<超貴重>ゴルフ場の芝張り替え

お世話になっております🙇

先日の仕事ですがゴルフ場の芝張りに行って参りました!もっと厳密に言うとゴルフ場のグリーンの傷んだ芝生の張り替え作業でした。

グリーンの芝張り替えなんて始めてのことなので非常にわくわくしました。

お気づきかと思いますがゴルフ場では場所によって芝生の種類が違います!

場所ごとの芝生の違い

1.フェアウェイ

普通のフェアウェイでの芝生は主に高麗芝のようなものが使われています。高麗芝は日本性のもので一般的な野芝に比べて芝生の密度がきめ細かい特徴があります。

インターネットから引用

こちらが野芝。公園などに主に使われます。

インターネットから引用

こちらが高麗芝です。こちらの方が野芝より決め細やかなのが特徴です。洋風のお庭などに使うことが多いです。

2.グリーン

次にグリーンですがフェアウェイの高麗芝よりももっと細かい姫高麗というものや洋芝のベントグラスという種類のものが使われています!

インターネットから引用

姫高麗芝になります。

一般的には姫高麗のほうが高麗芝よりも決め細やかという認識ですが生育環境によっては高麗芝のほうが細かくなる可能性もあるので大差ない❗と思っていただいて大丈夫です。

インターネットから引用

こちらがベントグラスです。

高麗芝よりも遥かに決め細やかなのが一目瞭然ですね。

まるで人工芝なんじゃないかと思わせるような細やかさと綺麗さです。

このベントグラスは洋芝で寒地型の芝生になります。

ちなみに日本の野芝、高麗芝などは暖地型芝になります。

暖地型芝 寒地型芝

暖地型芝生は冬に地上部が枯れて休眠するのが特徴です。
暖地型芝生の生育適温は25~30℃で、ノシバやコウライシバは15℃前後で生育が緩慢になり、10℃以下になると休眠し、地上部が枯れた状態になります。春になって温度が高まると、再び芽が出て緑色になります。暑さ、乾燥にも強いです。

一方で寒地型芝は、寒さに強く、冬でも青い芝生で、関東より北に向いています。寒地型芝はすべて西洋芝と呼ばれるもので、ベントグラス類、ブルーグラス類、フェスク類、ライグラス類などがあり、種により生育させます。摂氏5℃前後から生育を開始し、生育適温は15~20℃です。22℃以上の平均気温が2ヶ月以上続くと夏枯れを起こしやすくなりますが、0℃以下でも枯れることなく寒さには非常に強いのが特徴です。

施工

私たちはこのベントグラスをグリーンに張っていきます。

ホームセンターで売っているような正方形の束になっている芝生ではなくロール状で1mくらいあるものを張っていきます。

芝の根が砂多めなので形が崩れやすいため力を入れすぎてちぎれないようにしないといけません。

芝生の据え付けは木の板を使って真っ直ぐに調整するようにします。

気持ちは120%つめる(ぎゅうぎゅうに)つもりで
横同士はぎゅうぎゅうに押しこみ、
縦同士もぎゅうぎゅうに押しこみますが

押し込みすぎると端が盛り上がってしまうのでその部分を木の板で叩いて平らに調整します。


1枚から2枚張ったら真っ直ぐかどうか

目視して、ずれがあれば板で調整します。

完成

こんな風に仕上がります。

しっかり張れば1ヶ月くらいで
根付きます。

しっかり根付いて1ヶ月後には誰もがラウンドで使えるようになったら良いですね!