お世話になっております。
年の瀬になりお手入れの頻度が増えて来てどこの植木屋さんも大忙しです。
あらゆるところで手入れをしているのを見ているとふと疑問に思うことがありませんか?
プロの仕上げ方と素人または少しかじったことのある方との違いはどこにあるのか?
やはり年明けは庭を綺麗にしたい方は多いですが頼むのであればプロの方が良いですよね?
ただ素人またはかじった方にはそれ相応の良いところもあるのでそれも解説していきます。
プロ
1.仕上がりが綺麗
2.作業が早い
3.掃除が綺麗
4.金額が高め
素人
1.金額が安価
2.仕上がりに不安あり
3.出来る木と出来ない木がある
4.作業は丁寧
プロ
1.仕上がりが綺麗
プロはいきなりなれません。誰しもが下積みを積んで仕事が出来るようになっていきます。
最初は親方に怒られ怒られ指導されながら成長していくのです。
そのため仕上がりのジャッジは非常にシビアで
出来るプロは仕上がりが非常に綺麗です。
そうでないと切らせてもらえませんからね。
2.作業が早い
作これも経験と訓練によりけりなのですが
作業が早いだけで雑な仕事をするのはプロ失格です。作業は早く丁寧に綺麗にすることが出来てプロです。
また作業を早くこなすことは理由があります。
大体庭師は1日何人でいくら
という風に金額を出すことが多く
かかった日数と人の数によって金額が変動していきます。
ということは早く作業が終えられたら金額が押さえられるということになります。
それではわざと遅く作業すればいいのではと思いますが
お客さんもそこまで鈍くありません。
それこそ早く丁寧な業者を探すことでしょう。
そのため早くかつ丁寧に出来る業者が求められているのです。
3.掃除が綺麗
庭師に求められるのは剪定や伐採の腕や木の知識など様々ですが
最後の掃除をキチンとこなせてこそプロです。
なぜなら掃除は一番大切といっても過言ではありません。
いくら剪定を完璧にこなし綺麗にしても最後の掃除が雑だと全てが汚く見えてしまいます。
それがわかっているからこそプロは隅々まで掃除を綺麗にして作業を終えます。
4.金額が高め
デメリットの部分になりますが一般的に植木屋さんは金額が高めという点があります。
大体ですが1人1日作業して¥15000
それに経費や枝ごみ処理代金を上乗せした金額を請求していくというのが主です。
これは地域差や会社によって出し方が違う場合があるので一概には言えません。
それが人が増えていくと金額がさらに倍になっていくため額面の金額は高くなりがちです。
素人
1.金額は安め
あまり素人という呼び方は失礼に値してしまうかもしれませんが違いがわかるように呼ばせていただきます。
本人たちはプロと自覚していない分金額は安めに設定していると思います。
代表的なところはシルバー人材センターのような組織です。
良くお客さんから聞くのはシルバーさんは安いよということです。
シルバー人材センターの金額の出し方は存じ上げませんが草むしりや様々な庭回りの事を安価にやってくれるという評判があります。
2.仕上がりに不安あり
これもお客さんから聞いた話なのですが安価な分少し仕上がりが物足りないという声もあります。
もっとこうしてほしいというところまで手が届かないというもどかしさもあるのがたまに傷です。
3.出来る木と出来ない木がある
これはどうしても木には高い木というものが存在してこなさなくてはならないのですが
木が高くなるにつれ危険度が増します。
素人といいますかあまり慣れてない方にはハードルが高かったり、シルバーさんで言えば高齢の方が多く、高い木はやらないというのがあるようです。
安全第一なのでその判断もアリです。
ですがお客様からしたら大きい木も含めて作業してほしい訳ですのでプロとは差が出てきてしまいます。
また、マツなどの木も切り方のセオリーを無視して切ったことにより形が今一になってしまったケースも多々あります。
4.作業が丁寧
上記のデメリットはありつつも作業は丁寧にしっかりやってくれます。
安く丁寧に作業してくれるのは非常に安心できるし、好感が持てると思います。
以上プロと素人の違いを解説していきましたが決してシルバーさんや他の業者さんを否定するわけではありません。
本職の植木屋さんと比べるとということですので
もちろんシルバーさんや他の業者さんにも良い点が多くあります。
むしろ高齢になり自然と携わり関わるというのは同業者として嬉しいことです。
要するに用途や重視する方向によって業者を選べばいいんだと思います。
庭をしっかり綺麗にしたいのであれば
プロの本職の植木屋さん。
出来るだけ安くてある程度綺麗になっていれば良いのであればシルバーさんなどの業者。
ご自身のライフスタイルにあわせて選ぶのが一番いいです。