡み付く

4.どんどん伸びる

等々あります。

今回は各項目毎に解決策を考えてみましたので参考にしてみてください。

1.引っ張っても中々取れない

草などは種類によりますが引っ張ると抜けてしまうものが多いですがツルともなるとそうはいきません。

その理由として意外と茎が太くて強いということがあげられます。

実際に引っ張ってみるとわかりますが繊維が茎の内部に張り巡らされているような感じで粘り強く丈夫なのです。

こちらはツルの代表格フジツルになります

名前の通りフジの木のツルが蔓延っている状態で侵食力が凄くあっという間に樹木を包み込みます。

こちらがフジツルの茎です。下手なロープよりも丈夫です。

そのため除去するためにはハサミが必要不可欠です。

と言っても紙などを切るハサミは壊れますので必ず樹木用のハサミをご用意ください。ホームセンターなどで購入出来ます。

2.柵などに絡み付く

ツルの厄介なところ二つ目は柵などに絡み付くことです。

これがまた厄介で取り除くのは非常に手間です。

赤で囲まれた柵にツルが絡んでいるのがわかると思います。

これはクズツルといいますが大降りの葉っぱと強固な茎が特徴です。

茎の強さはフジツルをしのぐかもしれません。

さて巻き付いたツルですがこれもハサミで切るしかありません。

螺旋状に絡んでいるため各階層ごとにハサミを入れてとにかく切ってください。

そうすると徐々に剥がすことが出来るので剥がしていき根元までたどり着いたらしっかり切り取ってしまいましょう。

3.樹木に絡み付く

ツルの特性として樹木に絡み付くのも特徴です。

とにかく生育が旺盛なので放置しておくとどんどん樹木を埋め尽くします。

このようにツルが徐々に大きく広がっていくのでハサミで切って除去します。

切り方にもコツがあり、出来るだけ地面に近いところで切り取るのが良いです。

上だけツルを切り取っても結局またすぐにいっぱいになってしまいます。

根っこが残っている以上また伸びてくるのは避けられませんが伸びる速度を遅めることができます。

そのため樹木にツルが絡み始めたら根元で切るように意識します。

4.どんどん伸びる

前述でも示した通りツルの生育は非常に旺盛であっという間に伸びて来てしまうのが問題です。

このようにどんどん伸びるツルの抑制のためには

除草剤 の使用が必要不可欠です。

除草剤の使用

ハサミで切っても根っこが残っている限りまた伸びて来てしまうので除草剤を使い枯らしてしまおうという考えです。

直接ツルに除草剤を掛ける方法

根元に刷毛で塗る方法

とあるので説明していきます。

まず

直接ツルに掛ける方法

手間 ☆☆☆☆

効き目☆☆☆

この方法は柵などに絡んでいたり周りに植物等がない場合に用いれる方法です。

ツルに直接薬剤を散布すれば良いので手間がかからず比較的早めに枯らすことが出来ます。

使用する除草剤は根までよく枯らすことが出来る

ラウンドアップマックスロード 5.5L

がオススメです。

ある程度の期間で効き目は維持しますがまた伸びてくるので伸び始めの小さいときにこまめに散布して除去していきます。

根元に刷毛で塗る方法

手間 ☆

効き目 ☆☆☆☆☆

こちらは樹木や植物にツルが絡んでいるときに使える方法で

ツル以外の樹木にダメージを与えずツルを除去しようという方法です。

根元で切り取ったツルの残りに除草剤の原液を刷毛にとり残りのツルに塗ります。

こうすることでツルのみ除草剤を染み込ませることが出来るので他の樹木を守ることが出来ます。

原液で塗るため効き目は抜群で長い期間ツルを抑制出来るでしょう。

問題なのが手間です。

ツル一つ一つに塗らなくては行けないので時間と労力を使うこととなります。

こちらもラウンドアップなどが使いやすくオススメでしょう。

他の除草剤も見る↓


まとめ

ツルの除去 枯らしかたの方法として

ハサミで切って小さくして最終的に根元で切るようにする

柵に絡んでいるツルは巻き付いている階層ごとにハサミで切って剥がしていく

樹木に絡んでいるものは出来る限り地面に近いところで切る

除草剤を使って枯らす

一度ツルが出てくると手間ですが上記を意識して除去していくようにしてください。