<感動>庭師目線で見る 東京ディズニーランドの魅力

お世話になります。

先日は家族で東京ディズニーランドへプチ旅行に行ってきた訳ですが

アトラクションやパレードなどお馴染みの楽しみかたで堪能してきた訳です。

しかしただ純粋に楽しんでいるだけでは中々気づかない部分もあります。

庭師を生業としている私としてはどうしてもアトラクションやパレードよりも周りの景観や樹木などに目が行ってしまいます。

そこで庭師目線でディズニーランドを見てみた感動要素をまとめてみました。

場所による植栽配置や風景

ディズニーランドは園内で7つの街並みをイメージした場所がありますがその場所にあるアトラクションやイベントに合わせが木や花が配置されていたりと考えられているなと思いました。

例えば入り口入ってすぐにはディズニーランドのシンボル シンデレラ城があります。

シンデレラ城

シンデレラ城は華やかな印象を持たせるためか彩り鮮やかな花が植えられています。

皆 無意識ではあるも思いますがこれだけで映えますね。

トゥーンタウン

トゥーンタウンという場所

ディズニーアニメーションのキャラクター(トゥーン)たちが住む、とびっきりハッピーな街としていたずらな住民たちがしかけたゆかいな事件が巻き起こっているというコンセプトがあるようで遊び心やイタズラ心をくすぐるような風景を意識されています。

例えばこちらの樹木ですが円形の綺麗な形になっています。

この樹木はシマトネリコと呼ばれるものであまり円形には仕上げることがないので珍しいなと思っておりました。

シマトネリコは洋風なイメージの常緑樹で下のような形で仕上げるのが一般的です。

インターネットから引用

きっと遊び心やイタズラ心をイメージされて一般的にはあまりやらない形を取り入れたのかなと感じました。

ファンタジーランド

次に驚いたのが 美女と野獣のアトラクションがあるファンタジーランドですが、

新しいアトラクションというのはもちろんですがその後ろの背景に驚かされました。

こちらになりますが遠目から見ると本物かと思うほどの臨場感です。

良く見ると人工的に作られたものとわかるのですが良くここまでの迫力を出せるなと

アトラクションそっちのけで関心しきりでした。

正面にはお城があるんですが ファンタジー感を演出するための樹木配置がありました。

これはヒマラヤスギですがスギ系統の物で思い浮かべるものといえば 鬱蒼とした森 ではないでしょうか?

物語ではよく森などの場所が出てきますが少し薄暗く不気味なイメージでこれから何が起こるかドキドキ感を演出してくれます。

ファンタジーランドでもこれから何が起こるか?そんなイメージを持たせてくれるような樹木配置になっていました。

ウエスタンランド

ジャングルクルーズやリバー鉄道などのアトラクションが楽しめる場所ですがジャングルをイメージした植栽配置が楽しめます。

シュロの木やヤシ系統など南国イメージの樹木がほとんどで何より水をたくさん使っている印象です。

その他

ビッグサンダーマウンテンのウエスタンランドやスプラッシュマウンテンでお馴染みのクリッターカントリーは時間の都合上廻ることが出来ませんでした。

遠目から見た感じではどちらもレンガ調の作りになっていてグランドキャニオンのような広大なイメージを持ちました。

楽しむポイント違うとは重々承知していますがアトラクションの並ぶ時間の暇潰しに見てみると面白い発見があるかもしれません。(隠れミッキー見つかるかも)